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テレビっ子のひとり突っ込み

『シンデレラはオンライン中!』 第12話 あらすじネタバレ感想

2021-05-29 00:00:10 | ┗ シンデレラはオンライン中!
                 
第12話 「初めてのプレゼント」
※あらすじに、けっこう意訳した解釈を追加しています。


シャオ・ナイに連れられてウェイウェイが着いた先は"致一(ジーイー)テクノ"。
「あなたの会社なの?」ウェイウェイが聞くと、うん、と言って入口の扉を開き「休日で誰もいない」
と言いながら自分のオフィスにウェイウェイを招き入れるシャオ・ナイ。
ここが図書館の代わりの自習室にということらしい。

ウェイウェイを応接用の椅子に座らせ
「俺は仕事する」
と言って自分のデスクで仕事を始めるシャオ・ナイ。

静まり返る室内。一応、本を開いてはいるが、(静かだと余計に集中できない。しかも2人きりなんて。)と落ち着かない様子のウェイウェイ。

そんなウェイウェイを知ってか知らずかシャオ・ナイは彼女を呼び、
「見てほしい」
とシャオ・ナイがデザインしたという制作中のスマホゲームキャラを自分のデスクのディスプレイに映し出す。
シャオ・ナイの席に座り、夢中になってゲームキャラを見始めるウェイウェイ。
そんなウェイウェイの様子を見て満足げに微笑み、水を入れてきたカップをウェイウェイに差し出す。
               
「ステキなゲームね」
とウェイウェイが感想を述べると
「キャラだけで?」
とシャオ・ナイが尋ねる。それに対し、
「キャラ設定でもいろいろと分かるわ。プレイヤーはほとんどが男性でしょ。だから女性キャラの衣装は露出度が高くなる。私が(倩女幽魂で)"女刀客"を選んだのはスキルだけじゃなく、衣装が控えめだったからよ。でもこのゲームは違う。女性キャラの衣装がまともだわ。ゲーム自体に自信があるからできることよ。変なところでプレイヤーのウケを狙ってない。」
と、熱弁するウェイウェイ。

「お褒めにあずかり光栄だ。」
シャオ・ナイの様子をみて、(ちょっと持ち上げすぎたけど気を良くしたみたい。)と思うウェイウェイ。
発売はまだ先なのか聞くと、年内に内部テストだという。つい、
「私も試したい。」
と口にするウェイウェイに
「それは・・・その時の2人の関係次第だ。」
と答えるシャオ・ナイ。
(ウェイウェイは意地悪だと思ってますが、けっこうここもドキドキしちゃう発言です。)

話題を変えて、元々の本題"女山賊"の動画の権利について話を切り出すウェイウェイ。
「風騰に動画の権利を譲る話、何が厄介なの?」
(そもそも会うきっかけになったのがこの話でしたね。)
「このスマホゲームで風騰と提携し、"新倩女幽魂"開発の足掛かりにしたい」
と、まだ社外秘の情報だと言ってウェイウェイに話すシャオ・ナイ。
じゃあ、動画の権利の話はあなたに任せた方がいいわね、とこの件をシャオ・ナイの言う仕事の話に利用できるんじゃないかと考え、シャオ・ナイに委ねようとするウェイウェイだが、ウェイウェイに任せると言って自分たちの分の謝礼もいらないと言うシャオ・ナイ。

色々考えながら何気なくシャオ・ナイを見つめていると、彼の使っているカップが、"倩女幽魂"の奈何(ないか)のキャラだと気づくウェイウェイ。自分のカップを見てみると、同じく"倩女幽魂"の蘆葦微微(ろい・びび)が使用しているキャラ、女刀客がプリントされている。驚くウェイウェイに
「君のだ」
と言うシャオ・ナイ。
"倩女幽魂"のキャラ20種類全部あるの?とウェイウェイが聞くと、
「俺はこの2つをもらってあとは愚公たちにあげた。」
と言ってのけるシャオ・ナイ。
いつか自分をここに呼ぶつもりでカップを用意してくれていたのかと思うウェイウェイ。

ふと、
「シャオ・ナイ」
と呼びかけるウェイウェイ。
「あの日、なぜ私だと分かったの?」
「シャオ・ナイ・・・」
初めて親し気に名前を呼ばれて嬉しそうにいたずらっぽく微笑み、3月にネットカフェでウェイウェイが誰かと対戦してた際に通りかかった話をするシャオ・ナイ。そんな前から自分を知っていたのかと驚きながら、「見事な手さばきだった」と褒められて気を良くしたウェイウェイは、自分が高校生の夏休みにゲーム漬けだったことと、1分間の操作量について話をし、
「いつか対戦しない?」
と持ち掛ける。それに対し、
「いいよ、その時は奥・・・お手柔らかに。」
とシャオ・ナイ。

