大正時代ー7
(明治・大正・昭和)
川端康成
1899年(明治32年)~1972年(昭和47年)小説家、文芸評論家。
大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学の頂点に立つ作家の一人である、様々な章を受章している。
芸術文化勲章(1960年)
文化勲章(1961年)
ノーベル文学賞(1968年)
1972年(昭和47年)4月16日夜、72歳でガス自殺した。(なお、遺書はなかった)
主な作品
『伊豆の踊子』(1926年) 『抒情歌』(1932年)
『禽獣』(1933年) 『雪国』(1935年-1948年)
『千羽鶴』(1949年) 『山の音』(1949年)
『眠れる美女』(1960年) 『古都』(1961年)
川端は子供時代から常に天涯孤独でした。もっとも目をかけていた三島由紀夫の自殺を受け、彼は精神的にかなりの打撃を受けたようだ。老いることで近づく死への恐れ。ノーベル賞をとったことで、それ以上の作品を書くことはできないと作家としての限界に気づき、絶望したのかもしれません。
どの理由にしても「孤独」が彼を死に追いやったのであろう。
佐多 稲子 (さた いねこ)
1904年(明治37年)1998年(平成10年)(94歳没)
長崎県出身 小説家
1928年、『キャラメル工場から』を発表し、プロレタリア文学の新しい作家として認められる。1929年にはカフェの女給経験を綴った『レストラン・洛陽』を発表し、川端康成に激賞された
代表作品
『キャラメル工場から』(1928年)
『くれなゐ』(1938年)
『樹影』(1972年)
『夏の栞』(1983年)
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~