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テレビっ子のひとり突っ込み

シンデレラはオンライン中!

2021-10-22 18:58:30 | ┗ シンデレラはオンライン中!
各話あらすじ・感想(ネタバレ含む)記事リンク
※全30話あります。

2016年 中国

◆おススメ度
★★★★★

『シンデレラはオンライン中!』全体的な感想
第1話 シンデレラはゲームがお好き?
第2話 最強カップル誕生
第3話 ゴシップに大迷惑!
第4話 痛快なリベンジ
第5話 “カノジョ”は俺のもの!
第6話 以心伝心のハート
第7話 恋のときめき
第8話 突然のオフライン
第9話 傷ついた乙女心
第10話 「王子様の正体」
第11話 「憧れの公認カップル」
第12話 「初めてのプレゼント」
第13話 「王子様の神業」
第14話 「ナイショの計画」
第15話 犬猿コンビが大ゲンカ!
第16話 少しだけ遠距離恋愛
第17話 ハッカーは誰?
第18話 インターン生活始まる
第19話 「嫌がらせに負けるな!」
第20話 「寄り添う気持ち」

★キャスト
シャオ・ナイ/一笑奈何(いっしょうないか):ヤン・ヤン(楊洋)
ベイ・ウェイウェイ/蘆葦微微(ろい・びび):ジェン・シュアン(鄭爽)
ユー・バンシャン/愚公(ぐこう):ニウ・ジュンフォン
ハオ・メイ/莫扎他(ぼさった):ジェン・イェチョン
チウ・ヨンホウ/猿子酒(えんししゅ):ツイ・ハン
ツァオ・グァン/微光:バイ・ユー
ジェン・シャオシャン/真水無香:チャン・ホー
チャオ・アルシー/勧天喜地:マオ・シャオトン
KO:チャン・ビンビン


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『シンデレラはオンライン中!』 第13話 あらすじネタバレ感想

2021-10-20 23:56:54 | ┗ シンデレラはオンライン中!
       

2016年 中国

◆おススメ度
★★★★★

◆キャスト
シャオ・ナイ/一笑奈何(いっしょうないか):ヤン・ヤン(楊洋)
ベイ・ウェイウェイ/蘆葦微微(ろい・びび):ジェン・シュアン(鄭爽)
ユー・バンシャン/愚公(ぐこう):ニウ・ジュンフォン
ハオ・メイ/莫扎他(ぼさった):ジェン・イェチョン
チウ・ヨンホウ/猿子酒(えんししゅ):ツイ・ハン
ツァオ・グァン/微光:バイ・ユー
ジェン・シャオシャン/真水無香:チャン・ホー
チャオ・アルシー/勧天喜地:マオ・シャオトン
KO:チャン・ビンビン

かなーり時間が空いてしまいましたが、このドラマのレビュー、ちゃんと頑張って全話完結させようかと思います。
この他にもおススメ★5の全話あらすじ紹介したドラマがたくさんあるのに全然進められなくて・・・。
ということで、13話あらすじです。


第13話 「王子様の神業」

※あらすじに、けっこう意訳した解釈を追加しています。

微微(ウェイウェイ)のゲーム友達、妮妮(にに)からのお誘いで、シャオ・ナイ(一笑奈何)と一緒に冥界鬼婆を倒すクエストに参加することに。

妮妮(にに)は、シャオ・ナイ(一笑奈何)の指示で弓使いを含む二人の参戦をギルド内で呼びかける。
すると、真水無香から小雨妖妖と一緒に参加するとの即レスが・・・。

             

気まずいメンバーをマッチングしてしまったことに焦り、停電になってくれればいいのにと願いつつ、やめる言い訳に悩む妮妮(にに)と、メンバーを見て
しばし沈黙する4人。しかし、シャオ・ナイ(一笑奈何)の
「パーティーを組む」
との鶴の一声で、5人は冥界鬼婆クエへと旅立つ。

     

洞窟入り口付近から雑魚キャラたちが続々登場し4人は難なくクリア。(小雨妖妖だけみんなと離れて騒いでいる。)そしてボス戦へ突入。

冥界鬼婆はオネェな老婆?って感じの敵で、クエエストに失敗すると女のプレイヤーが死んだときには「死亡」と表示されるが、男のプレイヤーの場合は
「情夫になった」とアナウンスされ、それが酷く屈辱っていう設定らしい。

誰が指揮をするかで少し揉める5人。妮妮(にに)は気を利かせて「通常はレベルが一番高い人」というが、レベルは一笑奈何も真水無香も一緒。自分がやろう
と真水無香が言おうとすると、すかさずシャオ・ナイ(一笑奈何)が「お好きに。たいした難易度じゃない。」と一言。そうすることで、簡単だから指揮を
執ったと思われたくない真水無香が手を挙げられなくなってしまうっていう・・・。

空気を読んで、ここは微微(ウェイウェイ)が指揮を執ることに。

みんな一丸となってボス戦へ挑みます。しかし、すぐに攻撃されては回復を要求して足を引っ張ってばかりの小雨妖妖。そんな小雨妖妖に奈何は「離れてろ」
と。一斉に攻撃してくる冥界鬼婆と情夫たち。どっちから先に片づけるか微微(ウェイウェイ)が問うと「ボスからだ」と奈何。情夫の攻撃に手こずる妮妮(にに)が
「敵の数を減らす方が先でしょ?」と聞くが、奈何は「情夫たちを救えばボーナスになる。」と

元々プレイヤーだった情夫たちは、ボスを先に倒すことで解放されるっていう設定があるらしい。そして、より難易度の高い方の選択を採っても余裕だと
でも言いたげな奈何。
妮妮(にに)が情夫たちの相手をし、奈何と微微(ウェイウェイ)がボスを足止めしている間に微微(ウェイウェイ)は真水無香に離れた場所からボスへ弓での攻撃を
要求。真水無香がボスへの攻撃を開始すると、小雨妖妖が真水無香に向かって何か波動を送りそのせいで真水無香の放った矢が奈何の背中に当たってしまう。

奈何が真水無香からの攻撃によってボスへの攻撃の手を止めると、すかさず冥界鬼婆は一番弱い小雨妖妖へ攻撃し小雨妖妖はあっけなく死んでしまう。
それを見て一瞬(小雨妖妖を先に行き返らせるか)迷いながらもボスへ攻撃する真水無香。しかし、一瞬の迷いで隙が生じたせいか放った矢は簡単に冥界鬼婆
に跳ね返され、自分に返ってきた矢に当たって死んでしまう真水無香。

そろそろ弱ってきた冥界鬼婆。あと一撃で倒せそうだが、ここで大技を出して冥界鬼婆を倒してしまえば小雨妖妖と真水無香はクエストをクリアしたことに
ならなくなってしまうため一瞬ためらう微微(ウェイウェイ)。

しかし、奈何は迷わず小雨妖妖と真水無香を復活させ、その後間髪入れずに冥界鬼婆に大技を繰り出して撃沈させることに成功。

シャオ・ナイ(一笑奈何)のスゴ技に賞賛の嵐の妮妮(にに)。「小雨妖妖と真水無香を復活させて、その上ボスまで倒すなんて男気がある!」と。

けれども裏での微微(ウェイウェイ)とのなぜ彼らを助けたのかっていう会話は「その方が向こうは惨めだろう」と・・・。
(敵に回すととことん性格の悪いシャオ・ナイです。)
ちなみにこのボス戦、シャオ・ナイは仕事の電話をしながら片手間でやっていたとのこと。シャオ・ナイの策略と神業に感服の微微(ウェイウェイ)でした。


翌日、シャオ・ナイの会社では微微(ウェイウェイ)が来て使ったカップを目ざとく見つける愚公(ぐこう)。二つのカップをぶつけて二人のイチャイチャ感
を表現してニヤニヤ。(なんかこの場面好きです。)

(しきりと愚公(ぐこう)を引き抜こうとしていた)真億から連絡が来なくなったことを報告する愚公(ぐこう)。

それは、風騰のおかげだと話すシャオ・ナイ。新倩女幽魂の開発に風騰もかなり興味を示していて、絶対に開発権を勝ち取らなければならないし、それには
今以上のゲームエンジンが必要になるが、それを真億が準備することは無理だろうと。
(つまり、シャオ・ナイたちが頑張って今以上のゲームエンジンを用意することができれば倩女幽魂2の開発権を勝ち取れると。)
「当然、ウェイウェイも喜ばせられる」
としゃあしゃあと言ってのけちゃうシャオ・ナイ。

一方、真億テクノでも新倩女幽魂の開発権を絶対に手に入れろといった話がなされる。致一テクノも興味を示していると聞き、風騰の部長を買収するような
話まで出る始末・・・。そして、話は翌日行われる風騰主催の業界のパーティの話題に。(これが、シャオ・ナイが昨夜のゲーム終わりに行ってた出張のこと
だって言うのが分かります。)シャオ・ナイがパーティにでることを知ったイーランは・・・。


シャオ・ナイの出張当日。微微(ウェイウェイ)と朝から学食で朝食をとるシャオ・ナイ。(9時の飛行機に乗るっていうのに7時に学食にいて大丈夫かと心配
されてますが、そこまでして微微(ウェイウェイ)と一緒にいたいシャオ・ナイです。)
考古学の論文提出日で、シャオ教授(シャオ・ナイの父親)に提出した論文の出来が悪いと(シャオ・ナイの恋人として)印象が悪くなるんじゃないかと心配する
微微(ウェイウェイ)。

一方でシャオ・ナイに恋人ができて喜ぶシャオ教授夫妻は、その恋人微微(ウェイウェイ)の論文の出来もいいし字もきれいで女学生に厳しい学部主任も褒めてた
と、微微(ウェイウェイ)に好印象みたいです。


そして、風騰のある上海へ一人出張中のシャオ・ナイ。風騰との打ち合わせは上手く進み、3ヶ月で新倩女幽魂のデモ版を作成して提出することに。

そしてシャオ・ナイはそのままパーティへ出席。

大学の友人シャネルに言われてパーティでシャオ・ナイの方から声を掛けてもらうのを待とうとオシャレをするイーラン。イーランの身支度があまりに時間が
かかるので、真億テクノ社長の伯父はイーランをおいて先にパーティに出席。後から一人パーティ会場に行くことになったイーラン。

シャオ・ナイが風騰の開発部長に色々な人を紹介してもらい、いい感じに一巡りしたって感じのところにさっそうとモン・イーラン登場か、ってところで第13話
はオワリです。


(第13話 感想)

気まずいパーティを組んでしまったウェイウェイたちですが、なんとか無事に、というかシャオ・ナイが真水無香たちを打ちのめす形で幕引き。
(てか、会社のデスクでゲームしてるっぽい真水無香。ちゃんと仕事しろよ・・・。)
ただ、この辺でちょっとずつ小雨妖妖に真水無香が疑問を持ち始めたんじゃないかって感じの描写。真水無香も敵役ではありますが、まるっきりほんとに底意地
の悪い小雨妖妖側の人間て訳でもなさそうな・・・?

このドラマで出てくる風騰は「お昼12時のシンデレラ」に出てきた主人公たちの働く会社ですが、この回に登場したフォン・トン社長は残念ながらチャン・ハン
ではありません。(このドラマの微微(ウェイウェイ)やってるジェン・シュアンと映画の「LOVEo2o」でシャオ・ナイ役のジン・ボーランが主演の「皇后的男人
~紀元を超えた恋~」で、ジェン・シュアンの元カレ役やってた人な気がする。韓国版だとキム・ジヌがやってる役。)

第13話は前半ゲームでけっこうな時間を割くので、ドラマの撮影とかVFXの作りこみとかでは力を入れた部分かもしれませんが、私的にはもうちょい現実世界の
話を進めてほしいと思っているので、ちょっと全体的に内容の薄い回です。


そういえば、日本版の「シンデレラはオンライン中!」を今年の春くらいにやってた時にチラ見したんですが、シャオ・ナイに当たるキャストが瀬戸利樹!
瀬戸利樹ってどうなんですかね・・・。私がそれまでちゃんと彼だと認識して見たドラマは2本だけ。それも「深夜のダメ恋図鑑」と「偽装不倫」だったので、
もうおバカキャラのイメージが抜けない・・・。そんなところにシャオ・ナイの役だったのでめちゃめちゃがっかりして、チラ見しただけで終わってしまい
ました。

深夜ドラマ枠だったので仕方なかったのかもしれないけど、「のだめカンタービレ」の玉木宏くらいもうちょい適役な人にやって欲しかった・・・。


(ではでは14話に続きます。)
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『シンデレラはオンライン中!』 第12話 あらすじネタバレ感想

2021-05-29 00:00:10 | ┗ シンデレラはオンライン中!
                 
第12話 「初めてのプレゼント」
※あらすじに、けっこう意訳した解釈を追加しています。


シャオ・ナイに連れられてウェイウェイが着いた先は"致一(ジーイー)テクノ"。
「あなたの会社なの?」ウェイウェイが聞くと、うん、と言って入口の扉を開き「休日で誰もいない」
と言いながら自分のオフィスにウェイウェイを招き入れるシャオ・ナイ。
ここが図書館の代わりの自習室にということらしい。

ウェイウェイを応接用の椅子に座らせ
「俺は仕事する」
と言って自分のデスクで仕事を始めるシャオ・ナイ。

静まり返る室内。一応、本を開いてはいるが、(静かだと余計に集中できない。しかも2人きりなんて。)と落ち着かない様子のウェイウェイ。

そんなウェイウェイを知ってか知らずかシャオ・ナイは彼女を呼び、
「見てほしい」
とシャオ・ナイがデザインしたという制作中のスマホゲームキャラを自分のデスクのディスプレイに映し出す。
シャオ・ナイの席に座り、夢中になってゲームキャラを見始めるウェイウェイ。
そんなウェイウェイの様子を見て満足げに微笑み、水を入れてきたカップをウェイウェイに差し出す。
               
「ステキなゲームね」
とウェイウェイが感想を述べると
「キャラだけで?」
とシャオ・ナイが尋ねる。それに対し、
「キャラ設定でもいろいろと分かるわ。プレイヤーはほとんどが男性でしょ。だから女性キャラの衣装は露出度が高くなる。私が(倩女幽魂で)"女刀客"を選んだのはスキルだけじゃなく、衣装が控えめだったからよ。でもこのゲームは違う。女性キャラの衣装がまともだわ。ゲーム自体に自信があるからできることよ。変なところでプレイヤーのウケを狙ってない。」
と、熱弁するウェイウェイ。

「お褒めにあずかり光栄だ。」
シャオ・ナイの様子をみて、(ちょっと持ち上げすぎたけど気を良くしたみたい。)と思うウェイウェイ。
発売はまだ先なのか聞くと、年内に内部テストだという。つい、
「私も試したい。」
と口にするウェイウェイに
「それは・・・その時の2人の関係次第だ。」
と答えるシャオ・ナイ。
(ウェイウェイは意地悪だと思ってますが、けっこうここもドキドキしちゃう発言です。)

話題を変えて、元々の本題"女山賊"の動画の権利について話を切り出すウェイウェイ。
「風騰に動画の権利を譲る話、何が厄介なの?」
(そもそも会うきっかけになったのがこの話でしたね。)
「このスマホゲームで風騰と提携し、"新倩女幽魂"開発の足掛かりにしたい」
と、まだ社外秘の情報だと言ってウェイウェイに話すシャオ・ナイ。
じゃあ、動画の権利の話はあなたに任せた方がいいわね、とこの件をシャオ・ナイの言う仕事の話に利用できるんじゃないかと考え、シャオ・ナイに委ねようとするウェイウェイだが、ウェイウェイに任せると言って自分たちの分の謝礼もいらないと言うシャオ・ナイ。

色々考えながら何気なくシャオ・ナイを見つめていると、彼の使っているカップが、"倩女幽魂"の奈何(ないか)のキャラだと気づくウェイウェイ。自分のカップを見てみると、同じく"倩女幽魂"の蘆葦微微(ろい・びび)が使用しているキャラ、女刀客がプリントされている。驚くウェイウェイに
「君のだ」
と言うシャオ・ナイ。
"倩女幽魂"のキャラ20種類全部あるの?とウェイウェイが聞くと、
「俺はこの2つをもらってあとは愚公たちにあげた。」
と言ってのけるシャオ・ナイ。
いつか自分をここに呼ぶつもりでカップを用意してくれていたのかと思うウェイウェイ。

ふと、
「シャオ・ナイ」
と呼びかけるウェイウェイ。
「あの日、なぜ私だと分かったの?」
「シャオ・ナイ・・・」
初めて親し気に名前を呼ばれて嬉しそうにいたずらっぽく微笑み、3月にネットカフェでウェイウェイが誰かと対戦してた際に通りかかった話をするシャオ・ナイ。そんな前から自分を知っていたのかと驚きながら、「見事な手さばきだった」と褒められて気を良くしたウェイウェイは、自分が高校生の夏休みにゲーム漬けだったことと、1分間の操作量について話をし、
「いつか対戦しない?」
と持ち掛ける。それに対し、
「いいよ、その時は奥・・・お手柔らかに。」
とシャオ・ナイ。

(お手柔らかに、"奥さん")と言おうとしたのでは、と思うウェイウェイだが、考えすぎか、と思い直し、少し恥ずかしくなって「勉強しなきゃ」とごまかす。
(私を知ってたならなぜゲームでは黙ってたの?考古学の講義でも隣だった。)そういえば初めて食事した際に、考古学の受講の話になって「一度席が隣に」というと「知ってる」と言われたことがあったがこのことだったのかと次々と疑念が湧いて勉強に集中できないウェイウェイ。

「ウェイウェイ」

「見つめられてると、落ち着かない」

自分でも気づかないまま、シャオ・ナイを見つめていたウェイウェイ。慌てて英語の参考書を読むフリをする。

その頃、寮の部屋でバスケをしてじゃれあうシャオ・ナイの仲間たち3人。サッカー派のハオ・メイは仲間外れに・・・。
(このシーン、何のために必要?バスケの試合に何故ハオ・メイだけがいなかったかっていう回答シーンだろうか。次に出てくるウェイウェイのルームメイトのシーンとの対比かな?)

