2017年|韓国
◆おススメ度
★★★★☆
◆キャスト
イム・シワン
ホン・ジョンヒョン
ユナ
オ・ミンソク
パク・ファニ
◆感想
※ネタバレ注意ですが、今回は感想のみ。
けっこう前にみた作品ですが、ちょっと感想だけ。
「太陽を抱く月」でめちゃめちゃ透明感のある美少年だったイム・シワンを追い求めて見始めた作品。
な、はずなのに・・・・イム・シワンよりも、ホン・ジョンヒョンが気になって仕方がない。
ホン・ジョンヒョンてば、「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」で、イ・ジュンギを虐げるちょーやな兄だったのに、この作品では息子可愛さに理不尽に嫌がらせしてくる皇后と、絶対逆らえない世子のために自分の心にフタをしなければならない健気な感じとか、もう、身動き取れない状況で頑張ってる不憫な青年にしか見えないのが凄い。まぁ、メイクとかもそうなんでしょうけど、表情が全然違ってて。
やっぱり、俳優さんは写真で切り取られた姿より、動きの中にあるふとした表情とかがかっこいい。ホン・ジョンヒョンは、「麗」の時はバリバリにアイラインの入った顔がちょっと好きで、この作品の紹介用の写真の姿はちょっと存在感薄い感じでイマイチだと思ってたんだけど、実際ドラマみるとやっぱかっこいいです。
私的にこのドラマの好感度高いところは、ヒロインが、二人の主人公の間で揺れ動くところ。
韓国の時代劇って、登場人物の純愛、一途な愛、的なものをウリにしてるのか、ストーリーというか演出がちょっと一辺倒なところがあって、ヒロインが主演の男性以外の男には見向きもしないっていうのが私的にはもやもやしてた。
(例えば「雲が描いた月明かり」のジニョンの役とか、「太陽を抱く月」の陽明君とか、「オクニョ」だと王様とか、もうちょっと報われて欲しかった。女だって、もうちょい別の男との間で心が揺れ動いたりしてもいいだろ!って思うのに全く見向きもされないのとか見ていてツライ・・・。)
それを払拭してくれたのがこのドラマです。
※ホン・ジョンヒョンがまさにその部分の核心をついたコメントしてる画像があったので
ちなみに、「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」もこの作品も、韓国時代劇には珍しい李氏朝鮮時代ではなく、高麗の時代が舞台となっています。
「麗」は、初代の高麗王から四代目までの、割と高麗の初期のお話でしたが、今回は25代、26代目の高麗王のお話で、時代背景でいうと、日本史でも出てくる元寇があった頃のお話みたいです。なんでも、イム・シワンがやってるワン・ウォンの父が元に日本侵攻を進言して元寇に至ったとか・・・。