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テレビっ子のひとり突っ込み

『恋恋江湖 ~運命の愛の見つけ方~』

2021-05-02 13:05:38 | 中国ドラマ

◆おススメ度
★★★☆☆
(可もなく不可もなく・・・といったところ。)


◆キャスト
・ジャン・ジェンユー (于盛優)
・ヤン・シーヅァー (宮遠修)
・ホー・イーチェン (愛徳御書)
シュー・カイシン (宮遠涵)
・リー・チャハオ (宮遠夏)

キャストの方たちは、みんな初見の方たちでした。
(あー、でも十三王子の役の人、絶世令嬢の靖遠王と同じ人?ただ似たような役どころだから同じに見えるだけ??)

なんていうか、主演のヤン・シーヅァーがあまり好きなタイプではなかったのでちょっと最初微妙だったけど、ストーリーにのめりこんで見てると確かに主演の宮遠修がイケメンに見えてくるので不思議。でもこれはヒロイン目線で見てると、って感じ。
客観的には宮遠涵やってたシュー・カイシンが一番このドラマの中ではタイプかも。愛徳御書役のホー・イーチェンも捨てがたいけど。(ホー・イーチェンてマイサンシャインでウォレス・チョンがやってた役の名前と一緒じゃない?どうでもいいけども・・・。)


◆感想・あらすじ(ネタバレ含む)

終わってみると、課金してまで見る作品じゃなかったかなーとも思いますが、全話パックで課金してしまったので見るしかない、って感じで最後まで視聴しました。
まぁ、古装劇のドラマとしてはかなりライトなラブコメって感じだったので、割と軽いノリで最後まで見ることができます。


簡単なストーリーは以下。

色々な門派が乱立する江湖。
ヒロインの于盛優は、聖医派の于掌門の娘。鬼域門たちの攻撃を受け危機に陥る聖医派の于掌門は、娘を難から逃れさせるために武林の名門で皇族の親戚筋に当たる宮家に嫁に出すことを決める。

宮家に着いた于盛優は、三人の息子を紹介される。
そのうち、長男の宮遠修は、以前街で于盛優のロバ小五が暴れて困っていた時に助けてくれた盛優の一目惚れの相手だった。
盛優は、宮家夫人から好きな相手を選べと言われ、迷わず宮遠修に嫁ぐことを決めるが、初夜の床で宮遠修が実はおバカ(5歳児くらいの知能の持ち主)だったことが判明する。

自分がダマされたことを知った盛優は、なんとか宮家を出ようと夫人を説得したり、逃亡を図ったり、自害を試みようとまでするがうまくいかず、不本意ながらも宮家で過ごすことに。
しかし、盛優に懐いていつも盛優を楽しませようとするおバカの宮遠修と一緒に過ごすうち、宮遠修のことがだんだんと可愛らしく思えてくるようになる。

そんな盛優はある時宮家の使用人宮守正に、お人好しで単純な性格に付け込まれ、気づかぬまま宮家心法を奪う手伝いをさせられてしまう。
盛優は、宮遠涵、宮遠夏らとともに宮遠修を宮家に残し宮守正を探しに守月山荘へと出かけるが、そこで十三王子に出会い、さらには鬼域門にさらわれてしまう。
しかし、鬼域門で出会った門主愛徳御書は、盛優を初恋の人と慕う幼馴染だった。
そして、これまで鬼域門の仕業と考えられていた出来事が鬼域門を裏切って何者か分からない黒幕についた鬼眼斜の仕業ということも判明する。
さらわれて、軟禁生活を送る盛優のもとに、盛優を探しに家を出たおバカの宮遠修も加わることに。巨漢の愛徳御書を受け入れられない盛優は、宮遠修こそただ一人の夫だと主張するが、肝心の宮遠修は太った愛徳御書が気に入ってしまい、3人で仲良く暮らすことを提案したため、3人はおかしな三角関係に。

そうこうしているうちに、早く既成事実を作ろうと自分で作った媚薬を宮遠修に盛ったことで、宮遠修は元の状態に戻ってしまう。おバカとして家の使用人たちと毎日遊んでいたことなどを恥に思う宮遠修は、おバカだった事実をそのまま受け入れることができず、記憶喪失を装い、盛優のことも忘れたフリをする。
おバカではなくなり、自分を忘れたといって急に冷たくなる宮遠修が果たして自分が好きだった宮遠修なのか、さらに、宮遠修は記憶など失っていないのではないかという疑念も持ちあがり、日々悩む盛優。

そんな中、盛優を諦めきれない愛徳御書は、盛優のために辛い奥義を窮める修行を続け、ついにはいい感じに痩せたイケメンとして盛優の前に現れる。
盛優が辛い時に支えてくれる愛徳御書と、盛優が好きなのにプライドが邪魔して本当のことが言えない宮遠修。
そこに、兄のことで悩みながらも他人のために一生懸命な盛優の姿に恋心を抱いて苦しむ宮遠涵と、登場人物の恋心が入り乱れていく。

そんな風に愛に悩みながらも、聖医派がカギを持つと言われる死者を蘇らせるとう奥義をめぐり、陰謀に陥れられ、翻弄される主人公たち。
最後に盛優が選ぶ愛とは・・・・

ざっくりとしたあらすじは以上です。

過去に一目惚れした相手への想いを縁がなかったと諦め嫁ぐ決心をしたヒロインに、まさかの結婚相手としての運命の再会、とか、かっこよく成長した自分を慕う幼馴染との再会とか、ラノベ的要素が盛りだくさん。
そして、江湖に欠かせない、魔教と正派の争い。門下の裏切りと皇族間の後継者争い。
いろんなことが詰め込まれ過ぎて、もう細かい設定理解できない部分もあったりするんですが、ヒロインが可愛くて憎めないキャラなので先へ先へと続きが見たくなる作品でした。

最後は、主要な登場人物それぞれにパートナーができてちゃんとハッピーエンドになるので、安心してみることができます。

あとは、タイトル、「こいこいこうこ」だと思ってたら「れんれんこうこ」でした。(オープニングのタイトルは「恋悪江湖」って書いてるように見えるんだけど、ちょうど何かの番組で「悪」っていう字は中国では「強い」っていう意味がある、っていう解説を聞いたせい?)
コメント
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