シャオ・ナイと食事をするウェイウェイ。(落ち着かなくて)勉強どころじゃなかったと反省しつつ、サラダの野菜をほおばるウェイウェイ。口に入れた野菜が大きすぎてフォークを持ったままの手を使って口に押し込む。ウェイウェイのお行儀の悪さに少し眉を顰めるシャオ・ナイだが、すぐにそれもまた可愛いなといった笑みを浮かべる。

そしてまた具合の悪いアルシー。胃腸炎の次は風邪だなんてとスースーに風邪薬を勧められ、ウェイウェイとシャオリンはデートだし、優しいのはあんただけだと「シングル同士、仲良くしよう」と言うアルシーだが、「実は男の子と一緒に勉強する約束なの」といってスースーまで出かけてしまう。

一人部屋に取り残されたアルシーは、「私にだって心の恋人がいるわ」と言ってゲームを始め、微光(=ツァオ・グァン)を呼び出す。歓天喜地(=アルシー)をウェイウェイだと勘違いしているツァオ・グァンは、ウェイウェイがシャオ・ナイと微光に二股をかけている軽い女であることを揶揄して何度も皮肉るが、何も知らないアルシーは、ただの好意と受け取り、ただただ微光との二人の時間を楽しむ。

そうしてゲームを終えたアルシーは、ちょうど帰ってきたウェイウェイにゲームの中の友人に何かプレゼントしたいと相談する。ちょうどシャオ・ナイたちにプレゼントを贈ることを考えていたウェイウェイは、アルシーもゲーム内で恋をしているのではと勘繰る。アルシーは必死にそれを否定する。自分は手作りのものをプレゼントしようと思っているというウェイウェイ。ゲームの中でアイテムを作って、名前も付けることができるのだと言う。「でも自分で作るのは手間がかかるから、時間がないなら別のものを考えるといいわ」とウェイウェイに言われるが、すっかりその気になっているアルシー。

シャオ・ナイに女山賊の動画についての一切を委ねられたウェイウェイは風騰の担当者リウとカフェで会う。
謝礼金として2万元(日本円だと30万円くらい?)でどうかと話すリウに対し、現金の代わりに最近ゲームに追加されたレア霊獣が欲しいと交渉するウェイウェイ。進化後のレア霊獣5匹が欲しいというウェイウェイに対し、それだと2万元を超えてしまうと渋るリウ。「ただのデータでしょ」と強気なウェイウェイに、それなら進化前のレア霊獣ではどうかと提案してくるリウ。交渉は最終的に、進化前のレア霊獣5匹と超レアアイテム天山白玉と九天業火を付けた形で合意となる。
リウが帰った後、交渉術がうまくいったことに一人ダブルピースをして喜ぶウェイウェイ。
                 
霊獣とアイテムが届くまで、たまたま一人だけログインしていたハオ・メイとチャットしながらハオ・メイの名前に関することでからかって遊んでいると、久しぶりに妮妮(にに)からメッセージが届く。冥界鬼婆っていう新しいボスを一緒に倒しに行こうとのお誘い。霊獣が届く時間を考慮し、8時過ぎならいいよと承諾するウェイウェイ。

そして、風騰との約束の8時。レア霊獣を受け取ったウェイウェイは、早速オンラインで繋がっていたハオ・メイに霊獣をプレゼント。とても素直に喜ぶハオ・メイ。
そして、そのお礼とでも言うかのようにシャオ・ナイが今日電話で告白されてたこと、そして相手がフラれていたことを報告するハオ・メイ。「三男が浮気しないように見張っておくよ」と。それを聞いてやや動揺しながらも、「告白されるくらい何でもないわ。私だって告白は日常茶飯事よ。」と言ってのけるウェイウェイ。そこに、シャオ・ナイが部屋に戻ってきたと報告を受けるウェイウェイ。ちょうど、"告白は日常茶飯事"と書いたときに後ろを通ったと。

動揺するウェイウェイは、焦ってゲームからログアウトしてしまう。
一息ついて気を取り直したウェイウェイは、よく考えたら悪いことをしてるわけじゃないから逃げる必要もないなと再ログイン。
「接続が切れた」
というウェイウェイの言い訳に思わず飲んでたお茶を吹き出すハオ・メイ。
「今日、電話で告白されたそうね」と言われ、ハオ・メイをにらむシャオ・ナイ。とばっちりを受けることを恐れたハオ・メイは、早々にログオフして逃げてしまう。
卒業パーティで琴の演奏を頼まれただけだというシャオ・ナイは
「俺は日常で告白されたことはない」
と言ってウェイウェイをさらに動揺させるが、シャオ・ナイが以前女子寮の下の道でラブレターを渡され、見事にスルーしていたことを思い出したウェイウェイは反撃に出る。しかし、
「チラシを渡されただけだ」
と嘯くシャオ・ナイ。そんなやり取りをしているうちに思わず
「その・・・量より質と言うからあなたには私がいれば十分よ」
と言ってしまうウェイウェイ。その言葉を読んでおもむろにノートPCのフタを閉じ席を立つシャオ・ナイ。

ウェイウェイは調子に乗りすぎたかなと自分がシャオ・ナイに書き込んだ言葉を後悔し、明日どんな顔で会えばいいのか、気まずいから彼が来る前に出かけてしまおうかと悩んでいると、部屋の電話が鳴る。
余所行きの声で電話を取ったウェイウェイだったが、相手がシャオ・ナイと知って、喉の奥で短い悲鳴を上げる。
ログアウトしたのかと聞くウェイウェイに、さっきのウェイウェイの嘘を逆手に取って「ネットの接続が不安定で切れた」というシャオ・ナイ。
またもや嘘と分かってからかわれたことに気まずい思いをするウェイウェイにすかさず
「ウェイウェイ。うれしかった。」
と一言告げるシャオ・ナイ。
すぐに"私がいれば十分よ"と言ったことに対する言葉だと思い当たるウェイウェイは気恥ずかしくなって、霊獣のことで話題を逸らす。
シャオ・ナイと自分のを同じ種類のつがいの虎の霊獣にしたから一緒に育てて交配させよう、最強の霊獣が生まれるかもと無邪気に話すウェイウェイにまたも
「その前に、雄虎の意向を確認する必要がある。」
と意地悪を言うシャオ・ナイ。今のところ雌は一匹だけだから気に入らないはずないと電話の向こうで怒るウェイウェイに、楽しそうに微笑むシャオ・ナイ。

そして、シャオ・ナイを妮妮(にに)との約束のボス戦に誘うウェイウェイ。
達人を誘ったよと妮妮(にに)に報告し、挨拶を交わすシャオ・ナイに、一笑奈何(いっしょうないか)が来てくれるのかと感激する妮妮(にに)。(ここ、ちょっとバスケの試合中にシャオ・ナイを紹介されたルームメイトたちの様子との対比かな。)
早速、残り2枠のメンバーをギルド内で募集する妮妮(にに)。
すると、秒速で真水無香からの応答。自分と小雨妖妖が参戦すると・・・。
(13話に続く)
                  


(12話感想)

12話は、シャオ・ナイとご対面してちょーっとだけクールダウンしたウェイウェイとの二人だけの交流が主な内容です。
ウェイウェイとの言葉遊びの中にドキっとするセリフがちりばめられています。
そして、なんとなく似た者同士で今後の展開を安心して見守れるベースを作ってる回、みたいな。

この回では、ハオ・メイとウェイウェイがオンライン上でチャットのやりとりをする場面が何気に好きです。
ハオ・メイがやたら素直だったり、強がって見せたり、それでいて女の子同士のような会話だったり。(そういうフラグなのかも。)

ちなみに、この回で出てくる風邪薬もスポンサーかな?中国ドラマでよく見かける気がする。
あと、日本ではあまり見かけない形のペットボトルのオレンジジュースも。


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『シンデレラはオンライン中!』 第11話 あらすじネタバレ感想

2021-05-07 21:15:40 | ┗ シンデレラはオンライン中!
           
第11話 「憧れの公認カップル」
※あらすじに、けっこう意訳した解釈を追加しています。


バスケの送別試合のゲーム中に、突然微微(ウェイウェイ)の隣に来たシャオ・ナイに驚くルームメイト3人。「席を詰めてくれるか?」とのシャオ・ナイからの問いかけに、驚きと緊張のまま席を詰めてシャオ・ナイの座る場所を空ける4人。
男神に話しかけられたことと、微微(ウェイウェイ)のすぐ横にいる男神シャオ・ナイに緊張し、背筋を伸ばしたまま固まってしまうルームメイトの3人。

微微(ウェイウェイ)の隣に座るシャオ・ナイを見て悔し気な表情を浮かべるモン・イーラン。

一方、シュートを決めて「よしっ!」っとガッツポーズをするバンシャン。ふと、観客席を見ると、シャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)の隣に座っている。
その後ろで相手チームからボールを奪い、パスしようとバンシャンを呼ぶヨンホウだが、呆然と立ちすくんで反応しないバンシャンのせいであっという間にボールを奪われる。「学部の花だ」というバンシャンの言葉に視線をシャオ・ナイい向けて驚くヨンホウ。そうこうしてる間に、相手にシュートを決められてしまう。

微微(ウェイウェイ)の周りの観客席では、微微(ウェイウェイ)と隣に座るシャオ・ナイの噂話で持ち切り。
本人たちに聞こえるのもおかまいなしに口々に好き勝手言うギャラリー。
気まずそうにときどきシャオ・ナイの様子をチラ見してうかがう微微(ウェイウェイ)と、雑音が全く耳に入らない様子で試合を見守るシャオ・ナイ。

怒りをにじませた様子で聞いているモン・イーランだったが、噂話はモン・イーランにまで派生。
モン・イーランも(試合を見に)来てるけど、シャオ・ナイ目当て?でも、ミス慶大になるより男神を落とす方がすごいよね。などなど。
耐えきれず、「あなたのせいよ、来なきゃよかった。」とナナに八つ当たりするモン・イーラン。(そりゃそうですよね。無責任に煽るから。。)
私もしらなかったと言い訳しつつ、もう帰ろうかと言うナナに、モン・イーランは「今帰ったら笑いものになる。」と言って唇をかみしめる。

そうこうしているうちに試合が進み、リードしていた情報学部が建築学科に追いつかれてしまう。
不安そうに「追いつかれた」と微微(ウェイウェイ)がシャオ・ナイに話しかけると、シャオ・ナイがぐっと顔を近づけ「奴らが試合に集中すればまた引き離せる」と。(自分が微微(ウェイウェイ)と一緒に座ってるのに気づいたバンシャン達がそのせいで集中力を欠いていることはお見通しみたいです。)
急にシャオ・ナイに顔を近づけられ、動揺を気づかれないようにそっと深く息を吐く微微(ウェイウェイ)。(緊張を解くための微微(ウェイウェイ)の癖ですかね。)

ビーっと笛の音が響き渡り、点差を見たアルシーが「たった2点差なの!」と思わず大きな声を出す。
ふと気づいた微微(ウェイウェイ)が「紹介忘れてた」と言い出し、シャオ・ナイに向かって「私のルームメイトなの」とアルシー、シャオリン、スースーを紹介する。
「よろしく」とシャオ・ナイに手を振られたアルシーたちは、返事も忘れて舞い上がった様子で固まってしまう。
それを見て微微(ウェイウェイ)は、(私の方がずっと冷静に見えるはず)と思い、少し余裕を取り戻す。

微微(ウェイウェイ)にルームメイトを紹介されたシャオ・ナイは「愚公(ぐこう)と猿子酒(えんししゅ)がいる。後で挨拶する?」と微微(ウェイウェイ)に問いかける。自分が蘆葦微微(ろい・びび)であることを二人がまだ知らないということを聞いた微微(ウェイウェイ)は、少しいたずらっぽく微笑むと「いく」と答える。

試合はぎりぎり2点差で情報学部が勝利。立ち上がって喜ぶアルシーたちに、「一緒に帰るから待ってて」と話しかけると、息もぴったりに一緒に席から立ち上がり、シャオ・ナイのチームメイトの方へ向かう微微(ウェイウェイ)とシャオ・ナイ。

その様子を見て堰を切ったように二人について、黄色い歓声にも似た声を上げながら「あの二人お似合いよね」「これでまた掲示板は大炎上よ」と話すアルシー、シャオリン、スースー。

ハイタッチしながら勝利を喜び合うチームメイトのそばに行く微微(ウェイウェイ)とシャオ・ナイ。
「おい三男、お前もついに・・・独身軍団から卒業か」
とからかわれながらも微微(ウェイウェイ)が挨拶する。
「初めまして、微微(ウェイウェイ)です。」
歓迎ムードで挨拶を返すシャオ・ナイのチームメイトたち。
           
微微(ウェイウェイ)はそれに少し照れながら、愚公(ぐこう)、猿子酒(えんししゅ)の二人に向かってもう一度自己紹介。
「私が蘆葦微微(ろい・びび)なんです。」
と。
またもや呆然とした顔をするバンシャンとヨンホウ。

「ハァ?いったいどうゆうことだ?」
と言われ、
「見たままだ」
と嬉しそうなのを隠しきれない様子を見せながらもクールに返すシャオ・ナイ。

蘆葦微微(ろい・びび)のことを知らない他のチーム・メイトたちは、シャオ・ナイが学部の花を落としたと沸き立ち、どっちが告白しただの、シャオ・ナイは試合中なのに観客席に行っただの、男神の名が泣くだの、好き勝手に話し、結局真相はどうなのと微微(ウェイウェイ)に詰め寄ると、訳知り顔で顔を見合わせてニヤニヤするバンシャン、ヨンホウ(とシャオリンの彼)。

そこで得意げに口を挟むバンシャン。
「俺は知っている。2人は前から"濃密"だった。」
それを聞いたまわりは少しざわつき、微微(ウェイウェイも)戸惑った顔を見せる。それにはおかまいなしにシャオ・ナイにむかって
「何だよ、図星だったか」
というバンシャン。シャオ・ナイはすぐさま訂正する。
「"親密"だ。」
笑いをこらえていたチーム・メイトたちが一斉にバンシャンの背中にツッコミを入れる。さらに一歩詰め寄られ
「その言葉、むやみに使うな。」
とシャオ・ナイに諭されてしまうバンシャン。

ちょっと変な空気になってしまうが、そこは持ち前のキャラで形勢立て直し、二人はラブラブだし、試合にも勝ったし、お前がオゴれよ、と打ち上げに行こうという話になる。今日の主役なんだからと微微(ウェイウェイ)も誘われるが、彼女は行けないと断るシャオ・ナイ。お前じゃねーよと、直接誘われる微微(ウェイウェイ)だが、ルームメイトを待たせていることを口実に断り、帰ろうとする微微(ウェイウェイ)。

それじゃ、といって去ろうとする微微(ウェイウェイ)の手首をすかさず握って振り向かせるシャオ・ナイ。
「何時に図書館へ?」と聞くシャオ・ナイに、ときめいた様子で「7時半よ」と答える。「明日、前で待ってる」というシャオ・ナイに恥ずかしそうにうなずいて帰ろうとする微微(ウェイウェイ)の腕を引いてさらに引き留め「ウェイウェイ、俺の席も頼む」というシャオ・ナイ。もう耐えられない、って感じで「分かった」と一言言ってはにかんだ笑顔で走り去っていく微微(ウェイウェイ)。

(ロッカールームを広く使いたいからか、シャワーの数が少ないからか)まだ体育館で着替えの順番待ちをしているシャオ・ナイたちのところに、息を切らしてハオ・メイがやってくる。
「あの子は?三男の彼女だよ。」
「遅いよ。もう帰った。」
とタオルを投げつけるバンシャン。(軽い失恋の八つ当たりも入ってる?)
「さっききいたばかりだぞ。」(って、他の人も、そして微微(ウェイウェイ)もだったりします。)
「三男、呼んできてよ。俺も見たい。」
と笑顔でお願いするも
「また今度な。」
と断られる。そして
「行こう、愚公のおごりだ。」
というシャオ・ナイ。

「何でだよ。今日はお前だろ。」
というバンシャンに、
「さっき彼女におごって金欠だ。」
と、なんだか今日イチの笑顔で答えるシャオ・ナイ。

「あ"ーーーー。ついに三男もバカップルの仲間入りか。先が思いやられる。」
と嘆く愚公君でした。

一方、シャオ・ナイに腕を掴まれた余韻でついニヤニヤしちゃいながら歩く微微(ウェイウェイ)と、一歩後ろを歩くアルシー、シャオリン、スースー。
ふと我に返った微微(ウェイウェイ)が立ち止まって振り向くと、待ってましたとばかりに微微(ウェイウェイ)を取り囲む3人。
微微(ウェイウェイ)は観念したように
「何でも聞いて」
口を開く。
「なぜ今まで隠してたの!」
と勢いよく肩を掴んで詰め寄るアルシーに
「隠してない」
「私も・・・知らなかった。」
と答える微微(ウェイウェイ)。
「よく言うわ。見たところ付き合って半年は経ってるわね。」
とスースー。
「半年?せいぜい30分よ。」
と微微(ウェイウェイ)は答えるが、全く信じてもらえず、「正直に述べよ」「どこまで行った?」「ファーストキスはいつ?」と畳みかけるように質問するルームメイトたち。正直に、シャオ・ナイ(奈何(ないか))との出会いから順を追って話す微微(ウェイウェイ)。
ようやく一笑奈何(いっしょうないか)がシャオ・ナイだと自分も今日知ったのだと出会ってからまだ2時間くらいだということをカミングアウトする。
「つまり、出会った瞬間に落とされたわけ?」
というシャオリンの問いかけに、まぁ、そうかなと答える微微(ウェイウェイ)に向かって一斉に両手の人差し指を下に向けたジェスチャー。(尻軽女を批判するジェスチャーなのかな?)

