goo blog サービス終了のお知らせ 

Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

ゆっくり準備(ファーストライトまでの備忘録①)

2015年06月11日 | 機材備品・撮影技法など
星撮りはそろそろ新月時期になるのですが、なんせ梅雨・・・・・
ファーストライトに向けて作りましたFSQ106ED用フード。見た目はいいのですが、ん~~ㇺ~・・・・ どうなんでしょ!

遮光環(8枚入れました)

材料:①A3厚紙22枚 ②両面テープ ③植毛紙 ④ボンド ⑤艶消しスプレー黒 ⑥夜露対策外装レジャーシート(百均)買ったものは①と②⑥で費用約3千円也
製作期間:15時間余り(3日間) 疲れました。

原寸大に図面を起こして、厚紙をカッターナイフでカットして両面テープで張り合わせる作業の繰り返しでした。現物合わせで採寸しながら構築していきますので、起こした図面とサイズが異なっていきますが、しっかりしたものができました。

口径はフラットに影響しない写角にしないとなりません。RD使用時、焦点距離380mmのフルサイズ対角44mmの写角は6.48度です。RD使用時イメージサークル60mmからすると写角は8.9度と見積りました。

フード先端遮光環での写角を約10度弱で仕上げましたのでケラレなく光量の損失もないはずです。実写でフードの有無の差を確認しないといけません。

ただ重さは1.2㎏となってしましました重い! 失敗かもしれません。原因はフード径を大きくする部分の厚紙張り合わせ部分を頑丈にし過ぎたためです。フードに掛かる負荷が気になります。たぶん大丈夫だと思いますが、結果次第では軽量化2号機の作成になるかもしれません。ついでに長過ぎ(対物レンズから40㎝)の感もあるので短くします。乾燥空気の送風対策もあります。


とりあえず、これでファーストライトの準備の一つは形になりました。バーディノフマスクの作成と後は温度変化によるピント移動をどう管理するかですがピントゲージを考えています。直焦点とRD使用時の確認をどうするかですが、まず実写しながらピント位置の確認です。

そんな訳で初めて赤道儀に載せて記念に!


実践投入はいつになるでしょう



写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村


いつかはと思っていましたが・・・

2015年06月05日 | 機材備品・撮影技法など
やはり梅雨です。平年なら↓こんな天気図があと50日です。長い!


2月にお願いしていたFSQ106ED。完成したとの連絡が販売店からありました。メーカーは大変なオーダーを抱えていたようです。
いつかは・・・憧れの、σ( ̄。 ̄)にとっては最高峰の1本です。あぁ~~あ!「3月から値上げ」のアナウンスがなかったら手元になかった。



天文雑誌の読者の写真では多くを飾るFSQ106EDでの作品。そしてブログの中でもあの「名手sloさん」のM31アンドロメダの画像は衝撃的でした。もうこれはこの写真鏡でないとと感じていました。その写真鏡がついにここに!。じっくりと楽しみたいと思います。もちろん使い始めたε130Dのその良さも、ここに来て日増しに増してきて素晴らしい星像を見せてくれる写真鏡です。ほぼ同等のスペックの鏡筒を2本もどうするの?って言われそうですが、済んだ還暦祝いと定年一区切りのご褒美と自分に言い聞かさせて下さい(笑)。

実は一昨年の天文復活ではデジタルになったカメラ機材に戸惑いながら、昨年10月購入のε130D+SXP赤道儀+オートガイドも使える自信なんてありませんでした。そんな訳でいきなり高価なFSQ106EDの導入に踏み切れなかったのが実情だったのです。でもまさか値上げとは・・・・

天文復活し、天体写真鏡でのσ( ̄。 ̄)の目標はフルサイズフォーマット+400mm域で星野を切り取ることです。FSQでのフルサイズフラット処理はεより楽そうですがピント管理が大変らしいので、手間取ってもコツコツと修練して納得の1枚を撮りたいものです。

フード作成・試写などの準備は当分かかりそうです。本格運用はたぶん秋終盤頃からでしょう。性能を発揮させれるように楽しみに遊びます。




写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村

満月期の周辺整備(その2)

