面影

日々の中で心に感じたことを綴ってゆきたい

「カンガルー300万頭撃ち殺す豪州に反捕鯨の資格あるか」

2010年02月24日 20時40分46秒 | Weblog

 24日付の国際紙、インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは、オーストラリアのラッド首相が、調査捕鯨をやめなければ日本を国際司法裁判所に提訴すると発言したことを、反捕鯨諸国の偽善性を指摘しながら異例の厳しさで非難したフィリップ・バウリング氏のコラムを掲載した。

 氏は、道徳的優位性をにじませたラッド発言の調子が、アジアの近隣諸国に今もくすぶる西欧植民地主義への嫌悪を呼び覚まし、日本よりも豪州のイメージを傷つけるだろうと分析。

 豪州の反捕鯨運動を、科学的ではなく感情的な「十字軍」だとし、「日本の捕鯨船を悩ましている豪州、ニュージーランド人活動家らに与えられた英雄的地位にも、それがみられる」との表現でシー・シェパードの活動も切って捨てた。

 その上で、ノルウェーが国際捕鯨委員会(IWC)の規制を拒否、アイスランドがいったんは脱退し、カナダは脱退後、復帰していないのに対し、日本は少なくともIWCに属していると日本にも理解を示し、ラッド発言は捕鯨諸国にIWCに協力する気をなくさせるものだとやり込めた。

 さらに、「鯨に銛(もり)を打ち込むことは、牛や羊の肉を常食としている者の間にさえ感情をかき立てるのかもしれないが、豪州は、作物や牧草を守るため年間300万頭余の野生のカンガルーを撃っているときに、苦情を言える立場にはほとんどない」と、反捕鯨国の偽善性にまで踏み込んだ。

 西洋人が東洋での犬肉消費にゾッとするのは感情からで理性ゆえではなく、鯨肉を、一部欧州国の食卓に乗る馬肉と違う扱いにする道理はないとも断じた。

 そして、「豪州が選別的感情の問題をアジアの主要同盟国との外交対立にまでしたのは愚劣以外の何物でもない」と結んでいる。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100224/asi1002241719003-n1.htm


ハイブリッドカーに“騒音発生装置”は必要ですか?

2010年02月24日 10時13分16秒 | Weblog

 低速走行時のエンジン音が小さいハイブリッドカー。歩行者に注意を喚起しにくいことから、1月29日に国土交通省が車両接近通報装置の搭載義務化を発表したが、消費者はどのように受け止めているのだろうか。

 アイシェアの調査によると、「ハイブリッドカーへの車両接近通報装置の搭載が義務化されることを知っていますか?」と尋ねたところ、「知っている」は58.3%。「知っている」の比率は女性(53.1%)より男性(62.5%)の方が高く、年代が上になるほど高くなっている(20代55.8%、30代57.1%、40代61.3%)。

 「ハイブリッドカーなどの低騒音車に車両接近通報装置の搭載は必要だと思いますか?」と聞くと、「必要(とても必要+どちらかというと必要)」は77.1%。「必要」の比率は男性(69.1%)より女性(86.9%)の方が高く、年代が上になるほど高くなっている(20代74.3%、30代78.2%、40代78.5%)。

 「必要」派と「不必要」派それぞれに理由を尋ねると、「必要」派では「音が聞こえないのは危険」「安全対策として」との意見が大半。一方、「不要」派では「せっかく低騒音化したのに、わざわざ騒音を付加するのは矛盾」「人が近づいた時だけ警報音が鳴る仕組みにすればいい」という意見が多かった。

 車両接近通報装置の搭載が必要だと思う人に「ハイブリッドカーに搭載する車両接近通報装置の音は、何が最もいいと思いますか?」と聞くと、トップは「擬似エンジン音」で73.7%。以下、「アラーム音」(18.6%)、「運転者の好きな音楽」(2.1%)が続いた。性別や年代に関わらず、「擬似エンジン音」の比率が圧倒的に高かった。

 インターネットによる調査で、対象は20代〜40代の男女503人(男性54.7%、女性45.3%)。調査期間は2月1日から4日。【堀内彰宏】

(MSN産経ニュース、http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=IT20100222031&cc=07&nt=25