「『恋愛中みたい』って言ったでしょ。でも相手が男神だなんてビックリよ。彼もあなたの気持ちを知ってるの?」
と問いかけるシャオリンに、
「もちろんよ。ゲームの中でも彼に夢中だもの」
と得意げに答える微微(ウェイウェイ)に、呆れた様子の3人。

ふとスースーに「そういえばこの前言ってた自作動画は?」と聞かれ、肝心な話をし忘れたことに気づき(リアル男神の威力はすさまじいわね)と思いながら自分の首を絞める手つきで急に去っていく微微(ウェイウェイ)。
「人は恋するとあそこまでバカになるのね」
とさらに呆れた様子で見送るシャオリンたち。

打ち上げ会場に向かうシャオ・ナイたち。
微微(ウェイウェイ)にまだ会えていないハオ・メイは、シャオ・ナイにリアル彼女ができたことについて、ゲーム上の奥さんはどうなる?と蘆葦微微(ろい・びび)のことを心配する。その話を聞いて瞬時にいたずら心が芽生えたバンシャンは、ヨンホウに目配せしてハオ・メイに調子を合わせ「三男はクズだ。二股かけるなんて。」というと、ハオ・メイは「俺が義姉さんのために三男と話をつけてやる」と言って前を歩いているシャオ・ナイのところに勢い込んで苦言を呈しに行く。

「リアルで学部の花を彼女にできたことは兄弟として嬉しい。だけど・・・義姉さんのことは?どうするつもりだ」
とシャオ・ナイに問い詰めるハオ・メイ。
ハオ・メイの後ろから二人でシャオ・ナイに"ナイショ"のジェスチャーをしてみせながら
「義姉さんか彼女かどっちか選べ」
と同調したような発言をするヨンホウ。
シャオ・ナイは少し考え込むそぶりをしながら
「2人とも必要だ」
と顔色一つ変えずに答えるシャオ・ナイに
「お前はクズだ!」
と怒って言い放つハオ・メイ。それを聞いて二人で喜ぶヨンホウとバンシャン。
「何がおかしい?俺が間違ってるか。」
と聞くハオ・メイに
「何も間違ってない。三男は純度100%のクズだ」
と笑いながら答えるバンシャン。
そこでようやく微微(ウェイウェイ)と蘆葦微微(ろい・びび)が同一人物か?ということに思い当たるハオ・メイ君でした。

打ち上げの場で、チームメイトたちの話題の中心はまたもシャオ・ナイとウェイウェイについて。学部の花を秒殺でモノにしたと、どんな手を使ったんだと羨ましがるチームメイトたち。
「これも才能だろう」
と、涼し気に応えるシャオ・ナイ。と、そこで1つ分かったと言って立ち上がって話し出すバンシャン。
「三男と外出した時学部の花に会ったんだ。俺が"これは縁かも"と言ったらこいつは"縁があったところでお前には関係ない"」
(この話をするとこもけっこう好きなシーンです。過去の会話は事故るちょっと前の会話ですね。)

話は、ウェイウェイが準ミス慶大だっていうことになり、モン・イーランとは接戦だったのになぜ1位ではなかったかの話に。そこで、シャオリンから話を聞いているダーチョンが話し出す。まず、ウェイウェイの写真は盗撮されたもので映りが悪かったこと、そして、清純さに欠けると言われたということ。
それを聞いて少し顔色を変えるシャオ・ナイ。
「どういうことだ」
噂話に疎いシャオ・ナイにバンシャンが美女ランキングの掲示板の存在を教える。
その中の一つ、危険指数ランキングではウェイウェイがNo.1だと。
厳しい顔つきでハオ・メイに「PCを貸せ」というと、PCを使ってなにか操作をするシャオ・ナイ。
なにやってんだ?まさか投票じゃないよな?とからかうチームメイトたちの言葉に反応して、バンシャンが確認すると、さっきまであったはずの掲示板が軒並み消えている・・・。
「デタラメなランキングだ。残してどうする。」
というシャオ・ナイ。(ハッキングして削除しちゃったんですね・・・。)

一方、歓天喜地がアルシーだとも知らずにゲームの中でウェイウェイと伴侶になれたと思っているツァオ・グァン。ショップで女性用のバッグやアクセサリーを吟味。
ショップ店員に「彼女への贈り物で?」と聞かれ「ええ。見せてもらえます?」と答えているツァオ・グァン。

プレゼントを買ってウキウキで帰るツァオ・グァンに、新聞部の友人がやってきて並んでバスケの試合を観戦するウェイウェイとシャオ・ナイの画像が載った掲示板を見せる。
二人がデキてると聞いて憤り、友人を付き合わせてヤケ酒をあおるツァオ・グァン。
そこに、モン・イーランの機嫌を損ねて彼女のための買い物に来たナナが通りがかる。面白い話が聞けるかもという感じで近くの席に座ったナナは、酔っぱらったツァオ・グァンの盗撮を始める。

「あんなにも軽い女だとは夢にも思わなかった。」「ゲームではペアなのに、現実はシャオ・ナイを選んだ。ゲームなら人の気持ちを弄んでいいのか。勘違いしてたよ。外見は派手でもいい子だと。結局、見た目通りだった。」「彼女を侮ってたよ。あんなに芝居上手だとは思わなかった。」
立て続けにウェイウェイ批判をするツァオ・グァンに、友人も同調する。
「だよな。ゲームではあんなにお前にべったりなのに、現実ではシャオ・ナイをつかまえた。」
ゲーム上で芝居を続け、ウェイウェイを公開させてやらんとばかりに友人の前で宣言するツァオ・グァン。
そして、いい画が撮れたとばかりに満足げに席を立ち去るナナ。

シャオ・ナイたちの打ち上げも終わりに近づき、シャオ・ナイたち4人を残して他のチームメイトは退場。
(「さよならー。See you tomorrow」って、ハオ・メイの言葉にちょっと日本語も入っててびっくり。)

トイレに行くと立ち上がったハオ・メイは、トイレ帰りに学食の盛り付け係の男を見つけ笑顔で話しかける。料理が上手だよねと他愛のない話をしながら「最近よく学食にも行っているよ」と話すと「知ってる」と返され、何も考えずに「知ってる?もしかして、俺のことも?」と返すハオ・メイに、男は何も答えられなくなり、ちょっと変な空気に。学食の野菜炒めが薄味だというハオ・メイに、それは担当が違うと話、自分の学食での担当についてメモを書いてハオ・メイに渡す男。それに気を良くし、「連絡先教えてよ」と気安く聞いちゃうハオ・メイでだったが「俺はただの料理人だから」と断られてしまう。それに対し、めげずに「待って。俺もただのプログラマーだから。」と無邪気に言って食い下がるハオ・メイ。


ウェイウェイたちの女子寮の部屋。シャオ・ナイとの今日の出来事を反芻してなかなか眠れないウェイウェイ。
そこに、お腹を壊してトイレに走るアルシー。ひどい下痢だというアルシーに、心配してタクシーを呼んで病院に連れていくウェイウェイたち。
結局アルシーは入院となり、付き添う3人。
朝になり、昨日のおやつが男神からの差し入れが男神からのかどうか聞くアルシー。そうだとウェイウェイが答えると「神様の食べ物には要注意ね。凡人には消化できない。」とアルシー。本当はスースーのダイエット茶を飲んだせいでしょ、彼のせいにするなとウェイウェイ。図星を疲れたアルシーはウェイウェイのご機嫌を取るためか
「本当に美人ね。男神が惚れるはずだわ」
というアルシー。ウェイウェイはアルシーに白湯を差し出しながら
「違うわ。彼は私の内面に惚れたのよ」
と答えるが、それを聞いてむせてしまうアルシー。

ウェイウェイが時間を気にするとすでに7時。シャオ・ナイに連絡しなくてはと、アルシーのスマホを借りて病室を出ようとすると、病室の入り口にシャオ・ナイが。驚くウェイウェイとアルシー。

シャオ・ナイに車で寮まで送ってもらう4人。
ウェイウェイはシャオ・ナイの助手席に乗りながら、アルシーとの会話が聞かれて(早速ナルシストがバレちゃった?ただの冗談なのに。どうしよう?反応を待つ?)と気にする。
シャオ・ナイは、シャオリンの彼ダーチョンがシャオリンと今朝電話しているところに来て事情を知り、迎えに来てくれたらしい。

後部座席に座る3人は好き勝手に会話を始める。
「男神を迎えに来させるなんてよくない。」
とアルシーがいうと、
「いいじゃない、身内なんだから」
とスースー。それを聞いたウェイウェイは、(身内ですって?なれなれしいわよ。)とやきもきする。
アルシーは続けて
「でも男神の車よ。私たち凡人には・・・」
と言ったところで、今朝の会話を思い出したウェイウェイはアルシーに先を続けさせまいととっさに
「スースーの言うとおり、もう身内よ」
と言ってしまう。それを聞いて思わず笑ってしまう3人。

そんな様子を見てウェイウェイにやさしく微笑みかけ
「朝食まだだろ?何か食べよう」
と言うシャオ・ナイ。
(優しいわ。助け舟を出してくれた)と嬉しくなるウェイウェイ。
「これ以上迷惑かけられません」
とシャオリンが遠慮すると
「身内だろ。遠慮しないで。」
とさらりとさっきの会話を受けて答えるシャオ・ナイ。
                 
女子寮の前につき、男神の車からさっと降りた後部座席の3人は、ごちそうさまでしたと挨拶すると、シャオ・ナイにドアを開けてもらうウェイウェイに自分たちは先にいくから先輩にお礼して「3分間ね」と言い残し、先に行ってしまう。

残されたウェイウェイに向き直って
「準備したら」
というシャオ・ナイ。
「何の準備?」
「3分間、お礼をするんだろ?」
「冗談よ。真に受けたの?」
「そうか。すっかり本気にした」
と残念そうなシャオ・ナイに、それじゃ、私も行くわねと恥ずかしそうに走って立ち去るウェイウェイ。

アルシーはすっかり元気になって、ネットショッピングなんかしちゃってて、昨日アルシーのとなりの空いてたベッドで寝ていたシャオリン、スースーも元気。
アルシーの横で椅子に座って看病してたウェイウェイだけ疲れたって感じでベッドにもぐりこんで寝ている。
と、なにやらゴハンを買ってきたシャオリンとスースー。美味しそうな匂いがすると言って起きだすウェイウェイ。(昼ご飯かと思いきや、10時らしい。朝ごはんも食べたのによく食べるなーって思ってたけど、みんなシャオ・ナイに緊張して朝食がほとんど喉を通らなかったってことか。)

10時からのタイムセールまでの時間つぶしに校内のゴシップ記事を見ていたアルシーが、「あれ?ミス慶大のランキングが消えてる。」と言うが「みんなゴシップが好きね。あなたも」と言って、興味のない様子。(シャオ・ナイが昨日ウェイウェイのランキングに怒って消しちゃったんだけどねー)

タイムセールが始まり、みんなアルシーの周りに集まる。ウェイウェイが一人ゴハンを食べようとしていると部屋の電話が鳴る。
それは、シャオ・ナイからのお誘いの電話だった。

外に出ると、シャオ・ナイがまた自転車でお出迎え。自然な手つきでウェイウェイの鞄を受け取り自転車のかごに入れると、ウェイウェイを後ろに乗せて走り出す。もう見られても平気ねと思いながら遠慮がちにシャオ・ナイの腰につかまっているウェイウェイ。

(12話へ続く)









(第11話 感想)

11話もめっちゃ好きな回で思い入れが強いのか長くなってしまいました・・・。
この回の冒頭も、10話をそのまま引きずって(きゃー)って感じが止まらない。
10話は二人の出会い、で11話は友人たちへのお披露目の回、って感じで。

特に、愚公絡みのシーン。
バスケしながらふとシャオ・ナイと微微(ウェイウェイ)に気付いて、(シャオ・ナイのデートの相手は)学部の花だった・・・と試合中なのに呆然としちゃうするシーン。第8話の車の中で、「縁があるかも・・」って言ってたの、けっこう本気だった?

そして、微微(ウェイウェイ)が、「私が蘆葦微微(ろい・びび)です。」ってカミングアウトして愚公がびっくりしてボールをぽとりと落とすシーン。ここのシーンだけめっちゃ好きで、30回くらい繰り返し見ちゃってます。

そんな前からシャオ・ナイは二人の仲を温めていたのかとショックを受けつつも、「2人は前から"濃密"だった。」って言うとこ・
これ、中国語分かんないんだけど実際なんて言ってるんでしょうね。濃密だと体の関係含めた親しさの表現、親密だとピュアな関係の親しさの表現って感じですが、中国語では全く違う言葉だとしたら、翻訳してる人けっこうここだけはすごいなーと。

それから、シャオ・ナイがおごれってみんなに言われてたのにちゃんと了解しないし、ウェイウェイのことも「彼女は行かない」ってなんで勝手に断るんだろうと思ってたら、
「さっき彼女におごって金欠だ。」
って。このやりとりも好きなシーン。この時のシャオ・ナイの笑顔がめっちゃいい。で、その後の愚公のハァーやれやれ、って感じのセリフ言うところも好き。

ちょっと疑問なのは、シャオ・ナイがチームメイトの前から立ち去ろうとするウェイウェイの手を掴んで明日の時間を聞くシーン。
時間聞いて、その時間に図書館の前で待ってるなら、微微(ウェイウェイ)がわざわざ席取らなくてもシャオ・ナイと一緒に入館すればよくない?って思っちゃうのは私だけ?それとも、図書館の開館と共に一回図書館に行って席を取ってから朝ごはんとか済ませて7時半から自習開始ってことなのかな?

そして、ウェイウェイが友人たちにいつから付き合ってるのと問いただされるところ。
「半年?せいぜい30分よ。」
って答えるんだけど、どゆこと?
シャオ・ナイと会ってからゴハンも食べて試合もやってるし、到底30分ではきかないし、シャオ・ナイにさらっと「そういう関係だろ?」って言われて自転車の後ろに乗ったってことがそれを受け入れたってことなら、でもやっぱり試合時間30分以上あると思うし・・・。

そもそもバスケの試合って、どのくらいかかるの?と思って調べてみた。
まず、試合は第1クォーターから第4クォーターまであって、1クォーター10分で、第2クォーターの後に10分くらいのハーフタイムと各クォーター間に短いインターバルがあるらしい。(クォーターといいつつ15分じゃないのか。1試合を4分割ってことか?)なので、1試合やったら少なくとも1時間はかかると思うんだけど、いったいいつから換算して30分なんだろう?

シャオ・ナイは、第2クォーター終わって試合抜けて、第3クォーター始まってから微微(ウェイウェイ)のとこに来たから30分てことは、シャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)の隣に座ってからの時間かも。てか、微微(ウェイウェイ)の中でその瞬間で線引きされたの?
まー、注目されるのが嫌いな微微(ウェイウェイ)的に、自分とシャオ・ナイの中がある意味実質的に公言されたような瞬間だったからなのか?

あと、ツァオ・グァンがウェイウェイとシャオ・ナイが付き合いだしたっぽいことを聞いて怒るシーン。
これは、ツァオ・グァンがゲーム初心者なせいで、ゲーム上のパートナーとリアルのパートナーを混同しちゃってるからそんなに怒るの?
確かに、奈何(ないか)みたいにグイグイきて王子様発言連発しといてリアルでは別に彼女が、っていうんだったらハオ・メイのように複雑な気持ちにはなるかも知れないけど。真水無香の伴侶だった頃のウェイウェイだとしたら、どっちみちリアル彼氏ができる可能性はあったのでは?ゲームキャラの微光がツァオ・グァンだと知っててプレイしてるならまた別だろうけど。

ツァオ・グァンの友人のこの発言。「ゲームではあんなにお前にべったりなのに、現実ではシャオ・ナイをつかまえた。」っていうやつ。これ、全部間違いです。ツァオ・グァンが同じ授業に出てる女子を使ってコッソリ手に入れたIDがそもそもウェイウェイのものでもなければ、ゲームでも現実でも、シャオ・ナイの策略にハマってつかまっちゃったのはウェイウェイの方だしね・・・。

シャオ・ナイたちの打ち上げも終わりに近づき、シャオ・ナイたち4人を残して他のチームメイトは退場し、酔った愚公が事故の時にシャオ・ナイが自分を庇ってくれたことについて、「命の恩人だ」と改めて話す場面があるのですが、ここ、なんでこの場面でこの話をするのかなってずっと思ってて、でも今回改めて見返すと、どうも試合中にシャオ・ナイの彼女がウェイウェイだと気づいた時からちょっとおかしい。(なので、思ったことを勝手に行間読んであらすじに書いちゃいましたが。)
ウェイウェイが蘆葦微微(ろい・びび)だとカミングアウトする時も、遅れてきたハオ・メイにタオルを投げつけるとことか、飲み会初めに学部の花とのエピソードについて"縁があったところでお前には関係ない"と言われた発言するとこも。
やっぱ愚公ってば学部の花がけっこうほんとに気になってたんでしょう。その流れで急な「命の恩人」発言は、失恋したけど相手がお前だったら仕方ない、っていう完敗宣言なのかも?