2015年06月02日 | 機材備品・撮影技法など
星空撮影はおあずけ!
写真は毎年収穫を楽しんでいる家庭菜園のミニトマト。今年はちょっとお値段の苗を一株試してみることにしました。美味しく育てたいです。



そして周辺整備(その2)


TOAST Pro によるSIGMA Artライン50mmの”ほったらかし追尾”はもちろん完璧追尾ができていてε130Dとの2式展開の撮影にはTOAST Proにもっと頑張って貰いたいと画策しています。

100mm域までのお手軽撮影が取組みの到着点です。2軸オートガイドが安心面では理想ですが装備が膨らみますので、既存TOAST Proシステムの活用を目指しています。どこまで追い込めるでしょうか。
仕様表をみると、ピリオディックモーションは±7″角以下で、Pモーション周期は約9分35秒となっています。もちろん能力範囲内の使い方をしてです。
そして実践では、メーカーサイトのK’s REPORT TOAST Pro編 その13に、「 300㎜・5分は70%、100㎜・5分は80%、50㎜・5分はほぼ100%の確率で星を止めることに成功した。」とあります。
もちろん極軸設定精度の追い込みが条件でしようが、是非ともカメラレンズの焦点距離100mm域での安定運用を実現してみたいと思います。

なんといってもノーガイド,ほったらかし機械任せですから、撮影者ができることは①極軸セティンング精度②カメラの搭載バランス③露出時間の短縮(絞り・ISO感度の設定)④強風が吹かないように祈り(笑)。だけです。

残された課題は②の搭載バランスです。現在はジンバル雲台を使って赤径方向はOK。赤緯方向はアンバランスでもSIGMA Artライン50mm(重さは815g)では大丈夫でした。しかし、焦点距離が100mm域ともなると追尾誤差の許容範囲がグッと小さくなり追尾エラーの確率は高くなります。

そこで追尾エラーの原因になりそうなものは排除したいと考えてこの度、写真のように汎用のクイックリリースプレート(無駄に20㎝もありますが)を追加して赤緯バランス調整ができるようにしてみました。

たったこれだけで長々と m(_ _"m)ペコリ・・・・ 次回以降の実践投入で試してみることにします。さて、撮影コマの歩留まりは如何に・・・・安定運用となればいいのですが。。




写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

満月期の周辺整備(その1)

2015年06月01日 | 機材備品・撮影技法など
写真は以前のもの(今日は曇っています)です。もう梅雨入りが近い6月となりました。



そして周辺整備(その1)


時代の流れでしょうか?今はパッケージ品の商品は無くなって購入を躊躇っていたPhotoshopですが、Creative Cloudフォトグラフィプラン12ヶ月版をレジで2,000円引き・・・・思わずポチって!遂にPhotoshopCCを導入です。
画像処理はPSが無くても何とか誤魔化しているのですが、星マスク処理はこれでないとダメかと思いを巡らしていましたのでこれから徐々で取り組んでみたいです。

σ( ̄。 ̄)は昔人間でしょうかね、どうも期間限定使用料のソフトって抵抗感があります。メリットもありますが感覚的にどうもね~って感覚です。

しかも、インストール時に”メンバーシップを自動更新する”の項目で継続して使用する場合の”プラン更新条件”が記載され”このボタンをクリックすると、上記の更新についての支払い条件に同意されたことになります”とあり「契約条件に同意する」のボタンと「後で通知する」のボタンがあります。

プラン更新条件は1年後の日付を開始日として「2016年xx月xx日を開始日として、お客様のプランは 1 年ごとに自動的に更新されます。1 年間の契約期間中、購入時に提示した料金を Creative Cloud 通常版メンバーシップの月額料金として、毎月徴収いたします。この価格は更新日から 12 ヶ月間有効です。価格は変更されることがありますが、変更する前に必ずお知らせします。お客様から解約のお申し出がない限り、本契約は自動的に毎年更新されます。契約更新から 30 日以内に解約する場合、解約料金をお支払いいただく必要はありません。それ以降は、残りの契約期間で発生する料金の 50% を請求いたします。」とありました。

