安らぎの里・お絵描き、写真、時々古典

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明治時代-10

2018-03-21 19:28:18 | 古典

明治時代-10

(明治・大正・昭和)

 

永井荷風(ながいかふう) 

1879年(明治12年)~1959年(昭和34年)

フランス文学、特にゾラの紹介によって自然主義文学に重要な役割を果たす。

アメリカ、フランスに遊学、のち、耽美(たんび)的立場をとる。

代表作に、フランス物語がある。

 

 

 

谷崎純一郎 (たにざき じゅんいちろう)

1886年(明治19年)~1965年(昭和40年)

絢爛(けんらん)たる文体で、女性の官能的な美しさを追求した。永井荷風と共に耽美(たんび)流の作家。

代表作 

 細雪・春琴抄・痴人の愛・鍵・刺青・(まんじ)

 

谷崎純一郎の小説は多くの作品が映画化され、細雪なんかは何度となくメンバーを変えて映画化されています。多くの人に愛された作品なんですね。

 

 

 

武者小路実篤 (むしゃのこうじ さねあつ)

1885年(明治18年)~1976年(昭和51年)

 志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊し、その主流として活躍。小説家・詩人・劇作家・画家。としても自らの個性を活かしきった芸術家として、独自の存在をなす。貴族院勅選議員でもあった。

代表作 

 友情・お目出たき人・幸福者・愛と死

 

実篤は、色紙に自分の描いた絵に言葉をつけた作品が多くあります。

 

私の好きな作品

 

カボチャとサツマイモの絵に

 君は君 我は我也(なり) されど仲よし

 

玉葱とレモンの絵に

 仲良きことは 美しき哉(かな)

 

綺麗な花の絵に

 天に星 地に花 人に愛

                 が好きです!!

 

 

 

今日も見ていただいて有難うございました。 

 

 

では又~~