このシンデレラ3部作と呼ばれてるグーマン原作のドラマに必ず出てくる"RIO"っていうお酒が気になってしょうがない。パステルカラーで色んな色があってきれいだしたくさん並べると可愛いんだけど、不自然で仕方ない。ビールとか一切出てこないってとこが。やっぱ、スポンサーなのかな。

そういう訳で、11話は以上です。

シンデレラはオンライン中! 第12話 あらすじネタバレ感想へ
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『シンデレラはオンライン中』 第10話 あらすじネタバレ感想

2021-04-26 02:05:42 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第10話 「王子様の正体」
※あらすじに、けっこう意訳した解釈を追加しています。

リアル奈何(ないか)に会うために服を買いに来た微微(ウェイウェイ)。試着室から出てきた微微(ウェイウェイ)に、思わず見とれてしまうアルシーたち。
胸の谷間が強調されちゃう赤いワンピースにちょっとためらい、「もう少し清楚でお嬢様っぽい服を」とリクエストを出す微微(ウェイウェイ)。
結局、シャオリンが選んでくれたテロテロ素材の白い長そでブラウスに、淡い水色の花柄スカートに決めた微微(ウェイウェイ)。

なぜ急に今日新しい服を買うのか追求され、
「明日、大切な面接があるの。」
とごまかすも、一生を左右する大切な面接だからウソではない、と心の中で言い訳をする。

ハイヒールを履くと身長が175cmを超えてしまうことを気にして、ペタンコサンダルをチョイスする微微(ウェイウェイ)。
面接官より背が高くなると困るの?と聞かれるが「正解」と答えて意に介さない。(奈何(ないか)の背が低かったら困ると思う微微(ウェイウェイ)ですが、この時点で奈何(ないか)の容姿がどうであれ、とにかく自分を気に入ってもらうことを最優先にしていて、いつも内面重視だって言ってるのは伊達じゃないみたいです。)

そして翌日、前日に買った服を着て英検に臨む微微(ウェイウェイ)。(なんだかんだいいつつ、みんなオシャレしていて、その中でもワンピース着てるスースーが可愛い。)
英検を受けていても、奈何(ないか)のことばかりが気になってしまう微微(ウェイウェイ)は、早めに試験を終えて11時10分には答案用紙を提出して試験会場を後にする。スキップしだしちゃうんじゃないかってくらいウキウキして、奈何(ないか)の携帯番号を書いた紙を握りしめて待ち合わせ場所に向かう。

11時半。待ち合わせ場所にそれらしき人はいない。微微(ウェイウェイ)は、橋の下にいるシャオ・ナイを見つける。

この光景、前にもどこかで・・・

シャオ・ナイを待たせる人もいるんだと感心しながらも、シャオ・ナイがこっちを見てるのが気になり、同じ情報学部として挨拶をするべきか迷う微微(ウェイウェイ)。アタックしてると勘違いされないか心配しながらも、微微(ウェイウェイ)は橋の袂まで降りて「シャオ先輩、偶然ですね」とシャオ・ナイに挨拶する。しかし何も反応なし。
あー、やっぱ言うんじゃなかったと後悔していると、自分を無視したと思っていたシャオ・ナイがすれ違いざまに、
「偶然じゃない。君を待ってた。」
と一言。

驚き振り返り、シャオ・ナイと見つめ合う。
「私を・・・?」
(驚きしばらく放心)
「(えっ!もしかして)奈何(ないか)?」の問いかけに、
「そうだ」と返事をするシャオ・ナイ。

驚き後ずさる微微(ウェイウェイ)。動揺しながらもハイヒールじゃなくてほんとよかった、と思う。
奈何(ないか)とシャオ・ナイがまさか同じ人物だったなんて!
そんな微微(ウェイウェイ)に
「検定早かったな。また、待たせるかと。」
とマイペースに声をかけるシャオ・ナイ。(まぁ、この言葉も、自分がほんとに奈何(ないか)だってことを証明するために奈何(ないか)しか知らない話をしてるのかもですが。)
そこで、それが決勝戦のことを言っていると分かり、ほんとに奈何(ないか)なんだなと納得する微微(ウェイウェイ)。
「じゃあ食事に行こう」
とシャオ・ナイに言われついていことするも、やっぱりまだちょっと信じられない微微(ウェイウェイ)は、「まさか別の奈何(ないか)が現れたりしないわよね」と思わずあたりを見回してしまう。シャオ・ナイが奈何(ないか)だなんて現実味がない、と。

魚料理のお店で食事をすることになった二人。店主が魚を丸ごと煮込んだ大きな器のスープを持ってくると、右手で親指を立て、その親指を2度折り曲げる動作で店主にお礼を伝えるシャオ・ナイ。
微微(ウェイウェイ)にスープを取り分けてあげながら、
「店主は言葉が不自由だが、料理は抜群だ」
と話す。

子供の頃、ここか学食が食事をする場所だったとか、スープが薬膳スープだっていう話になり、事故に遭って父がここの魚の頭を自分に半月食べさせたとか、話がそれとなく父親が大学の教授だっていう方向に進むとそれに答えるように
「教授の授業は私も履修しています」
と微微(ウェイウェイ)。
眠くない?というシャオ・ナイに、授業は少し専門的だけど考古学に関する話しは面白いとフォローするも、
「面白くはないだろ、俺も履修していた」
とシャオ・ナイに言われてしまう。
俺も履修していた、っていう言葉で思い出したのか、
「一度、先輩と席が隣に」
と微微(ウェイウェイ)が話すと、
「知ってる」
と何食わぬ顔で答えるシャオ・ナイ。(ですよねー。わざわざ微微(ウェイウェイ)の履修スケジュール調べて、わざと隣に座ったんだし。)
そんな回答に裏があったことなど疑いもせず、男神は凡人なんて気にも留めないハズなのに、なぜ私のことなんて憶えてるんだろうとそっちの意味で訝しむ微微(ウェイウェイ)。
会話がなくなって少し気まずいながらも、「彼の両親はインテリだし食事中は会話厳禁だったのかも。余計なおしゃべりは危険だわ。食事に集中しよう。」とすでによそわれたスープが無くなったことにも気づかずにレンゲでエアスープを掬っては口に持っていく動作を繰り返す微微(ウェイウェイ)。
その様子に気づいてすかさずスープを注ぎ足してくれるシャオ・ナイ。

店主が焼きそばっぽい料理とチャーハンっぽい料理を持ってきて、微微(ウェイウェイ)に「たくさん食べて」って感じのジェスチャーをする。
微微(ウェイウェイ)は、シャオ・ナイの動作を思い出し、見よう見まねで店主に向かって親指を立ててGOOD的な動作をして見せるが、店主は困惑顔。シャオ・ナイは、こうやるんだよ、っていうような感じで親指を2度折る動作をやって見せる。微微(ウェイウェイ)も真似して店主に向かって親指を2度折る動作を見せると、店主は満足げな顔で戻っていく。
二人、見つめ合ってしばらく(ありがとう)の動作を交互に繰り返し、微笑みあう。微微(ウェイウェイ)の様子に、すごく嬉しそうなシャオ・ナイ。

すると、シャオ・ナイに一本の電話が。
シャオ・ナイの電話の着信音が女山賊の曲だと気づく微微(ウェイウェイ)。女山賊が懐かしいの?
電話の相手はシャオ・ナイのルームメイト、バンシャンとヨンホウ。バスケの送別試合のウォーミングアップをしようとのこと。
試合までまだ時間がある、用事があると言って渋るシャオ・ナイに、何してるんだとヨンホウが問いかけると、
「デートだ。」
と答えるシャオ・ナイ。
意表を突いた答えに驚き、思わずお茶にむせそうになる微微(ウェイウェイ)。

シャオ・ナイの答えを聞き、彼女を連れて来いと言うバンシャンに、彼女に聞いてみると言って
「バスケの送別試合をみる?」
と微微(ウェイウェイ)に聞くシャオ・ナイ。
さっきのシャオ・ナイの返答の衝撃にやられている微微(ウェイウェイ)は、うなずくだけで精一杯。

「家へ車を取りに行く」
と言って、微微(ウェイウェイ)をお店の前で待たせ、しばらくして自転車で戻ってくるシャオ・ナイ。
その姿を見た微微(ウェイウェイ)は、思わず(白馬もいいけど"自転車の王子様"もステキ)と思ってしまう。

「乗って」
というシャオ・ナイに、
「体育館まで一緒に行くのはまずくないですか?人に見られたら・・・誤解されます。」
と答える微微(ウェイウェイ)。
「誤解?」
と聞くシャオ・ナイに、
「私たちがまるで・・・こんな関係だと」
と言って、少し照れながら手でハートマークを作って見せる微微(ウェイウェイ)。

「そんな関係だろ。」
と、何食わぬ顔で答えるシャオ・ナイ。

(きゃー!なにそれ!!って感じです。初めて会った時から蘆葦微微(ろい・びび)と微微(ウェイウェイ)が同一人物だと知ってるシャオ・ナイの中では、ゲームの中の自分も、シャオ・ナイとしての自分も一緒だと思っているんでしょうか。そして、決勝戦をすっぽかされたショックで何日もゲームにログインできず、何度も繰り返し女山賊の動画を見て涙する微微(ウェイウェイ)を図書館でこっそり見て、自分(奈何(ないか))への気持ちを確信したからって自信満々な感じのシャオ・ナイです。)

「えっと・・・」
シャオ・ナイの返答に驚き困惑する微微(ウェイウェイ)。
(いつのまにそんな関係になった?)思わずシャオ・ナイから顔を背け、恥ずかしさと気まずさと困惑が入り混じった顔で自問自答が始まる。
当然そうなりたいと思ってはいたけど、大切なのはプロセスだと。でも、奈何(ないか)とどうにかなりたいと思ってここに来たのは事実だし、三次元版奈何(ないか)がそう言ってくれてるんだったら拒むのは大損なんじゃないだろうかと。
そう思う微微(ウェイウェイ)だが、シャオ・ナイにこの先も振り回されてばかりはよくないんじゃ?とも思いつつ、拒むべきか受け入れるべきか悩む微微(ウェイウェイ)。

結局、歩いたほうが人に見られるし、顔をはっきり見られる前に自転車で通り過ぎた方がいい、という言い訳のもと、自転車に乗る決心をする微微(ウェイウェイ)。

風でなびくスカートのすそを気にしている微微(ウェイウェイ)に気づいたシャオ・ナイは、途中売店に立ち寄り、お菓子と飲み物を買い「持っててくれ」と微微(ウェイウェイ)に渡す。スカートを抑える重石にするための買い物だったようです。さりげない気遣い。
でも、シャオ・ナイが買い物する間、人に見られてやっぱり男神と一緒にいると人目をひいてしまう、と改めて自覚した微微(ウェイウェイ)。
そう思いつつも、ちょっとした上り坂で「つかまって」と気を遣ってくれるシャオ・ナイに、(私も勇気を出すべきね。シャオ・ナイだから何?彼は彼。私にとって彼は(奈何(ないか))であることに変わりない。私の好きな(奈何(ないか))よ。)と、ちょっとずつシャオ・ナイと(奈何(ないか))が同一人物だということを受け入れ、男神シャオ・ナイと向き合うことを決意する微微(ウェイウェイ)。

そうはいっても勇気を出すのは時と場合による。微微(ウェイウェイ)は、(シャオ・ナイのファンたちが数多くいる)体育館の大衆の前に彼と現れるのは"勇気"ではなく"無謀"だなと思い、体育館脇の駐輪場に着くと、待ってて、と言って自転車を停めるシャオ・ナイに、「ルームメイトと観戦するから」と言って、足早にシャオ・ナイのもとを去る。
一人取り残されたシャオ・ナイは、微微(ウェイウェイ)の走り去る後姿を見ながら苦笑いを浮かべる。

微微(ウェイウェイ)は、体育館の観覧席で待つルームメイトたちところへ。

さっそく情報通のアルシーが、今日の体育館にどんだけ美女が勢ぞろいしているかを微微(ウェイウェイ)に伝えると、話はまたも去年のミスコンの話へ。モン・イーランは写真を加工しすぎだったの、微微(ウェイウェイ)の写真がひどすぎて、もっといい写真を選ぶんだっただの・・・
すぐそばにモン・イーランがいるのにおかまいなしのアルシーたちに、見かねた微微(ウェイウェイ)は、シャオ・ナイが売店で買ってくれたお菓子や飲み物を差し入れだと言って差し出し、話を逸らすことに成功。

「面接に受かったからおやつでお祝い?」
「面接はどうだった?」
スースーとアルシーに聞かれ
「失敗したと思ったのに意外な結果だった。」
と答える微微(ウェイウェイ)。

「受かれば結果オーライよ。」
というアルシーに、思わずこみ上げそうになる笑いを我慢する微微(ウェイウェイ)。
「今日はシャオ・ナイ男神が来るって」
と、教えてくれるアルシーに同調したふりをして、嬉しそうにはしゃぐフリをしつつ(そりゃそうよ、彼からの差し入れだもの)と得意げにニヤニヤしてしまう。

微微(ウェイウェイ)がオレンジジュースを飲んでクールダウンしていると、微微(ウェイウェイ)を探しにシャオ・ナイが体育館に登場。
モン・イーランを始め、シャオ・ナイに気づいた女子たちが一斉に立ち上がる。中にはいち早くシャオ・ナイに駈け寄る人たちも。
そんな女子たちに取り囲まれながらもキョロキョロと微微(ウェイウェイ)を探すシャオ・ナイ。
こっちを見るシャオ・ナイに、思わずアルシーの持ってたナッツの袋で顔を隠す微微(ウェイウェイ)だが、瞬時に思い直して顔を上げ、しばしシャオ・ナイと見つめ合う。

そこへシャオ・ナイを探しに来るバンシャンとヨンホウ(と、シャオリンの彼)。
「どこだ?デートの相手さ。」
と茶化して聞くバンシャンに、
「逃げられた。怖いと。」
と答えるシャオ・ナイ。
「着替えてくる。」と言って、微微(ウェイウェイ)をチラ見してから体育館を出ていく。

シャオ・ナイの視線の延長線上(シャオ・ナイから見て微微(ウェイウェイ)の斜め後ろ)にいるモン・イーランの横にいたナナが、「彼、あなたをみてたわよ」と無責任にモン・イーランを持ち上げる。「大勢いるのにあり得ないでしょ」と口では否定しつつ、伯父さんの会社で会って覚えてたんだわと言われて期待感大のモン・イーラン。

「シャオ・ナイは誰を見てたのかな」
とスースーもシャオ・ナイの視線を話題に。
モン・イーランでしょとひとしきりその話題で盛り上がるアルシーたちに、堪えきれず、
「真相はたった一つ。彼が見てたのは・・・私よ。」
と、嬉しそうに話す微微(ウェイウェイ)だが、アルシーたちに一笑されてしまう。

一方、ロッカールームで着替えるシャオ・ナイたちも、
こっちでも、シャオ・ナイが誰を見ていたかが話題に。
ミス慶大だろ。いや、学部の花もいたぞと盛り上がるルームメイトたちに、
「お前たちには関係ない」
と、微微(ウェイウェイ)を気遣ってかクールな発言のシャオ・ナイ。

その頃、微微(ウェイウェイ)はアルシーにある気になる一言を言われる。
「あんたと男神は、公認の一番あり得ないカップルよ。」
「一番あり得ないって何?」
アルシーによると、掲示板でも話題で校内で有名なフリーの男女で(勝手に妄想カップリングしても)一番似合わない組み合わせだと。
かたや水墨画のように清らかで雅、方や艶やかな油絵。世俗を超越した仙人と世にもてはやされる花、っていうことらしい。
私はそんなに脂っぽくない、と油絵にかけて言った微微(ウェイウェイ)に、「お寒いこと」とアルシーが茶化す。
微微(ウェイウェイ)は少しムキになって、「二人とも専攻は同じだわ。ITコンビと呼んで。」と言うと、アルシーたちにダサい呼び名ねと、ますます笑われてしまう。(確かにダサい・・・)
じゃあ、釣り合う人はいるわけ?と問う微微(ウェイウェイ)に、「いないわよ。誰でも文句言うでしょ。」と答えるアルシーに「それが本音よ」と微微(ウェイウェイ)はやや納得した顔。

と、そこに試合メンバーが入場し、体育館は歓声とともに一気に熱が上がる様子。
「シャオ・ナイはみんなのアイドルね。」
「バスケより、水泳が得意らしいけど、水泳の試合はどんな感じなんだろ。」
というアルシー、スースーの言葉に、思わず水着姿のシャオ・ナイを想像してしまい、一人興奮して思わずスースーに「いやらしい」と言って恥ずかしさを誤魔化す微微(ウェイウェイ)。

そうこうしているうちに試合が始まり、主にシャオ・ナイの活躍により、情報学部のリードで前半終了。
後半はベンチスタートのシャオ・ナイ。
その様子に、シャオリンが話す。「ダージョン(シャオリンの彼)が言ってた。先輩(シャオ・ナイ)は後半出ないと。」送別試合だから全員出ないといけないし、先輩が最近事故に遭ったみたいだと。だから長時間運動できないのだと。
それを聞いて、思わず「忘れてたわ。でもなぜ試合に?」と言ってしまう微微(ウェイウェイ)に、「忘れてたって?」と訝し気にアルシーに聞かれるが「なんでもない」と言葉を濁す。

急に心配になった微微(ウェイウェイ)がベンチのシャオ・ナイに目を向けると、汗を拭いたシャオ・ナイが立ち上がり歩き出す。ゴールリングの裏を通り、観客席の方へ歩いてくるシャオ・ナイ。シャオ・ナイが自分たちの方へ向かって歩いてくることに気づいた客席の女子たちが沸く。さっきからさんざんナナに煽られているモン・イーランも思わず期待に目を輝かせる。

唯一、シャオ・ナイの意図に気づいているはずの微微(ウェイウェイ)は、信じられない光景に呆然としたまま。
いよいよ自分に向かって歩いてくるシャオ・ナイを見て、動揺を隠しきれず、深呼吸するがそんなのでは間に合わず、そうこうしているうちにシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)の席に到着。微微(ウェイウェイ)の席の背もたれに手をかけ、しゃがんで微微(ウェイウェイ)に話しかける。
「打ち上げで、夜、ネットは無理だ。明日は何を?」
「自習を」
一言返すのが精いっぱいの微微(ウェイウェイ)。
「わかった。俺も一緒にやる。」
「じゃ、場所を取ってる。」
少し落ち着いてきてそう返す微微(ウェイウェイ)。
シャオナイは、微微(ウェイウェイ)の横3人に、「席を詰めてくれるか?」とお願いし、緊張と驚きのまま席を詰めてシャオ・ナイの座る場所を空ける4人。
男神に話しかけられたことと、微微(ウェイウェイ)のすぐ横にいる男神に緊張し、背筋を伸ばしたまま固まってしまうルームメイトの3人。

(10話はここまで)



(10話感想)

とうとう、リアル奈何(ないか)とご対面して、奈何の正体を知る盛り上がりの場面です!
長かったー!!待ちに待った、って感じですね。

いつも前髪のおろし方が絶妙にダサいなと思う微微(ウェイウェイ)も、この回はなんかやたら可愛い。(ってか、こっからリアルな恋を知って可愛くなっていく感じなのか。)

ヤン・ヤンの公式プロフィールでの身長は180cmなんだけど、なんかこのドラマ見ていてもそんなに背が高いように見えないなーって思ってたら、微微(ウェイウェイ)が自分の身長が高いのを気にするシーンがあって妙に納得。周りの人たちがみんなおっきいから相対的には高く見えないってだけだったのかーと。
割と、中国ドラマあるあるです。イケメン俳優さんたちはみんな高身長ってやつ・・・。

今回はほんと、最初っから最後まで、見てるだけで、想像するだけでめっちゃドキドキする場面が目白押し。全体通してこんなにドキドキするの、この回だけじゃないだろうか。

まずは、好きになったことを自覚したばかりのリアル奈何(ないか)に会いに行くだけでもドキドキ感がハンパないと思うのに、それが憧れのシャオ・ナイだったなんて、もう心臓壊れちゃいそうです。そして初対面で気まずいまま食事に行くだなんて私だったら耐えられない・・・。もう、なくなったスープを掬って食べ続ける動作を無意識にやっちゃうあたりにめっちゃ表現されてると思います。

あと、ハートマークの関係に「そんな関係だろ?」っていうシャオ・ナイ。くぅー!!!ここも何回見ても飽きない場面。何その告白!!ズルいっ!!!でも好きっ!みたいな。
その後の微妙な表情の微微(ウェイウェイ)。なかなかいい演技力だなと。この、嬉し恥ずかしっていう行き場のない感情と、それをすぐそばにいるシャオ・ナイに気付かれたくなくて後ろ向いて、よく分からない手の動き。(コナン君かい!?って感じの。)なんか、めっちゃわかるーって言っちゃいそうな。すごく好きなシーンです。
いたずらっぽく、後ろからのぞくシャオ・ナイの表情も。

それから自転車。正直、自転車の王子様にはちょっとハマらなかったけど、実際に自転車乗るときのドキドキ感を想像すると恐ろしい・・。
単純に、二人乗りがちょっとコワくてドキドキするし、こんな初対面の憧れの人の自転車の後ろに乗って、どこつかまっていいか分からなくて足の置き場も定まらないし、そんな状態で単純に、好きな人の背中がすぐそばにあるっていう、ほんっとに、もういろんな意味でドキドキするだろうなって。
そしてそして、自転車乗ってるときに、微微(ウェイウェイ)のスカートに気づくシャオ・ナイの顔を斜め下からのアングルで映した顔がたまらなくかっこいい・・・。

最後は、ほんとこの場面の最後にシャオ・ナイが自分に向かって歩いてくるシーン。もう、ほんと、緊張と恥ずかしさで耐えられない。見てるだけで、口元覆い隠しながらキャーって叫んじゃいそうになっちゃいます。

後は、解釈がよく分からないとこ。
ルームメイトたちに、面接の結果を聞かれて、「失敗したと思ったのに意外な結果だった。」と答える微微(ウェイウェイ)ですが、いったいどの辺が微微(ウェイウェイ)的に失敗だったんだろう・・・?謎。優等生で常に落ち着いてると自負している微微(ウェイウェイ)には、シャオ・ナイの登場に驚きすぎていつもの自分らしく振舞えなかったってところが失敗なのか?