しばらく思案して・・・・
自動更新???。もちろん1年単位で検討したいし、毎月課金も肌に合わないし、値上げもあるかも・・・・など、もし自動更新を同意するを選択するとクレジット等支払方法の登録をだろうと思い「後で通知する」を選んでインストールしましたが、使えます。「後で・・・」がいつまでかは解りませんが(笑)
やはり今はネット在りきの商売の時代でなんですね。

支払っていますし、しばらく使ってみてから考えるとして、操作が???マニュアル本を買わないとなりません。(笑)
やはりアナログ世代のσ( ̄。 ̄)です。




写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村


またやった!蹴った!(プチ対策ほか)

2015年05月04日 | 機材備品・撮影技法など
前回の遠征はいつもより”もっと闇夜”を求めて県北へ行ってきました。
月が沈むと見えていた地面が見えなくなる程の闇となった中、SXP赤道儀+オートガイドとTOAST Proのほったらかし追尾の二式展開で撮影に臨みました。
同時進行で準備から撮影をしている間に、TOASTの三脚を”蹴った!またやった!”を3回もやってしまいました。三脚が黒色で見えないのがイカンのですが、その度に極軸セッティングのやり直し・撮影のやり直し、ふりだし最初からです。時間ロスです。

プチ対策その1 は三脚へ蛍光テープの貼り付け380円也:貼っただけ~の「三脚があるんですシール」
 ※ろどすたさんよりコメント頂き5/9畜光式を買い求めました(笑) 畜光式でないと役に立たないですね!やれやれ・・・

プチ対策その2 は縦構図しかできないTOAST+ジンバル雲台に横構図と切り替えが出来るようにL型ブラケットの導入


赤経赤緯に合わせて縦横構図を切り替えるのに便利なL型ブラケットですが。一体成型された正規版のL型ブラケットですと6千円台から1万円位しています。
便利グッズですが、お小遣いの範囲でボチボチと準備する予定でした。ところが先般ネットをみていましたら格安商品の中にEOS6Dも使えるとレビューがありまして・・・・・お値段が 1,329円、正規版の数分の一の価格!選択が失敗でも1,329円!・・・・・ポチッてみました。

商品名は「NEEWERR ユニバーサル L型クイックリリースプレートブラケット」。ヤマト便で到着、早速装着。アルカスイス規格も若干異なる製品がありますが無事ジンバル雲台に付きましたし何の不足もなく使えそうです。

横構図                                           縦構図


EOS6Dはドック入り中なのでEOS60Dを載せてみましたがインターフェースケーブルやリモートタイマーコードは接続可能でした。赤緯方向のバランスは調整できない構造ですが、前回の縦構図の時に大丈夫でしたので、大丈夫でしょう、気にせず使ってみることにします。

これで、TOAST Pro + SIGMA Artライン50mmF1.4DGの ほったらかし追尾撮影のシステムが完成!!です。

撮影の幅が広がりステライメージなどで撮影計画を考える楽しみも広がりました。5月の新月時期遠征にEOS6Dの退院が間に合いますようにm(_ _)m



写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村

全面ジャスピンはなかなか手強い!(いて座・たて座の領域)

2015年04月26日 | 機材備品・撮影技法など
写真はEOS6D SEO SP4のファーストライトの晩(4月22日)の二つ目の対象です。EF100mmマクロに付け替えて試してみました。


2015.04.23 03:10~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:EF100mmF2.8LマクロISUSM(絞りF4.5) + EOS6D SEO SP4
露出:3分×15コマ(45分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter経由,RAP2にてdalk5コマ, flat10コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・カブリ補正他、canonDPPにてトーンカーブ調整・周辺フレームずれカットのためのトリミング他による処理

レンズを替えたのが災いしてデカイごみが写り込んでいてガックシです。(涙)でも不運ばかりではありません、カメラレンズでのフラット処理はεのような6Dのミラーボックスのケラレ問題も見受けられなくてOK!。周辺減光フラット補正は解ってきました上手く対処できそうです。
ここまではOK!少しずつ前進しています。

ところでタイトルの話題!

