love fifties

50代半ばのあんなこと、こんなこと

Tamron SP 500mm の実力

2012年04月28日 | PENTAX K-5
 久しぶりに持ち出した Tamron のミラーレンズ。
 昨日は一脚を使って撮影したのですが、さすがに 35mm 換算 750mm。一脚ごときではファインダー像がぶれてしまって、きっちりとピントを合わすことができません。言うまでもなくこのレンズはMFで、しかもミラーレンズなのでフォーカスエイドも使えず、ファインダースクリーンのマット面か、ライブビューで合わせるしかないのです。というわけで昨日はフォーカスリングを微調整しながら連続撮影し、ピントが合っていると思しき映像をピックアップしました。しかしシャッターを押す瞬間のブレが画像に影響を及ぼしている可能性もあります。
 そこでこのレンズの実力を探るべく、今日は三脚を用い、ピント合わせはライブビューの拡大映像、レリーズは2秒セルフタイマーを使いました。



PENTAX K5
Tamron SP 500mm




PENTAX K5
Tamron SP 500mm

 描写はやわらかいけれど、決して甘くない。そんな印象を受けました。
 理論的にはミラーレンズには色収差がないそうですが、それを証明するかのような素直な描写です。
 ミラーレンズ特有のリングぼけも、うまく利用すればファンタスティック。
 しかも750mm相当なのに、PENTAX DA★ 16-50mmと大きさはほぼ同じで、すごくコンパクトなのです。
 大変気に入りました。これで2万円(中古)でしたからね、いい買い物をしたと思っています。
 しかし三脚を使っても、レリーズ時にぶれることが今日わかりました。ケーブルレリーズかリモートコントローラ、またはセルフタイマーの使用が必須です。
 最近 Kenko から安価なミラーレンズが発売されて話題になっていますが、撮影時にそれなりの注意を払えば、ミラーレンズは大変有効な武器になると思います。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。