奈何(ないか)との待ち合わせ場所で、橋の下のシャオ・ナイに気付くシーン。「この光景、前にもどこかで・・・」って、あの奈何(ないか)が微微(びび)に求婚するシーンの再現ですよ。そこまで計算してシャオ・ナイってばこの場所を指定したのか!すごいな・・・。
でも、視聴者に匂わせるだけで、微微(ウェイウェイ)は気づいていない。。。(んだよね、多分。)
ただ、シャオ・ナイがいる方の川べりの手すりは木でできたいい感じの柵なんだけど、微微(ウェイウェイ)が立ってる橋の欄干、サビサビがひどくてついつい気になっちゃいます。

シャオ・ナイたちが着替えるロッカールーム。
愚公が、「顔がいいだけじゃなく、体もいいのか」って言っているけど、このシーンはヤン・ヤンファンへのサービスショット?
あと、急に微微(ウェイウェイ)の妄想として登場する上半身裸のヤン・ヤンの水着姿と。
でも、中国人俳優のいい体って、ソフトマッチョって感じだよね。個人的には、韓国人俳優の細マッチョ系が好きです。そこはやっぱ、20代で兵役行くからっていう違いなのかな?


とにかくとにかくようやく二人の出会いが実現して、これから恋の本番がいよいよ始まるっていう、盛りだくさんな第10話でした。
次の11話もけっこうリピートシーン多めです。

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『シンデレラはオンライン中』 第9話 あらすじネタバレ感想

2020-10-03 01:43:45 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第9話 「傷ついた乙女心」

病院で意識を取り戻したシャオ・ナイは、「倩女に入って微微(びび)に連絡してくれ」とハオ・メイにお願いする。
この期に及んでまだゲームのことかよ!と、怒りそうになる愚公だったが、すぐに決勝戦が昨日だったことを思い出し、「義姉さん、一晩中待っていたんじゃ。」と心配する。

シャオ・ナイに栄養の付くものを食べさせようと食事を買いに行く(ついでに自分たちも食事をする)3人。再び病院に戻るところで、愚公はハオ・メイとヨンホウに、一生シャオ・ナイに尽くすことを宣言する。
今回の事故の衝突の瞬間、シャオ・ナイが反射的に自分を庇ったと。シャオ・ナイは、頭脳も人格も最高の男だということが分かったと。シャオ・ナイは、シャオ・ナイにとって、自分の命がシャオ・ナイの命と同等だってことを行動で示したと、2人に泣いて訴える愚公。(日頃、3人の行動を冷ややかな目で見ているシャオ・ナイですが、本当は友人を何より信頼して大切にしていることが分かる事件でした。)

女子寮で倩女幽魂に奮闘するアルシー。ピンチになって微微(ウェイウェイ)に助けを求めるも、心ここにあらずな微微(ウェイウェイ)は、あっけなく負けてしまう。負けるなんて、熱でもあるのかと嘆くアルシーに、ゲーム内で友達ができたかと聞く微微(ウェイウェイ)。
「もし、その友達が突然何も言わず消えちゃったら、毎日ゲームを一緒に楽しんできたのに、連絡が取れなくなったらどうする?どこの誰かもわからず離れ離れに、街ですれ違っても気づかない。」
と。
「毎日誰かが始めて誰かがやめていくものでしょ。所詮はゲームの中の友達だもの、仕方ないわ。」
とけっこうドライに返すアルシー。(まぁね。アルシーはまだ初心者でプレイ時間も短いだろうしね・・)

アルシーの言葉に、さらに悲しくなってしまう微微(ウェイウェイ)。
一笑奈何(いっしょうないか)が何も言わずにゲームを辞めてしまい、二度と会えないんじゃないかと怖くなり、ログインして確かめる勇気もなくひたすら奈何(ないか)との思い出の動画を繰り返し視聴し続ける微微(ウェイウェイ)。そして、自分が奈何(ないか)に恋してしまっていたことに気づく。

一方、微微(ウェイウェイ)がゲームにログインしてくれないため、微微(びび)の友人である妮妮(にに)に話を聞くシャオ・ナイ。
決勝戦の日、「8時3分まで待ってたけどあなたが来ないからログアウトしたわ。それ以来、ずっとログインしてないみたい。」との情報を得る。
あの日、なぜ来なかったのか妮妮(にに)に聞かれるが、「先に微微(びび)に説明したい」というシャオ・ナイ。(なんか、こういう誠実な感じがきゅんどこですね。ウェイウェイには届かないけど・・・。)

シャオ・ナイが微微(びび)と連絡が取れないことを心配するハオ・メイたち。「このまま自然消滅か?」とか「三男なら相手がネットにアクセスさえしてれば捜し出せるさ」「じゃー、このままネットにアクセスしなかったらリアルで捜し出せるのか」など好き勝手なことを言う。(よく考えたらリアルですでに知ってるのでまー、なんとかなるっちゃーなるんですよね。)

結局、ヨンホウに言われるまでもなく、すでに微微(ウェイウェイ)のPCをハッキングしちゃってたシャオ・ナイ。ハオ・メイに、微微(ウェイウェイ)がゲームにログインしたらすぐにアラームが鳴るよう仕込んでくれとお願いする。
微微(ウェイウェイ)が繰り返し繰り返し、ひたすら動画だけ見てる様子を同じ画面を共有してみることで、微微(ウェイウェイ)がどれだけ奈何(ないか)を想っているかを実感する。

キャンパス内で、落ち込んでいる様子の微微(ウェイウェイ)を見かけ、その理由を探ろうと同じ映画研究を履修するアルシーに近づくツァオ・グァンだったが、またしてもアルシーを壊れた椅子に誘導してしまい、ケガをさせてしまう。医務室につきそい、
そうとも知らず、いつもと違ってやけに優しいツァオ・グァンに気をよくしたアルシーは、二人分のお弁当を買ってきたツァオ・グァンを茶化して言う。一つは微微(ウェイウェイ)のでしょう?物で友達を売る気はない、友達の仁義は貫くわ、と半分ふざけていうアルシーに、ツァオ・グァンは自分の策略を隠そうともせず、微微(ウェイウェイ)が好きなことを告げ、「協力してくれなくても彼女のことは諦めない」という。
その言葉に、なぜかショックを受け、寂しい気持ちになってしまうアルシー。

そして、そうやって落ち込んでいるアルシー(歓天喜地)を微微(ウェイウェイ)と思い込んでいるツァオ・グァンは、優しい言葉をかけ、ゲーム内でホタルを見に連れて行ってあげたり、花火を見せてあげたりする。
そして、いい感じの雰囲気になっちゃう二人。そしてとうとうツァオ・グァンは、歓天喜地に自分の伴侶になって欲しいと告白する。

奈何(ないか)への恋心にはっきり気づいてしまった微微(ウェイウェイ)。ログインして、奈何(ないか)へ想いを伝えればいいだけだとは思いつつ、なかなかログインする勇気がでない。とりあえず、英検の勉強を優先することを口実に奈何(ないか)とのことは一旦英検が終わるまで置いておくことに。

そんな英検を翌日に控えた微微(ウェイウェイ)に、「倩女幽魂」を運営する風騰から1本の電話がかかってくる。微微(ウェイウェイ)が投稿した「女山賊の奪略愛」の動画をヒントに「倩女幽魂」に新機能を加え、その宣伝のために動画を使用したいため権利を買い取りたいと。友人と共同制作したものだから、許可を貰うためと返事を待ってもらった微微(ウェイウェイ)は、それを口実にようやくゲームにログインする。

するとすぐに奈何(ないか)と愚公からメッセージが。
愚公との会話で、奈何(ないか)が事故に遭い、丸一日意識を失っていたことを知った微微(ウェイウェイ)は、すぐに奈何(ないか)に会いに行く。
ここ数日、ずっと自分がログインすることを待っていたのではないかと察する微微(ウェイウェイ)だが、ログインして奈何(ないか)がいなかったらと思うとなかなかログインできなかったことを言い出せない微微(ウェイウェイ)。ついつい英検の勉強のことを言い訳にしてしまう。

そして、風騰から、動画の権利の買取りの連絡があったことを伝える微微(ウェイウェイ)。
それに対し、奈何(ないか)は
「厄介だな」
と一言。どういう意味だ?と思っていると、
「だから、会って話そう。」
と言われてしまう。電話番号を伝えるシャオ・ナイと、急いでメモる微微(ウェイウェイ)。
驚きと期待でテンションが上がる微微(ウェイウェイ)。

慶大で会おうと言われ、英検の終わる11時半以降ならいいよという微微(ウェイウェイ)だが、、「じゃあ、12時に」と返すシャオ・ナイに、つい待ちきれず「11時35分で」と伝えてしまう微微(ウェイウェイ)。

そして、(あれほどオシャレに興味ないって言ってた)微微(ウェイウェイ)が、(試験の前日に)服を買いに行こうと言い出し、ルームメイト3人を連れてショッピングへ。試着室から出て来た、赤いワンピースを着た微微(ウェイウェイ)に思わず見とれてしまう3人でした。




(9話感想)


シャオ・ナイが意識を取り戻した後、ご飯を食べに出かける3人でしたが、また病院に戻る途中で愚公が発した言葉から、ようやく猿子酒(えんししゅ)の名前がヨンホウだったことが判明。(フルネームは分かりません。)

シャオ・ナイが妮妮(にに)に、微微(びび)のことを聞く場面ですが、「8時3分まで待ってた」って、中途半端だし、全然待ってるうちに入らなくない?
これ、8時30分の誤訳じゃないだろうか?
8話の感想に書いたけど、「中国語では250は漢字で「二百五」らしい。(ちなみに205は「二百零五」。)」ってことだし。時間も同じ感じなのでは???

微微(ウェイウェイ)が落ち込んでいる理由が知りたくてアルシーに近づくツァオ・グァンですが、そこは簡単には教えてくれないアルシーちゃんです。でも、ここ、微微(ウェイウェイ)が好きだから諦めない、なんて開き直らずに、もうちょっとアルシーにゴマすって持ち上げとけば、絶対ちょっとくらい教えてくれたと思うんだけどねー。そして、ここで微微(ウェイウェイ)が落ち込んでいる理由をツァオ・グァンが知れば、今の捻じれた誤解、というか勘違いも解けただろうに・・・って感じで、なんとも惜しい場面です。きっと、アルシーが教えてくれなくても、ゲームで繋がってるからそっちで聞けばいいやっていう慢心があったのでしょう。
でも、オンラインゲームが趣味だって知ってたんなら、歓天喜地のレベルが低いことや、総プレイ時間が自分とさほど変わらないこととかから変だなって思って欲しいよね。

そしてそして!とうとうリアルで会う約束をしてしまった微微(ウェイウェイ)とシャオ・ナイ。
なかなかゲームにログインする勇気が持てなかった微微(ウェイウェイ)も、きっとリアルで会う機会をうかがっていたシャオ・ナイも、風騰からの電話に救われちゃいます!!
「厄介だな」、なんて、何かっこつけてんだよー、ってセリフですが、まー、確かに「倩女幽魂2」の開発を取りに行こうって思っているシャオ・ナイたちが、ここで変に名前が出ちゃうのはよくないよねー。でも、だからって別に会う必要なくない?(あー、でも風騰のサーバー上にチャットのログは残っちゃうからそれっぽい話をゲーム上でやっちゃうのはよくないか。)とりあえずシャオ・ナイにとってもいい口実だったはず。

そしてそして、待ち合わせを12時にっていう提案に、待ちきれず11時35分だなんて刻んじゃう恋する微微(ウェイウェイ)。見てるこっちもドキドキと恥ずかしさを共有しちゃいます。

そして最後、試着室から胸の谷間が見えちゃう赤いワンピースを来て微微(ウェイウェイ)が登場するとこで終わっちゃうんですが、どうしても微微(ウェイウェイ)にこの赤いワンピースが似合うように思えない。むしろ、白いワンピース着ればいいのに、って思っちゃうんだよなー。
このドラマ、私的にはほぼ100点なドラマなんですが、微微(ウェイウェイ)が妖艶な美女に見えないってとこだけ違和感の残る作品です。危険度指数ランキングの掲示板で1位になっちゃうとことかね。

次回はいよいよ・・・・


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『シンデレラはオンライン中!』 第8話 あらすじネタバレ感想

2020-09-28 01:50:15 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第8話 「突然のオフライン」

ヤン君に、ノートに書いた一笑奈何(いっしょうないか)を見られてしまう。「返しなさい」という微微(ウェイウェイ)だが、ヤン君に
「先生、ほんとに気が多いよね。前にシャオ・ナイの話をした時も今と同じ表情だった。」
と言われてしまう。(ヤン君、なかなか鋭いね。)

一方、ゲーム内では夫婦対抗戦のトーナメント戦(?)の予選が始まる。(予選はリーグ戦形式っぽい。)初戦は妖妖ペアじゃないといいなーと思う微微(ウェイウェイ)でしたが、結局心配した通りになってしまう。対峙して気まずい4人。奈何(ないか)と微微(びび)がどう戦うか話していると、真水無香と小雨妖妖が棄権してあっけなく不戦勝・・・。

2戦目は、戦天下と蝶夢(ちょうむ)ペア。余裕で勝利する奈何(ないか)と微微(びび)ペアだが、元々ギルドマスターだった蝶夢(ちょうむ)は、微微(びび)とは古い付き合いで、対戦後に誘われて少し話をする。
ゲーム上のパートナーである戦天下とは、リアルでも彼氏であり、それでギルドマスターを譲ったこと。小雨青青の件は真相を突き止めたから謝りたいとのこと。小雨青青は自分が始末するから微微(びび)にもギルドに戻ってほしいと誘われるが、微微(びび)は、期末試験のことなどを理由にギルドへの復帰の誘いを断る。

そして、グループ内(帝都風雲サーバ内の?)決勝戦の日。奈何(ないか)と微微(びび)の決勝戦の相手は、予選でも戦った、戦天下と蝶夢(ちょうむ)ペア。
しかし、時間が迫っても二人が現れない。と、二人が夫婦の縁を切ったとのお知らせが。
妮妮(にに)の話では、小雨青青が原因で戦天下と蝶夢(ちょうむ)が離縁したとのこと。蝶夢(ちょうむ)には、連絡しても繋がらず、小雨一族はトラブルの元だと苦々しく話す妮妮(にに)。

奈何(ないか)と微微(びび)ペアは、不戦勝でグループ内優勝し、全区のトーナメントに進むも難なく勝ち進んでとうとう決勝戦へと進む。
優勝したらおごれよ、と冷やかす愚公たちをよそに、
「明日の夜は接待で少し遅れるが、7時半までにはいくよ」
と、微微(びび)と約束を交わす奈何(ないか)。

カフェでお茶をする微微(ウェイウェイ)たち。アルシーが、持ち込んだノートPCでメールチェックしていると、真億テクノからインターン採用の通知が。でも、他の3人には届かず、不安がるアルシーと、真億テクノの採用基準が不明だと、ひとしきりガヤガヤする女子たち。(この辺は、愚公たちのいつものケンカの対比ですね。)
インターン実習の服が足りないから服を買いに行かなきゃというアルシーと、それに便乗して自分たちも服を買おうとテンションの上がるシャオリンとスースー。微微(ウェイウェイ)のことも誘うが、興味ないからいかないという微微(ウェイウェイ)。そんな去年の服じゃ美女ランキングから外されるわよ、というシャオリンの一言から、話題は掲示板の美女ランキングの話に。最近では危険指数というランキング、浮気しそう、的なランキングで微微(ウェイウェイ)が1位だと。微微(ウェイウェイ)の機嫌を損ね、「掲示板をハッキングしたい」とまで言わせてしまう。