しかし、全面ジャスピンとならず難儀しています
全面ジャスピン要素は①ジャスピンへの追い込みの技術と再現性の確保。②鏡筒+カメラの機械精度の確保・調整。の二つの要素で考えていますが、
σ( ̄。 ̄)の場合、②は機械に疎いので精度が高く高価な機材を買ってメーカーさん任せです(苦笑)。
①は撮影者が撮影現場で気温によるピント移動をカット&トライで克服し記録再現するか、製品化されている電動フォーカサーのようなピントアシスターによる対処だと整理しています。

σ( ̄。 ̄)の①はバーティノフマスクでEOSユーティリティのライブビュー機能を使った追い込みと試写による確認です。ピント移動が気になれば都度確認するというもので、記録も残さず再現性のないその場限りその場凌ぎです(笑)。イカンなぁ
でも②は定評のあるメーカーさん頼みですのでしっかりお願い致します。(他力本願だけどしゃぁ~~ない)


現在↑の写真のとおり縦位置で上側の星像が肥大しています。レンズの収差でもなさそうです。SIGMA APO MACRO 180mmでも同じ方向に発生します。もう少し他の光学系で試してみて結果如何によってはと考えていましたが・・・・。

実は昨夜4/25は運よく快晴と言うこともあり、新レンズで試写して来ることができたのですが、やはり同様な結果となりましたので、これはどうもドック入りとなりそうです。(その写真は処理後UP予定です)
6Dは改造費込みトータル20諭吉超えの念願のラージフォーマットです。直して貰って是非とも全面ジャスピンを目指します。


あぁ~~ぁ!それにしても、スケアリングについては機材購入後一発でOK満足となった経験が少なく、とっても相性が悪いってことはいったいどういうこと(涙)

 画像処理する気がしない。チャン!チャン!(苦笑)





写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

旅立ちました

2015年04月05日 | 機材備品・撮影技法など
3月・4月のこの時期は、学生の卒業・入学・勤め人は転勤・人事異動・退職等々、別れ&出会いで悲喜こもごもです。
σ( ̄。 ̄)もご多分にもれず、ついに々現役の区切りを迎えちゃいました。時間は必ず進みその時が・・・皆さんにもその時が訪れます(笑)。

で! 写真はちょっと前にポチッっていたレーザーコリメーターです。

3月から撮影がほとんどなしで、昨夜の月食も雨と言う最悪のパターン。そこで機材話しです、次の準備時期と言う事ですかね!

実は二つ前の投稿で”60D改造機のスケアリング不良と思われる課題もあり、レンズが悪いのか両方なのか迷宮に迷い込んでスカッと納得の一枚は叶っていませんが・・・こりゃぁ~なんとかせねばなりません!”ってつぶやいていましたが、レーザーコリメーターによる調整を断念して、本日カメラをメーカー(SEOさん)送りとしました。

カメラマウントのビスを上手く外せないこともあり、三基光学館へ相談したところ、確認してみてってことで調整して貰うことになりました。結果は何処・・・・・
で、3月に手に入れていたEOS6Dですが、フルサイズの写りの良さにIR換装はちょっと先にして普段撮り用として楽しむ予定でした。

がしかし悩んだ結果、夏の銀河はラージフォーマットで撮影したい・・それもやっぱりIR換装したカメラで撮りたい!欲望に負けてしまいましたぁ~~
そんな訳で本日、60D SEO-SP4の調整と一緒に6Dは改造に旅立ちました。
スカッとしました。これで2台の改造カメラで楽しめそうです。SEOさんよろしくですm(_ _)m



写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

SIGMA APO MACRO180mmの試写をしてみた

2015年02月22日 | 機材備品・撮影技法など
昨年秋に天文復活し、10月下旬から手に入れたε130Dにて400mm域+APScサイズのカメラで撮影に没頭していましたが、もっと広角写野で撮影をしたい領域があります。
特にこれから昇ってくる夏の銀河辺りは100mm域や200mm超えの撮影写野が多くあり楽しみであります。そう思い200mm~250mm程度のレンズを探していました。

