goo blog サービス終了のお知らせ 

茨城のスローフード

常総地域の食に関する情報。ホームページも見てね。

がりがりなますの記事

2008-01-03 18:16:53 | 茨城のスローフード
先の記事の「ふなのがりがりなます」のことをメモしておきます。名前の由来は、大根をガリガリとすりおろすところから来ているようです。「なます」は、「膾」と書きます。魚介類や野菜を細く、薄く刻んだものを、酢を基本にした調味料で、あえた料理のことで、正月に食べられる、大根と人参を使い、柚子で風味を付けた「紅白なます」がもっとポピュラーです。記事の要約を書きますと、『昔は、小鮒の身だけを薄切りにして、今は大型のフナを三枚に下ろしてから薄切りにしたものに、塩を振りかけて半日置く。ついで、酢を入れて半日しめる。大根おろし、酢じめの鮒の刻んだもの、酢みそを良く和えて完成。』。鮒の身が締まる冬場が旬。最近は、小骨を嫌って、蛸や鯉で作る家庭もあるという。この骨の問題は、ごさい漬と同じですね。水郷地域の「すずめ焼き」と並んで、数少ない鮒料理と言ったところでしょうか。鹿島たこや鹿島灘はまぐりも、鹿島地方の特産。こっちも掘り下げると何か出てくるかな。


コメント    この記事についてブログを書く
« ごさい漬け記事 | トップ | ジャイアントパンダ »

コメントを投稿

茨城のスローフード」カテゴリの最新記事