気晴らしに買い物に行こうと誘うが、8時から決勝戦があると言って断る微微(ウェイウェイ)を、「まだ5時だし、値段交渉が得意でしょ」といって最終的に甘え作戦で買い物に連れ出すシャオリンたち。

微微(ウェイウェイ)たちが買い物を終え、ご飯を食べようとお店に向かうと、ちょうど接待を終えたシャオ・ナイたちがお店から出てくるところに遭遇する。
接待相手を見送り、車に乗り込むところで微微(ウェイウェイ)を振り返り微笑むシャオ・ナイ。
「今、私を見てたよね」とはしゃぐ微微(ウェイウェイ)。(シャオ・ナイとよく遭遇することに罪悪感を抱いたり、自分を見てたとテンション上がったり、乙女心は複雑です・・・。)

一方、車内のシャオ・ナイと愚公。愚公も微微(ウェイウェイ)たちがいたことに気づいていた様子で、最近微微(ウェイウェイ)とよく会うことに恋愛運が上がったかもと喜ぶ。
「もしかして縁があるのかな。」
と嬉しそうに言う愚公に、ポーカーフェイスを崩さず
「あったところでお前には関係ない。」
と、言い放つシャオ・ナイ。(ですよねー、その縁はシャオ・ナイのものだし、むしろシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)に遭遇するよう仕向けているからシャオ・ナイと一緒にいる愚公も会っちゃうだけだし)
それでもめげずに、愚公が浮かれて話していると、対向車線を割ってトラックが突っ込んでくるのが見え、ライトの光に一早く異変を感じたシャオ・ナイが対向車を除けるためにハンドルを切るも事故を免れず、シャオ・ナイが救急搬送される。

部屋に帰って、急いでゲームにログインする微微(ウェイウェイ)。時計を見るとちょうど7時半。
見物人も集まって、微微(ウェイウェイ)に応援メッセージをくれる。

試合開始15前になっても現れない奈何(ないか)に、微微(ウェイウェイ)も不安になってくる。
課金して応援に来てくれていた見物人たちからのメッセージも「戦天下と蝶夢(ちょうむ)みたいにペア解消になるんじゃ?」とか「またフラれた?」とか、だんだんと、誹謗中傷を帯びてくる。

それでも信じて待つ微微(ウェイウェイ)だったが、現実は容赦なく、一笑奈何(いっしょうないか)が現れなかったため奈何(ないか)と微微(ウェイウェイ)は棄権となり、優勝を逃してしまう。
シャオ・ナイに試合の待ち合わせをすっぽかされ、連絡もない状態に絶望し、落ち込む微微(ウェイウェイ)。

そしてもう一人、シャオ・ナイを事故に巻き込んでしまい、責任を感じながら絶望感に打ちひしがれる愚公。
ハオ・メイと猿子酒(えんししゅ)も駆け付け、シャオ・ナイの処置が終わるのを待つ。

その頃、小雨一族は微微(ウェイウェイ)たちが棄権したことに喜び、一笑奈何(いっしょうないか)に捨てられたと嘲笑する。
また、アルシーを蘆葦微微(ろい・びび)と勘違いする真水無香に話を聞いた小雨妖妖が、微微(びび)が真水無香の会社の面接を受けた話をし、それを聞いて、小雨青青たちは、今度蘆葦微微(ろい・びび)(アルシー)を見に行ってやろうと盛り上がる。

呆然自失の状態で、何をやっても心ここにあらずの状態の微微(ウェイウェイ)。一笑奈何(いっしょうないか)が言った待ち合わせの約束の言葉を思い出してみたり、大学のバスケットコートでバスケをしているのが一笑奈何(いっしょうないか)の姿に見えたり。奈何(ないか)への恋心は思ってたよりも重症だったみたいです。

先日の買い物の際に、「朝のジョギングだってよくサボるし、水汲みだって」と微微(ウェイウェイ)に言われて反省したのか、珍しく4人でジョギングをする微微(ウェイウェイ)とルームメイトたち。我を忘れたかのように黙々とひたすら走る微微(ウェイウェイ)に、どうしたのかと話すシャオリンたち。
「きっと問題はゲームよ。最近ログインしてない。」と核心をついた発言をするスースーに、「試験が近いからよ。」とさほど心配もしていない様子のアルシー。「奨学金がかかっているからね。奨学金がもらえないと英検の問題集も買えない。」と。(さらりと、微微(ウェイウェイ)が意外と苦学生であることの説明です。)とりあえず付き合いきれないと、微微(ウェイウェイ)を置いて3人は学食に。

病院のベッドで意識を取り戻すシャオ・ナイ。どれだけ心配してたかを訴える3人と、一先ず安心するシャオ・ナイの両親。車の運転は気を付けないとという母親に、立ち上がり、運転をしていたのは自分だと、僕の責任だと謝る愚公。不慮の事故なんだからと愚公も気遣う両親。(中国ドラマに出てくる親としては異例のいい人さです。)

両親が病室を出た後、すぐに時間を気にするシャオ・ナイ。ハオ・メイに午後5時だと言われ、「倩女に入って微微(びび)に連絡を取ってくれ」とお願いするシャオ・ナイでした。



(第8話感想)

慶大の寮の場面に移る際に映し出される外観、でかすぎるんだけど・・・。さすが中国。。

7話くらいからシャオ・ナイと微微(ウェイウェイ)との交流不足にやや欲求不満気味になりますが、この8話での事故る直前のシャオ・ナイと愚公の会話で「(縁が)あったとてお前には関係ない」って場面がたまらなく好きです・・・。見ていてめっちゃニヤニヤしちゃうセリフですよねー。愚公も結果的にはシャオ・ナイの手のひらの上で転がされているようなものです。

病院で目覚めた後のシャオ・ナイ、愚公、ハオ・メイの会話に、250=バカっていうフレーズが出てくるのですが、
全く何のことか分からず、ちょっと調べてみました。
まず、中国語では250は漢字で「二百五」らしい。(ちなみに205は「二百零五」。)
そして、250とう数字は、あほ、とか間抜け、とか人を罵る悪い言葉として使われるため、普段は使用されないらしい。
(なので、中国には250ccのバイクもないとか。)

で、なぜ250がバカを指すのか語源を調べると、諸説あるようですが、私がなるほど、と思った3つを紹介。
①銀500両の半分説
昔、銀500両を「一封」と言った。
従って250両は「半封」〔バンフェン〕ということになり、これが同じ発音の
「半瘋」〔バンフェン〕【半気違い】に置き換えられ、馬鹿、間抜けを意味するようになったそう。


②銭500文の半分説
昔、銭500文を一吊と言った。250文は「一吊」の半分なので「半吊子」。
「半吊子」は、おっちょこちょい、いいかげんな人、ちゃらんぽらんな人と言う意味の中国の熟語。


③「蘇秦」の暗殺者の賞金説
中国の戦国時代に殺された六国の大臣「蘇秦」の暗殺者を探すために、秘策を巡らした斉王が「蘇秦」をスパイだったと偽り、
城門に「蘇秦」の首をさらして次のような通告をした。

『蘇秦を成敗してくれた勇者に、賞金として黄金一千両を授けるので名乗り出るように』

と。
これを見たある男たち4人が、自分こそが蘇秦を成敗したものだと名乗り出た。
名乗り出た男たちに「お前たちが蘇秦を成敗してくれた愛国者か?」と 斉王が聞くと、
「はい、そうです。」
と答える4人の男たち。
「賞金は一千両しかないぞ。(一人分しかないぞ)」
という斉王に、
「大丈夫です。私たち四人で二百五十両ずつ分けます。」
と答えた4人は、極刑に処せられた。

その象徴である「二百五十」が間抜けな意味になったというもの。

→多分、この4人が間抜けな理由が二つあって、
まず、斉王の罠にも気付かず賞金欲しさに(自分たちが暗殺者であると)名乗り出てしまったこと。
そして、二つ目は、おそらくこの人たちは本当の暗殺者ではなく、「様子を伺って誰も名乗りでないようなら、
せっかくの賞金だし俺がもらおう」と思って名乗り出てみたら、うっかり同じこと考えた男たちが4人いたんじゃないだろうか。
そして、こういう浅知恵で悪だくみする人たちは、往々にして空気を読んで臨機応変に言い訳したりするのだけは
うまかったりするので、自分以外の3人も、同じように嘘をついて名乗り出ていることを察したのではないかと。
なので、自分が勇者として認められて賞金一人占めできる確率よりも、嘘がバレて王を欺いた罪で殺される方が
確率としては高いわけだし、誰かが言った「二百五十両ずつ分ける」案に同調したのだろう。
結果、やってもいない罪でむざむざと殺されてしまったと。

個人的には③の説がウィット富んだお話でけっこう好きです。


ちなみに、買い物などのときに、どうしても250と発音しなければならないときは、両百五というのが良いらしいです。


ちょっとドラマの話から脱線してしまいましたが、このドラマの「どういうこと?」って思わせる部分がけっこう好きです。
結局調べちゃって、ちょっとだけ中国のことを知れるいい機会になるなっていう。それもこれも、シャオ・ナイの知性と性格によるものなのでますます好きになっちゃいます。

車の運転のシーンが出てくるので、いつか言いたいと思っていたことをついでに。
韓国とか中国には住めないかもと思う理由の一つに、左ハンドルだっていうのがあります。
韓国ドラマを見るようになるまで、韓国に全く興味がなかったので韓国が左ハンドルだって知らなかったのは当然なんですが、中国も車が右側通行、左ハンドルって知らなかったので、中国ドラマ見て知ってびっくりしました。
そりゃーBMWもアウディとかも、日本に売るより中国市場に参入した方が楽だろうなー。ドラマにめっちゃでてくるハズだわ。

今回もシャオ・ナイ成分がなかなかに不足する回でした。
しかし、病院で思わせぶりに愚公たちが膝から崩れ落ちるシーンはなんなんだろ?一応、シャオ・ナイが目覚めた後に、手術したわけでもないのに医者が首を横に振った意味が分からない、って言い訳してますが・・・。しかも、ドラマの中でもドラマに出てるようなちょい大げさな演技的演出。ほんと謎。

さて、約束をすっぽかしたことになってしまったシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)を気にして終わっちゃいましたが、どうやって微微(ウェイウェイ)の心を取り戻すのか。



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『シンデレラはオンライン中!』 第7話 あらすじネタバレ感想

2020-09-24 00:54:27 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第7話 「恋のときめき」

いよいよ夫婦対抗戦に参加する奈何(ないか)と微微(びび)。
最終ステージのクエスト名は「神雕侠侶」で、今まで誰もクリアした人がいないらしい。

クエストの挑戦するとすぐに離れ離れになってしまう二人。暗闇の中に落ちてしまった微微(びび)が途方に暮れて不安になっていると、奈何(ないか)からメッセージが来て、チャットはできるのかと喜ぶ微微(ウェイウェイ)。(吊り橋効果的なやつ?)

公式サイトにもヒントが載ってない上に、クエストの紹介も簡略すぎると嘆く微微(ウェイウェイ)
奈何(ないか)に「どんな?」と聞かれ、思わず素直に
「夫婦の心が通じ合えばクリアだって」
と答えてしまい、その意味を改めて考えて恥ずかしさで悶絶する微微(ウェイウェイ)。

でもなんだかんだ、微微(びび)が暗闇で待つ間、愛の力かなんかで難題をクリアして探しに来てくれたのは奈何(ないか)でした。(断崖絶壁の見えない石段を登るとことか、このチャレンジにもし失敗したら、レベル0になるぞ、とか脅されても瞬時に決断して前に進む、ってところが心が通じ合う(愛の力)ってことなのかな?)
「神雕侠侶」のクエストをクリアした、初の夫婦となり、ゲーム内のユーザに賞賛される奈何(ないか)と微微(びび)。
すると、今まで真水無香に捨てられたと噂の多かった微微(びび)に対する評価が、何度も奈何(ないか)と偉業を成し遂げたことにより、少しずつ変化の兆しを見せる。(むしろ、真水無香が捨てられたんじゃないか、とか。)

クエストクリアの報酬は、背中に乗っかって飛べる鳳凰。
微微(びび)と一笑奈何(いっしょうないか)は、鳳凰に乗って、しばし空の旅へ。(よく分かりませんが、神雕侠侶っていう言葉の意味がこの光景を表している言葉らしい。)
「ギルドを抜けたのか?」と一笑奈何(いっしょうないか)に問われ、微微(びび)は、ギルドを抜けたいきさつを話す。(というか回想シーン)

‐‐‐‐‐
ギルドマスターの戦天下に呼び出され、小雨青青のボスをなぜ横取りしたのかと、ギルド仲間が集まる中で糾弾される微微(びび)。
いつの間にか、小雨青青が同じギルドに加わっており、戦天下に近づいて仲良くなったとのこと。
身に覚えがないと答える微微(びび)に
「彼女が気に食わないのは分かるが、私情を挟まないでくれ」
という戦天下。「あなたとは違うわ」と皮肉を返すが、第三者の戦天下と話してても埒があかないと、小雨青青に出てきて説明して、と呼びかける。それでも一向に姿を現さない小雨青青。出てこないなら全体チャットで聞いて、見ていた人に証言してもらう、と微微(びび)が脅すと、慌てて小雨青青が登場する。「私が倒せなかったボスをあなたたちが倒しただけ。それを戦天下が誤解したのね。」と言い訳する。

濡れ衣を着せたことを微微(びび)が追求しようとするが、戦天下ははぐらかし、真水無香の輿入れの日に、微微(びび)が売っていた薬は、ギルドの薬剤で作ったもので、本来は無断で売買するのは禁止だと難癖をつける。ギルドの倉庫の薬剤をほとんど集めたのは私なのになぜ文句を言われなきゃいけないのかと反論する微微(びび)。

怒りが収まらない微微(びび)は、小雨青青に謝らないならもうボスを倒させない、私が全部横取りしてやるからと、強く言うと、小雨妖妖の他の取り巻きたちが来て、微微(びび)を責める。それを見ても誰も微微(びび)を庇うこともしないギルド仲間を見て、「もう私の知っているギルドじゃなくなった」といって、ギルドを抜けてしまう。
‐‐‐‐‐


(一通り、ギルドを抜けたいきさつの説明のための回想シーンが終わり)

「構わない。一緒にいられる。」
と一笑奈何(いっしょうないか)。(もう、付き合って3ヶ月くらいの一番ラブラブな時期の恋人同士の会話のようです。)
「世をさすらう禁断のペアって感じね。」
「正式に君を娶ったはずだが?」
「ユーモアがないわね」
「名目は大事だ」
と、しばし言葉遊びのような会話を楽しむ微微(びび)と奈何(ないか)。

寮の部屋で、ゲーム中の会話の余韻を楽しんでいると、ルームメイトのシャオリンに
「今のあんたってまるで、恋愛中みたい」
と、鋭い一言を言われてしまう。

場面変わって、真億テクノのリー部長と面談する愚公(ぐこう)。
給与や福利厚生の面での待遇の良さをチラつかせ、愚公(ぐこう)を引き抜こうとするが、応じない愚公に、愚公の自尊心と劣等感を引っ張り出してシャオ・ナイと比べ持ち上げ、心理戦で仲違いさせて会社を抜けさせようとするリー部長。
最終的に、「大学生が集まって企業したところで、人脈も経験もない。我が社なら奇跡を創造できる。」といって、破格の給料を提示してくる。

ちょっと、見てる側はどきどきしちゃいますが、実際はすべてシャオ・ナイの手のひらの上の出来事、って感じです。
アプリの商談として会社訪問したのも、引き抜き作戦にハマりそうな雰囲気を出して愚公を面談に行かせたのも、目先のスマホアプリではなくもっと先のこと(PCゲームである新倩女幽魂の開発)を狙っての時間稼ぎの作戦のようです。

そして、視聴者が思っているよりも、4人の結束は固いよう。
「でも、俺が引き抜かれないか心配じゃないか?」
と問う愚公に、
「お前を引き抜くには条件が低すぎる。」
って。もう、微微(ウェイウェイ)じゃないけど腰が砕けちゃいそうなセリフ。人たらしなシャオ・ナイです。

会社の内装デザインが出来上がってきたことで、テンションが上がる4人。受付にとびきり可愛い女の子を雇ってくれというハオ・メイの提案を「無理だな」と一蹴するシャオ・ナイ。引き抜いた凄腕のプログラマーの一人が、女性恐怖症だからだとか。(まぁ、会社にフツウに女子なんて雇っちゃったら、みんなシャオ・ナイを好きになっちゃって、社内の人間関係も、この先を見据えた微微(ウェイウェイ)との関係もおかしなことになっちゃいそうだし、女子を雇わない理由を女性恐怖症のプログラマーだとして体よく使っているんでしょう。きっと。)

一方、家庭教師先のヤン君にねだられて、仕方なくゲームをしているところを見せてあげる微微(ウェイウェイ)。
ちょうど一笑奈何(いっしょうないか)にボス戦に誘われて行ってみると、そこにはボスと戦う小雨青青たちが。
満を持してボスを横取りすると、報酬には、レアなダイヤモンド。(レアアイテムが出たときは全体に周知されるらしい。福引の当たりみたいに。)

倩女幽魂に興味を持ったヤン君にしばらくゲームをやらせていると、小雨青青が全体チャットでボスを横取りされたと微微(ウェイウェイ)を非難する。ダイヤを渡せと。
そこへ、"ご飯不要"のアカウントを持つ誰かによる「ボスを横取りしたのは小雨青青の方だ」との書き込みと、ボス戦で実際に小雨青青がボスを横取りしている動画をアップ。全てを察した微微(ウェイウェイ)は、全体チャットで初の反論。
「口を閉ざしてきたのは、分かってくれてると信じてたから。でもこれほどの誹謗中傷は悲しい。」
(これで、微微(びび)に好意的になって来ていた噂好きユーザーにとどめの訴えをする、というわけです。)

小雨青青問題が落着したところで、仲間内に"ご飯不要"は誰のアカウント?と聞く微微(びび)。
微微(ウェイウェイ)の想定通り、愚公たちのアカウントで、動画については何度も小雨青青のボスを横取りし、小雨青青が怒って仕返しにボスを横取りしに来るのを待ち受け、そこを録画していたものだとか。ちょっと汚いやり方じゃない?と言われるのを恐れてか、先手を打って「全部三男の指示だ」と告げ口する愚公たちだが、それを聞いた微微(ウェイウェイ)は、
「さすが奈何(ないか)ね」
と返答するのでした。



(7話感想)

クエスト名として出てくる「神雕侠侶(しんちょうきょうりょ)」は、ドラマにもなってますが、中国の有名な武侠小説らしいです。この中に出てくる、苦難を乗り越えて結ばれるカップルが中国では知らない人がいないくらい有名だとか。そうなんですね。日本で言うと・・・うーん、いい例えが思い浮かびません。

このドラマによく出てくる"男神"て言葉。中国で割と新しめの言葉らしく、男の人が自分の中のアイドル的存在の憧れの人に「僕の女神様ー!」みたいな感じで呼んだりする、「女神」の男バージョンのことを言うらしい。カリスマ、とかアイドルとか、神とか、好き、憧れ、尊敬、みたいな意味が色々詰まった感じだろうか?
でも、ちょっと分からないのが、ウェイウェイがゲームでチャットやってるときに、一笑奈何(いっしょうないか)に呼びかける時の言葉。日本語訳では「奈何」って訳されてるけど、チャット上の表記では"大神"って記載されてるし、発音も"ダイシン"て言ってるように聞こえるこの言葉はいったい何だろう?夫婦が夫に尊敬の念を込めて呼びかける時の呼び方なのかな?