(お手柔らかに、"奥さん")と言おうとしたのでは、と思うウェイウェイだが、考えすぎか、と思い直し、少し恥ずかしくなって「勉強しなきゃ」とごまかす。
(私を知ってたならなぜゲームでは黙ってたの?考古学の講義でも隣だった。)そういえば初めて食事した際に、考古学の受講の話になって「一度席が隣に」というと「知ってる」と言われたことがあったがこのことだったのかと次々と疑念が湧いて勉強に集中できないウェイウェイ。

「ウェイウェイ」

「見つめられてると、落ち着かない」

自分でも気づかないまま、シャオ・ナイを見つめていたウェイウェイ。慌てて英語の参考書を読むフリをする。

その頃、寮の部屋でバスケをしてじゃれあうシャオ・ナイの仲間たち3人。サッカー派のハオ・メイは仲間外れに・・・。
(このシーン、何のために必要?バスケの試合に何故ハオ・メイだけがいなかったかっていう回答シーンだろうか。次に出てくるウェイウェイのルームメイトのシーンとの対比かな?)

シャオ・ナイと食事をするウェイウェイ。(落ち着かなくて)勉強どころじゃなかったと反省しつつ、サラダの野菜をほおばるウェイウェイ。口に入れた野菜が大きすぎてフォークを持ったままの手を使って口に押し込む。ウェイウェイのお行儀の悪さに少し眉を顰めるシャオ・ナイだが、すぐにそれもまた可愛いなといった笑みを浮かべる。

そしてまた具合の悪いアルシー。胃腸炎の次は風邪だなんてとスースーに風邪薬を勧められ、ウェイウェイとシャオリンはデートだし、優しいのはあんただけだと「シングル同士、仲良くしよう」と言うアルシーだが、「実は男の子と一緒に勉強する約束なの」といってスースーまで出かけてしまう。

一人部屋に取り残されたアルシーは、「私にだって心の恋人がいるわ」と言ってゲームを始め、微光(=ツァオ・グァン)を呼び出す。歓天喜地(=アルシー)をウェイウェイだと勘違いしているツァオ・グァンは、ウェイウェイがシャオ・ナイと微光に二股をかけている軽い女であることを揶揄して何度も皮肉るが、何も知らないアルシーは、ただの好意と受け取り、ただただ微光との二人の時間を楽しむ。

そうしてゲームを終えたアルシーは、ちょうど帰ってきたウェイウェイにゲームの中の友人に何かプレゼントしたいと相談する。ちょうどシャオ・ナイたちにプレゼントを贈ることを考えていたウェイウェイは、アルシーもゲーム内で恋をしているのではと勘繰る。アルシーは必死にそれを否定する。自分は手作りのものをプレゼントしようと思っているというウェイウェイ。ゲームの中でアイテムを作って、名前も付けることができるのだと言う。「でも自分で作るのは手間がかかるから、時間がないなら別のものを考えるといいわ」とウェイウェイに言われるが、すっかりその気になっているアルシー。

シャオ・ナイに女山賊の動画についての一切を委ねられたウェイウェイは風騰の担当者リウとカフェで会う。
謝礼金として2万元(日本円だと30万円くらい?)でどうかと話すリウに対し、現金の代わりに最近ゲームに追加されたレア霊獣が欲しいと交渉するウェイウェイ。進化後のレア霊獣5匹が欲しいというウェイウェイに対し、それだと2万元を超えてしまうと渋るリウ。「ただのデータでしょ」と強気なウェイウェイに、それなら進化前のレア霊獣ではどうかと提案してくるリウ。交渉は最終的に、進化前のレア霊獣5匹と超レアアイテム天山白玉と九天業火を付けた形で合意となる。
リウが帰った後、交渉術がうまくいったことに一人ダブルピースをして喜ぶウェイウェイ。
                 
霊獣とアイテムが届くまで、たまたま一人だけログインしていたハオ・メイとチャットしながらハオ・メイの名前に関することでからかって遊んでいると、久しぶりに妮妮(にに)からメッセージが届く。冥界鬼婆っていう新しいボスを一緒に倒しに行こうとのお誘い。霊獣が届く時間を考慮し、8時過ぎならいいよと承諾するウェイウェイ。