真億テクノが愚公(ぐこう)を引き抜こうと、社長がリー部長と思われる相手と電話しているのを聞いて、
「本当にユー・バンシャンたちを会社に?」
と、モン・イーランが社長に詰め寄る場面で、ようやくバンシャン愚公(ぐこう)の本名(フルネーム)がユー・バンシャンだって言うことが判明。(でも、猿子酒(えんししゅ)についてはまだ不明。多分。)

ヤン君の家庭教師先で、ちらっと夕飯の手伝い(?)をするウェイウェイですが、サラダかなんかにヤクルト入れててちょっとびっくり・・。(しかも何の料理なのかめっちゃ気になる。個人的には、ポテトサラダのようなものの作りかけをイメージしてます。)サラダのドレッシングにヨーグルトをいれるようなもの??とりあえず、学食の場面とか、寮の部屋の場面とか、ヤクルトがめっちゃ出てくるけどドラマのスポンサーなんだろうか?ちょっとこの回の料理にヤクルト使うのと、机の上にたくさん並んでるヤクルトは不自然かなと。
そういえば、中国ドラマ、韓国ドラマを見るようになって初めて、中国とか韓国でもヤクルトがけっこう飲まれてるのを知ってびっくりしました。

ちなみに、韓国ではヤクルトにストローを刺して飲むのが主流みたいですが、(サイズも少し大きめのが出てくることが多い)中国ではフツウにフタをはがして飲むのが一般的っぽいです。(あくまで何本かドラマを見てのことです。)


6話でかなりシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)にリアルで近づこうと行動に出ていたため、第7話ではそういった接触がない分ちょっと物足りなさを感じますが、ここは、微微(ウェイウェイ)が奈何(ないか)により、心を通わせていく回なので、仕方なく我慢、て感じです。

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『シンデレラはオンライン中!』 第6話 あらすじネタバレ感想

2020-09-19 17:33:12 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第6話 「以心伝心のハート」

図書館で、夜一人勉強している微微(ウェイウェイ)。(たまに、寮の部屋は消灯してみんな寝てるのに微微(ウェイウェイ)だけゲームしてたりっていう場面があったので、ルームメイトに気遣って図書館にいるっていう設定なのでしょう。ノートPCをわざわざ持ち込んでいるあたり、動画のことが気になって仕方ないみたいです。)
勉強の方は一段落したのか、気になってゲームにログインすると、動画が完成している様子。早速、動画を確認する微微(ウェイウェイ)。

図書館は、少しずつ人が帰って閑散とした雰囲気に。そんな中、微微(ウェイウェイ)をこっそり見守る不審な男・・・シャオ・ナイです。
微微(ウェイウェイ)の後方に席を取り、こっそり背中からの様子を見ていたかと思えば、書棚の陰から本を一冊抜いて視界を作っては前方から微微(ウェイウェイ)の様子を伺う。
そうとも知らずに動画を見進め、女山賊が楽師に殺されちゃうシーンで思わず泣きそうな微微(ウェイウェイ)。微微(ウェイウェイ)が作った、女山賊を殺した後、楽師が崖から飛び降りるという筋書きは、女山賊の死後、楽師は約束されていた将来を投げ出し、世捨て人として湖のほとりで女山賊の面影を追いながら一人箏を弾き続けて生き続けるというストーリーに書き換えられており、その結末に感動してつい泣いてしまう。そして一笑奈何(いっしょうないか)は天才だと改めて感心する。

そんな様子を書架の陰からこっそり覗いて満足げな笑みを浮かべるシャオ・ナイ。
微微(ウェイウェイ)は、深呼吸をして落ち着きを取り戻し、とても面白かったと奈何にメッセージを送る。そして、変えた結末にどんな意味が込められているのか知りたい微微(ウェイウェイ)は、遠回しに理由を聞くが、尺の長さをかせぐためなどと、そっけない返答ではぐらかされてしまう。(きっと、考古学の講義の時に自分に関心を示してくれなかった微微(ウェイウェイ)に、少し意地悪をしているのかも。泣いている微微(ウェイウェイ)を見て満足げな顔をしていたことから、女山賊を微微(ウェイウェイ)に見立てて、自分だったらどうするかを考えて作ったに違いないのに。)

奈何に頼まれて動画を投稿した後も、「楽師はなぜ山賊を殺したの?」と聞いてみるも、「筋書きを考えたのは君だ」と言われてしまう。
最後に、「あなたなら山賊を殺す?」と聞かれたシャオ・ナイは、一瞬フリーズしてしまうがすぐに「俺は楽師ではない。殺さないよ」と返答。
核心を突いた答えは聞き出せなかったものの、最後にちょっときゅんとさせられる返信をもらえた微微(ウェイウェイ)は少し満足し、ようやく閉館間際の図書館の様子に気づき、帰ることに。
そして、図書館から帰る微微(ウェイウェイ)の背中をそっと見送るシャオ・ナイ。

一方、倩女幽魂に少しハマってきた様子のアルシー。レベルもちょっと上がって、初回の村では一番のベテランになった様子。(通常は第二の村とか街に行くのに、ここでは自分が一番の達人だから居心地がいいからと先に進まないみたいです。)
そんな歓天喜地が肩で風を切って歩いていると、でかいモンスター2匹に絡まれている男(ツァオ・グァンのキャラ)を発見。(さっきまで、歓天喜地がいるサーバーを探すのに悪戦苦闘してたみたいですが、無事に見つけて登録できたみたいです。)すぐに助けようとするが、自分のスキルでは敵わないと判断し、すぐさま微微(ウェイウェイ)に助けを求め、操作を代わってもらう。そうして、難なく男を救助した歓天喜地。その姿に見とれつつ、歓天喜地を微微(ウェイウェイ)と思い込んでいるツァオ・グァンは、歓天喜地に弟子入りをする。これに、アルシーは有頂天になって喜ぶ。

微微(ウェイウェイ)たちが投稿した動画は、すぐに得票数1位を獲得。このままいけば優勝確実と喜ぶ微微(ウェイウェイ)の元に、真水無香の依頼を受けたギルド友達の妮妮(にに)から、大金と引き換えに動画コンテストを辞退してくれないかとの連絡が来る。数10万のはした金で辞退するのはお断りだと、半分冗談で返す微微(ウェイウェイ)に、「数10万のはした金」発言を真に受けて、お金持ちだったのねと驚く妮妮(にに)。そして、真水無香と小雨妖妖がリアルでも恋人同士であり、微微(ウェイウェイ)と同じ帝都に住んでいるという情報が何気なくもたらされる。


ボス戦を一緒に戦う約束をしてた微微(ビビ)は、奈何と落ち合い、さりげなく奈何たちも帝都在住なのかを聞いてみる。(真水無香の時には興味のかけらもなかったのに、リアル奈何については気になる様子。)
愚公(ぐこう)たちも集まって、またも愉快に仲間割れしてじゃれていると、動画コンテストの結果発表が。
「女盗賊の略奪愛」が想定通り優勝する。そして(なぜか)優勝賞品の「虹色の衣」がペアで贈呈される。微微(ビビ)と一緒に「虹色の衣」をペアで着てくれる奈何だが、衣が緑に変わる前に元の装備に戻してしまう。緑の帽子は妻が不倫中の意味だからかと納得する微微(ビビ)と、せっかくのペアルックを着ないのかとからかう莫扎他(ぼさった)たちに、「心が通じ合っていたらそれで十分だ」とまたもや照れもせずにイケメン発言する奈何。気恥ずかしくなって、散歩してくると立ち去る微微(ビビ)に、苦笑いする奈何。(「逃げたな」っていう奈何の心の声が聞こえるようです。)

消灯後の寮の部屋で一人PCを前に、奈何に言われた言葉を反芻する微微(ウェイウェイ)。
「一笑奈何(いっしょうないか)と会ったの?」と聞いてきた妮妮(にに)の言葉を思い出し、一笑奈何(いっしょうないか)に写真の交換や会いたいと求められたときの可能性を考えてしまう。真水無香の時とは明らかに違う気持ちを一笑奈何(いっしょうないか)に抱いていることに気づいてしまうが、奈何がそういう浮ついた出会いを求めてる人じゃないことも知っている微微(ウェイウェイ)は、ゲームをやめてしまったら関係がそれきりになってしまうことを思うと、寂しい気持ちになってしまう。

場面変わって、鼻栓しながら靴下を洗うハオ・メイ。(どーしても、彼らの靴下がクサイアピールをしたいんですね、演出側は・・)ハオ・メイは靴下を洗う係で、他の二人は部屋の掃除をする係のようです。そこに、シャオリンの彼氏がやってきて、何事かと聞く。(なんのために登場してるのか微妙なシャオリンの彼ですが、シャオ・ナイには敬語で、他の3人にはタメ口(あくまでも日本語訳がってことですが)なので、どんだけシャオ・ナイが偉そうか、っていうことを伝えるための登場なのでしょう。)
そして、急に4人が初対面する過去の回想シーンに。ここで、ようやくシャオ・ナイがなぜ三男と呼ばれているかの謎を説明してくれます。(生まれ順では末っ子になるシャオ・ナイが、実力で決めようといってPCを取り出し、みんなと対戦し圧勝。そしてシャオ・ナイが長男になるかと思いきや、「室長はなにかと面倒だ」という理由で三男になったという経緯があるみたいです。)
今になってそのことを思い出し、嘆く3人。「挑発して冷静さを奪うやり口だ」と。

そこに、真億テクノのゲーム開発部のリー部長の秘書だと名乗る女性から、愚公(ぐこう)に電話がかかってくる。
真億テクノの真意を探るべく、色々な憶測を話し合うも、結局のところ、真億のヒット作が、零細企業の開発者を全員を引き抜き、元々零細企業が開発していたゲームと似たゲームを作らせたものだったという経緯から、愚公(ぐこう)たちを引き抜く作戦だろうということで落ち着く。
会う約束はしてないから、今度電話が来たら断るという愚公(ぐこう)に、「なぜ断る?いい機会じゃないか」というシャオ・ナイ。頭???の愚公。
「不敵な笑みを浮かべる時は、相手を陥れる時だ」と、ハオ・メイ。

そっから、気分を変えて学食へ行くことに。三男(シャオ・ナイ)が行くところに女が集まるから俺たちも気が抜けない、と言って、わざわざ着替える3人。呆れた目で見るシャオ・ナイでしたが、どこで調べた情報なのか、シャオ・ナイが行きたがったのはいつもと違う、微微(ウェイウェイ)行きつけの学食。男神降臨とばかりにざわつく女子たちに、浮足立つ3人。それをよそ眼に落ち着いた態度を崩さずも目で微微(ウェイウェイ)を探すシャオ・ナイ。

シャオ・ナイに気づいて、テンションが上がるアルシー。冷静に見えておかしなテンションになっている微微(ウェイウェイ)。隣の列に並んだシャオ・ナイを見て、「男神と同じメニューを食べる」と、おかしな決心をする。アルシーがこっそりシャオ・ナイの横顔を盗撮していると、シャオ・ナイが急に微微(ウェイウェイ)の方を見てきたので、慌てて取り繕うアルシーと微微(ウェイウェイ)。その反応を見て、少し満足げなシャオ・ナイ。

シャオ・ナイの列はどんどん進み、逆に微微(ウェイウェイ)たちの列はなかなか進まず、とうとうシャオ・ナイと同じタイミングで注文となる。シャオ・ナイと同じメニューにしようにも、先にシャオ・ナイの注文が聞けなかった微微(ウェイウェイ)は、「スペアリブ」をオーダー。と、同時にシャオ・ナイも「スペアリブ」と。
シャオ・ナイは、スペアリブが一人分しか残ってないことを告げられ、微微(ウェイウェイ)に譲って別のメニューをオーダーするが、シャオ・ナイとオーダーの発言が被った感動に浸ってた微微(ウェイウェイ)も、慌てて別の料理を注文する。

すると、空気をよまないハオ・メイが、後ろから割り込んでスペアリブを注文。そしてここで、学食で働くKOとハオ・メイの初対面。ハオ・メイを見て、やさしげに微笑む給仕係の男(KO)。そして、ハオ・メイの皿だけ肉大盛。

一方、ツァオ・グァンにシャオ・ナイが好きだと言ってから、やたらシャオ・ナイに会う機会が増えたと気まずく罪悪感を感じる微微(ウェイウェイ)。(会えばテンションおかしくなっちゃうくらい憧れてるのに、なんか矛盾と違和感を感じちゃいますが、実際に好きか、って言われると、好きなのは一笑奈何(いっしょうないか)だっていうことなのでしょう。)

そして、部屋に戻って一笑奈何(いっしょうないか)と夫婦対抗戦の話を進める微微(ウェイウェイ)。
そんな感じで第6話が終わり。



(6話感想)

6話はツァオ・グァンの場面から始まります。予想通り、ツァオ・グァンはゲーム初心者のよう。微微(ウェイウェイ)のものと信じているIDを頼りに、数あるサーバから微微(ウェイウェイ)のいるサーバを探しているみたいですが・・・そんなことってできるの?サーバも選んでないうちに、他人のIDの検索とかって・・・。(PCでやるゲームは艦これしかやったことないので分かりませんがちょっとした疑問だったので・・)片っ端からID登録して、そっから検索するしかないのかな?

今回、ようやく5話で微微(ウェイウェイ)が考えたストーリーの動画が出来上がります。5話でのストーリー紹介の時は、バーチャル世界で人が演じていましたが、今回は微微(ウェイウェイ)が完全にこっちの世界から動画を見ている。ので、ほんとにドラマのために精巧な動画が作成されてるっぽいです。ゲーム会社を経営するシャオ・ナイが作った動画だけあって、精巧な作りになっている。5話でストーリー追ってた時よりも婚儀の場面が華やかになっているし。このドラマ、ゲームの作りこみがけっこうすごいんだけど、中国内で何かコラボとかしてるゲームとかあるんだろうか。

そして、図書館のストーカーシャオ・ナイ。やってることが、履修票調べてる時から、もう完全にストーカーです。好感度の高いイケメンは、何をやっても許されます。(これがツァオ・グァンだったら、もう、キモくて恐怖で見てられなかったでしょう。サイコサスペンスになっちゃいます。)

図書館にもう誰もいないと報告する微微(ウェイウェイ)に、シャオ・ナイは「他にもう一人」と回答する場面にドキドキしちゃいますが、ほんとに別の人が現れて、結局何事もなく帰るウェイウェイでしたが、本当はここでシャオ・ナイはちょっとだけバレてもいいかなって気持ちになったんじゃないでしょうか。まぁ、考古学の講義で隣に座った時から少しその気持ちはあったんでしょう。

妮妮(にに)に、動画コンテストの辞退を打診されて、数10万のはした金発言をするウェイウェイですが、中国ドラマで出てくる例えば10万は、10万元で日本円でだいたい150万円くらいです。
なので、150万円をはした金って言ってしまう微微(ウェイウェイ)は、確かにめっちゃお金持ちに見えるでしょう。(中国じゃ、さらに150万円くらいの価値が日本よりちょい高めみたいだし。)でも、お金持ちでもなんでもない人間からしたら、それをはした金って言って嘘をつくにはけっこう抵抗のある額だと思うので、ここは微微(ウェイウェイ)が冗談で言ってるんだと解釈できるんじゃないかと思います。とりあえず、一笑奈何(いっしょうないか)が感動的に作り上げてくれた動画は、お金に換えられない価値があるってことでしょう。
余談ですが、注意しなきゃなのが、これが台湾ドラマだと、10万元(ニュー台湾ドル)で(全体的に正確にはドラマの制作時期にもよったりしますが)33~36万円くらい。そして、韓国ドラマだと、10万は10万ウォンで日本円だと9000円くらい(面倒なので、だいたい10分の1にして円つければよいかと。)になります。見てるドラマによって、円換算が違うのでたまに混乱しちゃいます。

動画コンテストの優勝賞品「虹色の衣」を着た一笑奈何(いっしょうないか)が、衣の色が緑に変わる前にまた着替えちゃうって場面ですが、緑の帽子を被るのが嫌だったんだろうって話、ちょっと調べてみました。
そして分かったことですが、中国では男の人が被っちゃいけない帽子のタブー色が2色あって、1つは白で、これは人が亡くなったときに被るものだからダメなのだとか。そしてもう一つは緑で、これは自分の妻、恋人が不倫、浮気してるっていう意味なんだそう。実際に浮気された人がその色の帽子を被ってアピールする、とかではなく、慣用句として緑の帽子を被せられた、とかっていうと、妻に不倫された、浮気された、いっていう意味になるそう。(昔、不倫してた女の人が、夫が長い外出をする際に、夫に緑の帽子を被せ、浮気相手への合図にしたとかっていうのが由来らしいです。)

そして学食での出会い。ここでようやく、チャン・ビンビン(KO)の登場です。チャン・ビンビンはこのドラマで初めて見て、そんなに好きな俳優さんではなかったけど、「逆転のシンデレラ」→「永遠の桃花」って見てかなり好きになりました。急成長してる、いや、すごい勢いで人気が出てる感じの俳優さんです。

ちょっとずつリアル微微(ウェイウェイ)に近づいていくシャオ・ナイですが、これからどうなるのか、ドキドキ感が高まってくところです!!