そして、風騰との約束の8時。レア霊獣を受け取ったウェイウェイは、早速オンラインで繋がっていたハオ・メイに霊獣をプレゼント。とても素直に喜ぶハオ・メイ。
そして、そのお礼とでも言うかのようにシャオ・ナイが今日電話で告白されてたこと、そして相手がフラれていたことを報告するハオ・メイ。「三男が浮気しないように見張っておくよ」と。それを聞いてやや動揺しながらも、「告白されるくらい何でもないわ。私だって告白は日常茶飯事よ。」と言ってのけるウェイウェイ。そこに、シャオ・ナイが部屋に戻ってきたと報告を受けるウェイウェイ。ちょうど、"告白は日常茶飯事"と書いたときに後ろを通ったと。

動揺するウェイウェイは、焦ってゲームからログアウトしてしまう。
一息ついて気を取り直したウェイウェイは、よく考えたら悪いことをしてるわけじゃないから逃げる必要もないなと再ログイン。
「接続が切れた」
というウェイウェイの言い訳に思わず飲んでたお茶を吹き出すハオ・メイ。
「今日、電話で告白されたそうね」と言われ、ハオ・メイをにらむシャオ・ナイ。とばっちりを受けることを恐れたハオ・メイは、早々にログオフして逃げてしまう。
卒業パーティで琴の演奏を頼まれただけだというシャオ・ナイは
「俺は日常で告白されたことはない」
と言ってウェイウェイをさらに動揺させるが、シャオ・ナイが以前女子寮の下の道でラブレターを渡され、見事にスルーしていたことを思い出したウェイウェイは反撃に出る。しかし、
「チラシを渡されただけだ」
と嘯くシャオ・ナイ。そんなやり取りをしているうちに思わず
「その・・・量より質と言うからあなたには私がいれば十分よ」
と言ってしまうウェイウェイ。その言葉を読んでおもむろにノートPCのフタを閉じ席を立つシャオ・ナイ。

ウェイウェイは調子に乗りすぎたかなと自分がシャオ・ナイに書き込んだ言葉を後悔し、明日どんな顔で会えばいいのか、気まずいから彼が来る前に出かけてしまおうかと悩んでいると、部屋の電話が鳴る。
余所行きの声で電話を取ったウェイウェイだったが、相手がシャオ・ナイと知って、喉の奥で短い悲鳴を上げる。
ログアウトしたのかと聞くウェイウェイに、さっきのウェイウェイの嘘を逆手に取って「ネットの接続が不安定で切れた」というシャオ・ナイ。
またもや嘘と分かってからかわれたことに気まずい思いをするウェイウェイにすかさず
「ウェイウェイ。うれしかった。」
と一言告げるシャオ・ナイ。
すぐに"私がいれば十分よ"と言ったことに対する言葉だと思い当たるウェイウェイは気恥ずかしくなって、霊獣のことで話題を逸らす。
シャオ・ナイと自分のを同じ種類のつがいの虎の霊獣にしたから一緒に育てて交配させよう、最強の霊獣が生まれるかもと無邪気に話すウェイウェイにまたも
「その前に、雄虎の意向を確認する必要がある。」
と意地悪を言うシャオ・ナイ。今のところ雌は一匹だけだから気に入らないはずないと電話の向こうで怒るウェイウェイに、楽しそうに微笑むシャオ・ナイ。

そして、シャオ・ナイを妮妮(にに)との約束のボス戦に誘うウェイウェイ。
達人を誘ったよと妮妮(にに)に報告し、挨拶を交わすシャオ・ナイに、一笑奈何(いっしょうないか)が来てくれるのかと感激する妮妮(にに)。(ここ、ちょっとバスケの試合中にシャオ・ナイを紹介されたルームメイトたちの様子との対比かな。)
早速、残り2枠のメンバーをギルド内で募集する妮妮(にに)。
すると、秒速で真水無香からの応答。自分と小雨妖妖が参戦すると・・・。
(13話に続く)
                  


(12話感想)

12話は、シャオ・ナイとご対面してちょーっとだけクールダウンしたウェイウェイとの二人だけの交流が主な内容です。
ウェイウェイとの言葉遊びの中にドキっとするセリフがちりばめられています。
そして、なんとなく似た者同士で今後の展開を安心して見守れるベースを作ってる回、みたいな。

この回では、ハオ・メイとウェイウェイがオンライン上でチャットのやりとりをする場面が何気に好きです。
ハオ・メイがやたら素直だったり、強がって見せたり、それでいて女の子同士のような会話だったり。(そういうフラグなのかも。)

ちなみに、この回で出てくる風邪薬もスポンサーかな?中国ドラマでよく見かける気がする。
あと、日本ではあまり見かけない形のペットボトルのオレンジジュースも。


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