(しかし、「あらすじ」っていっときながら、むしろ詳細筋追ってることに気づいて気持ち粗くしてみましたが、まだまだ長いな・・・)


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『シンデレラはオンライン中!』 第5話 あらすじネタバレ感想

2020-09-13 02:53:49 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第5話 「"カノジョ"は俺のもの!」

バスケットコートのシャオ・ナイの姿を見て、勝負を挑むツァオ・グァン。理由も分からずとりあえず受けて立つシャオ・ナイ。
そして1on1が始まる。

2人の対決の間、ツァオ・グァンについて噂をする愚公たち。彼らの予想通り、シャオ・ナイのストレート勝ちで勝負は終わる。ハイタッチの構えで待つ愚公たちをクールに無視するシャオ・ナイ。(誰かもわからないツァオ・グァンに勝ったとて、嬉しくもないしテンションも上がらないのでしょう。)
なぜ勝負を挑まれた?と問うハオ・メイに、シャオリンの彼が、確かツァオ・グァンは微微(ウェイウェイ)を狙っていたと自分の彼女に聞いたことを告げる。
その会話を聞いたシャオ・ナイ、急に火が付き「やり直しだ。さっきは手加減した。」といって、もう一度ツァオ・グァンとの勝負を始める。

シャオリンの彼からの電話で、シャオ・ナイが寮に戻ったことを知り、沸き立つシャオリンたち。
そんなのとっくに知ってたと言って、シャオ・ナイが手紙を渡そうとする女子をスルーした話をするアルシーと微微(ウェイウェイ)。そこから、男神はどんな子がタイプだろうという話になり、ツァオ・グァンにシャオ・ナイが好きだと言ってしまったことを思い出して罪悪感を感じてしまう微微(ウェイウェイ)。でも結局は「まぁいいや、男神がそのことを知ることもない」と開き直った様子。(まさか、さっきまで微微(ウェイウェイ)をめぐるバトルが繰り広げられていたとも知らず・・・)

ゲームにログインすると、奈何からボス戦へのお誘いがあり、指定の場所に行く微微(ウェイウェイ)。みんなで戦おうということになるが、このボスは女だけの時には攻撃力が半減するが、男がバトルに加わると嫉妬で攻撃力が倍増すると言って一歩引いている微微(ウェイウェイ)。でも、結局みんなで戦うことに。

ボス戦に勝利はしたものの、カスみたいな報酬が出たことをネタに愚公たちが騒がしく言い争いをしていると、フリーズしていた微微(ビビ)が、さっきのボス戦で動画コンテストのストーリーを思いついたとみんなに告げる。


キャスト
女山賊・・・蘆葦微微(ロイ・ビビ)
楽師・・・一笑奈何(いっしょうないか)
兵士1・・・愚公

語り『楽師が都への道中で女の山賊に遭遇し、寨(とりで)に連れ込まれた。そのうち山賊は楽師に恋をするけれど、楽師は心を開かない。』

女山賊の居城に閉じ込められて生活する楽師は、女山賊がかいがいしく世話をするも、無表情でずっと箏を弾いている。

女山賊『私の祖父も山賊。父も山賊。だから私も生来の山賊なの。追いはぎ以外は何もできないし、何のとりえもない。寨(とりで)の住人も皆山賊よ。そんなに私が嫌い?私は人を殺めたことはない。本当よ。確かに悪人だけど・・・私も村の女の子みたいに鶏や鴨を飼って日の出と共に畑に出て、日が落ちたら帰る、そんな暮らしがしたい。でもそれは夢。叶うことはない。行って。解放してあげる』

語り『山賊は楽師を解放した。でもどうしても離れがたくて、こっそり後をつけたの。すると竹林から妖怪が現れ、楽師を襲った。』

逃げ惑う楽師と、それを追う妖怪。転んでしまった楽師に妖怪が襲い掛かろうとしたところで、飛び出して妖怪と戦い始める女山賊。驚いた様子でそれを見守る楽師。拮抗した戦いの中、妖怪は楽師に向けて斧を放つ。倒れたままの楽師はとっさのことで何もできずに覚悟を決めたように目を閉じるが、そこに、覆いかぶさるように女山賊が楽師をかばい、背中で斧を受ける。傷を追いながらもなお妖怪に立ち向かい、なんとか征伐する。

語り『山賊は命がけで彼を守った。ついに楽師は彼女を受け入れ、一緒に寨(とりで)に戻って結婚したの』

山賊の婚礼の場なのか、閑散としてはいるが赤い布で飾られた広間で、楽師が奏でる箏に合わせて踊る女山賊。
そこに、甲冑をつけた兵士たちが乱入し、婚儀に出席していた山賊たちも応戦する。他の山賊たちはみな兵士にやられてしまうが、女山賊は楽師をかばうように何人もの兵士を相手にし、なんとか鎮圧。
ほっとして楽師の方を振り向くと、静かに女山賊の方に向かってきた楽師が、持っていた短刀で女山賊のお腹を一突きする。
一瞬で何もかもを悟ったような哀し気な顔で倒れる女山賊を抱きかかえる楽師。

兵士1『長い間ご苦労様でした。おかげで山賊は全滅、民は平穏に暮らせます。大手柄ですよ。彼女は、殺さずとも・・・』
楽師『生きて苦しむより、死ぬ方がいい。』

語り『最後は楽師が彼女への愛に気づいて、崖から飛び降り、後を追う』


シャオ・ナイたちは、微微(ウェイウェイ)のストーリーに賛成し、制作にとりかかることに。
早速、山賊と楽師一行の出会いのシーンのセリフを入れていると、リアル世界の愚公が、椅子から転げ落ちる。
寮にいるシャオ・ナイ以外の2人がそれを見て爆笑。莫扎他(ぼさった)が、すぐにチャットで「爆笑だよ。愚公がイスから落ちた。」と報告。
それを聞いた微微(ウェイウェイ)は、リアル世界で莫扎他(ぼさった)や愚公たちが同じ空間にいることを知り、「一緒に住んでいるの?」と質問する。

そこから、シャオ・ナイたちが同じ学生寮に住んでいること、情報学部の学生であること、そして、微微(ビビ)もまた情報学部の生徒であることなど、ちょっとした個人情報をやり取りする。情報学部という共通点どころか、同じ大学であることもすでに知っているシャオ・ナイは、4人のやりとりを薄い笑みを浮かべながら静観する。
微微(ビビ)が情報学部ということを知ると、まさか後輩じゃないよな、とザワつく3人。ただ、情報学部の男女比が(9:1)だってことで、むしろ微微(ビビ)がほんとは男なんじゃと疑い始める3人と、それをからかうように会話を進める微微(ウェイウェイ)たちに、一人ニヤつくシャオ・ナイ。

アルシーも先日作ったIDで「倩女幽魂」を頑張って進めていくが、なかなかうまくいかない。ちょっと心が折れかけて、微微(ウェイウェイ)に応援の要請。微微(ウェイウェイ)がアルシーに代わって、アルシーのPCでアルシーのキャラのレベルを上げていると、そこに(どっかで見覚えのある)女子学生が美顔パックの訪問販売だと言って訪ねてくる。アルシーは、自分のゲームを完全に微微(ウェイウェイ)に任せて、訪問販売の女子学生の対応をする。アルシーがお金を払おうと財布を探しているうちにさりげなく微微(ウェイウェイ)が操作するゲームのIDを盗み見る女子学生。部屋を出るとすぐに、「微微(ウェイウェイ)のIDは『歓天喜地』、ゲームは『倩女幽魂』よ」とツァオ・グァンにメッセージを送る。(そう、4話の最後の方で、新聞部の仲間に彼女の趣味を調べろと言われ、同じ授業を取る女子学生に頼み事をしてたのがコレだったみたいです。)

微微(ウェイウェイ)のゲームIDを手に入れたつもりになって、「微微(ウェイウェイ)は絶対に渡さない」と心で呟くツァオ・グァン。(おそらくこれからこのゲームを始めるのでしょうが、手に入れた情報も間違っていれば、ほんとのIDを手に入れてたとしたって、時すでに遅し、って感じです。)

一方、伯父の経営する会社、真億テクノでインターンとして働くモン・イーラン。人事部に用事を見つけ、社長に言われたと採用候補者の資料を見見せるよう要求し、微微(ウェイウェイ)とアルシーたちルームメイトらの履歴書を候補者から外せと社員に告げる。不審に思いながらも、言いなりになるしかない人事部の社員。

場面が変わって、実家でシャオ・ナイ父と碁を打つシャオ・ナイ。
言葉を選びながらも、シャオ・ナイがゲーム開発に夢中になっているのを心配し、苦言を呈す父。
これに対し、シャオ・ナイは、父親の仕事に対する意義や理想を問いつつ、自分にとってはゲーム開発も同じで、伝え方が違うだけだと穏やかに話をする。
「それも一理あるな」
と言って、自分の狭量を反省し、応援するとシャオ・ナイに伝えるシャオ・ナイ父。
「ゲーム開発は25歳までと決めてるから」
と、父を心配させないために宣言をするシャオ・ナイ。
そして、来週、父の講義に出席すると伝える。
なぜだと問う父に、少しだけ照れたような笑みを浮かべて
「出席率が低いらしいから俺が上げようかと」
と、けっこうなナルシスト発言に、父への皮肉・・・。(まぁ、アットホームで遠慮のないいい関係を築いてる家庭なんだなっていうのは分かりますが、シャオ・ナイってば、お父さんにもけっこう毒舌です・・・。)

そしてあっという間に翌週のシャオ教授の講義の時間。出席者の少ない中、いつも通り(だろう)微微(ウェイウェイ)が講義が始まるのを待っていると「隣いい?」との声が。またツァオ・グァン的な面倒な人が来たのかと、ちょい迷惑そうな顔を浮かべて顔を上げると、そこにいたのはシャオ・ナイ!たくさん席が空いているのになんでここに!?って感じです。(シャオ・ナイの気持ちを知っているせいかなんか見てるこっちがドキドキしちゃう。)
隣に座るシャオ・ナイに、恥ずかしさと後ろめたさや緊張とかで顔を上げられなくなっちゃう微微(ウェイウェイ)。
あからさまに近づいてシャオ・ナイを見に来たり、スマホを取り出して写真を撮りだす外野。(こんなあからさまに写真とか撮るの?普通??)そしてSNSでシャオ・ナイが講義に出席していることが拡散し、めちゃめちゃ人が集まる。

シャオ・ナイ父が来て、出席者の多さに驚き呆れながら、生徒を試してやろうと、先週の宿題の発表を求める。
急にテキストを開いて下を向く学生たち。シャオ教授の視線は、シャオ・ナイの隣に座る微微(ウェイウェイ)に止まる。
どうせ、シャオ・ナイ目当てで今日だけ出席しているミーハー学生と思って当てると、馬王堆漢墓について調べたことと、自分の見解についてスラスラと述べる微微(ウェイウェイ)。(別にシャオ教授が悪者、って訳ではないんだけども、めちゃめちゃ爽快感のあるシーンです。)その姿を見て、感心したような嬉し気な表情を浮かべるシャオ・ナイ。

シャオ教授は、満足げな表情で微微(ウェイウェイ)を席に着かせると、「私のミスだな。常連を当ててしまった。」と言って授業を始める。
「私も昔は男前だった。」と言って笑いも取る。思わず笑ってシャオ・ナイを見てしまう微微(ウェイウェイ)。シャオ・ナイも微微(ウェイウェイ)を見ていたせいで、ほんのちょっと見つめ合う二人。気まずそうに前を向く微微(ウェイウェイ)。(微微(ウェイウェイ)が、シャオ・ナイを意識しながらも直視できないのをいいことに、シャオ・ナイってば微微(ウェイウェイ)を見つめ放題です。ちょっと話しかけてくれるのを待ってそうにも見える。)

授業が終わり、でもなかなか席を立たないシャオ・ナイ。教室を出たいのにシャオ・ナイが邪魔で出れない。「出たい?」とのシャオ・ナイの問いかけに、うつむき加減でうなずく微微(ウェイウェイ)。ようやくシャオ・ナイが席を立ち、道を空けてくれたところで、注目されるのが苦手な微微(ウェイウェイ)は、居心地が悪くなって逃げるように去っていく。それを少し心外な様子で見送るシャオ・ナイ。(やっぱり、微微(ウェイウェイ)をリアル世界でちょっとでも会話をしたかったんでしょう。)

慌てた様子で部屋に戻り、少し呆然とした様子でドアのところでフリーズしている微微(ウェイウェイ)。アルシーとスースーに、どうしたのと聞かれて、ようやくシャオ教授の講義にシャオ・ナイが出席していたことを報告。しかも、私の隣の席に座ったと。なんてラッキーなんだと羨ましがる二人。
写真は撮れたか、話はできたのか、携帯番号を聞き出せば友達になれるかも、と問いただす二人に、「全然」と答える微微(ウェイウェイ)。「うそでしょ!何も話せなかったの!?」と驚き呆れるアルシーに、「バカにしないで!少しは会話した。"ええ"って。」と自慢げに話す微微(ウェイウェイ)にあきれてがっかりするアルシーとスースー。

「分かってるわよ、次は頑張るわ。」とちょっと怒ったように水を汲みに行く微微(ウェイウェイ)。(学生寮のウォーターサーバーの水は、中身水道水なの???)
水を汲む微微(ウェイウェイ)とアルシーを見かけ、映画研究で一緒のアルシーが微微(ウェイウェイ)の友達であることを知るツァオ・グァン。新聞部の友人にからかわれるように、お前の女神だろ、水を運んでやれよ、と言われるも、「別の手がある」と自信満々の様子。(間違ったIDを掴まされているとも知らず・・・)

そして、最後の場面では、図書館で勉強する微微(ウェイウェイ)。それを見つめるシャオ・ナイの姿が・・・。




(5話感想)

5話は、わりとゲーム要素多めです。でも、後半とうとうシャオ・ナイが思い切った行動に出ちゃいます。(グフフ・・)

全然関係ないけど、愚公の話に出てくる、情報学部の男女比が9:1っていうのがちょっとびっくりです。そもそも中国国民の男女比と大学行く女子の割合とか分からないけど、情報学部って電気工学部とか機械工学部とかに比べて女子が多いイメージでした。(ちなみに、私が大学生の頃は、文系だっていうのに法学部なんかより断然、情報工学部の方が女子が多かったけど・・・。最近は違うのか?)

微微(ウェイウェイ)の作った女山賊の物語では、楽師のセリフがほぼないので、劇中、ほとんどちょっとした表情だけでの演技を求められているヤン・ヤンです。けっこう演技力あるなと私的には感心しちゃってますが。まぁ、そもそも全体的にこのドラマ、愚公みたいなキャラと違って(いや、愚公批判ではないです)シャオ・ナイはリアクションやセリフの抑揚、表情もそんなに変わらない、かなりクールな役なので、ほんとに1ミリだけ表情を変えて演技する、っていうような場面が多く、俳優として大きく成長したんじゃないかと勝手に思ってます。(「ときめき💛旋風ガール」よりもキャラにうまくハマっている気がする。)
ヤン・ヤン好きになってから、けっこうヤン・ヤンを検索してみたら、普段のヤン・ヤンは割と笑顔で変にはしゃいじゃったりする人(日本の俳優でいうと岡田将生がバラエティで見せる姿が一番近いような気がする)みたいなので、このドラマ見てからだとかなり違和感があるんだけども。(今書いてて思ったんだけど、そういうことだと、岡田将生も一緒だね。「昭和元禄落語心中」とか、普段とのギャップがすごかった。)

それから、なんだか久々登場のモン・イーラン、シャオ・ナイが社員になると信じて、微微(ウェイウェイ)とシャオ・ナイを会わせないよう採用候補者の中から彼女たちを勝手に外しちゃいます。ナナの入れ知恵のせいか、前よりもちょっとやな人になっている。

そしてそして、シャオ・ナイの父、登場。(母親もちょっとだけ登場します。)中国ドラマでは珍しい、息子に寛容でユーモアのある優しい父親です。もしかしたらシャオ・ナイが子供の頃からシャオ・ナイの痛烈な毒舌を浴びてきたのかも?でも、子供にそういう発言を許し、受け入れてるんだからやっぱ寛容な父だよね。

ちなみに、シャオ・ナイ父が息子のことをシャオ・ナイとフルネームで呼んでますが、日本人としてはちょっとこの、家族間でもフルネームで呼び合ったりする文化に違和感があります。(韓国もそうだし、夫婦同姓の国って世界でも少ないらしいけど)そもそも、母親も家族の一員なのに、通常母親だけ名字が違うっていうのも日本人の私からするとちょっと微妙。働く女性が増えて、夫婦別性でも全然いいんじゃないかと思ってましたが、中国ドラマをたくさんみるようになって、やっぱ日本は夫婦同姓の文化を大事にした方がいいんじゃないかって思っちゃいました。最近は、旧姓が認められるような世の中になってきてるみたいだし。銀行とか保険とかでも旧姓が公に認められるようになれば、結婚した際に名字変えた方が名義変更とかめんどい手続きをしなくて済むし。
話が逸れちゃったけど、中国では子供を可愛がって呼ぶ名前とか、男女間で親しくなった際に呼び合う呼び方とか色々あるみたいなんですが、それはまた別の機会に。

そしてとうとう後半になって、シャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)への接触に乗り出します。前回、微微(ウェイウェイ)の履修票を調べてたのはこのためだったんですねー。
でも、隣に座って圧をかけるだけで、特に話しかけないって・・。どういう作戦!?リアルな自分をどう思ってるか探っているのか。うーん。男神の考えることはよくわからない。
今回は、あらすじが長くなったので、感想はこの辺で。


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