手に届きそうな価格で候補に上げたのは、①タカハシFS60CB+0.72RC(255mmF4.2)・②BORG67+0.85レデューサー(255mm F3.8)・③キャノンEF200mm F2.8L II USMの3機種でした。
周辺減光・周辺星像の優秀なものとなるとどれも帯に短し襷に長しです。もちろんフルサイズでの星像も気になるところです。

悶々としていたところ、天文ガイド(2014年9月号)にArtラインシリーズのLensReviewでおまけでReviewされた180mmマクロの記事があったのを発見!
”蛍石に近い光学性質のあるFLDガラスを3枚も使った高級レンズ”と紹介があり、記事を見る限り良さげな感じですので、実際の使用感の記事をWeb上で探してみましたが見当たりません。

このレンズ、シグマの180mmF2.8 EX DG OS HSMと言う長ったらしい名称のマクロレンズ。希望の200mmより少し短いですが悶々に耐え切れなくなり(笑)、ついにポチってしまい今は手元に居ます。人柱になるにはお値段も諭吉12人超えですから良い結果を期待したいところです。

SXP赤道儀の載せて撮影ですがデカイですレンズヒーターより筒先はAPS用のフードアタプターを装着していますのでひどく長く見えます。重さも1600g超えです。


試写の撮影条件は快晴(透明度・シーイングとも良)ですが広角写野では特に気になる光害の影響のある撮影地。
カメラは60DSEO-SP4・絞りF4・iso1600、画像処理はシャープ系の処理はなし。ダーク処理&レベル・トーンカーブ調整・傾斜補正のみ。
西に傾いて行くオリオン座領域(加算78分)

昨日、曇天フラットを作成してバッチ処理しましたが合っていません、要再作成です。合わないフラットを使って悪化させてしまったようです。

そこで↓は加算6分露出でフラット処理なしです。その他は↑と同じです。F4周辺減光はどうでしょうか?


試写の感想としては、色乗りが解りませんのでもっと光害の影響の少ない撮影地を選ぶべきだったこと、周辺星像は輝星の口径食による割れもほぼなくて良さそうです。周辺減光はF4では多くないようです、F3.5・F3.2・開放ではどうか試す必要があります。
ただ、気づいた欠点は輝星のゴーストが出ます、輝星を入れるフレーミングには注意が必要です。もっと使い込んでみないと解らないことがあり良否は?ですが今のところこんなところでしょうか。






写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村

デジカメの監視は?・・・モンキー星雲(NGC2174)

2015年01月27日 | 機材備品・撮影技法など
片道1時間弱の遠征、私にとっては少し遠いですが暗くて美しい夜空には敵いません。前回の遠征 1/23の後半です。
薄雲去来で手こずったラブジョイ彗星の撮影でしたがついに曇って待つこと約1時間後に一転・・・・ド快晴となり、ε130Dを天頂付近にあった双子座へ向けました。

モンキー星雲(NGC2174)

TAKAHASHI ε130D
2015.01.23 23:33~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:TAKAHASHI ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:4分露出×15コマ(60分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:RAP2にてdalk5コマ, flat12コマ処理 stellaImage7 canonDPPによる処理

対象は小さいですが形に特徴のあるモンキー星雲です、モンキーフェイスの耳後ろに青っぽい星雲が飾りのようで面白いですが、もうちょっと色が出て欲しかった。


ところで、皆さんは露出時間の管理はどうされていますか?
σ( ̄。 ̄)はCanonタイマーリモートコントローラーTC-80N3を使っています。シャッター押して露出時間×コマ数で記憶しておくのですが車の中で休息していると露出終了時刻が解らなくなっちゃうのです。(゜-゜;)ヾ(-_-;) オイオイ…歳です
え~と~なんて暗算です。

そもそも時々監視していないと、赤道儀がちゃんと動いてガイドしていて、カメラも撮影しているか不安であります。上手く撮影してくれていると信じるだけです!。とは言え不安なので車から出たり入ったり忙しいのです。アナログ人です。

そこで折角ある機能、CanonEOSUtilityによるインターバルタイマー撮影を試してみました。
実はこの方法!この前お会いした星友”ろどすた”さんがされていた方法を早速パクってマネしてみただけなのですが!やっとテスト出来ました。


インターフェースケーブルは3,000円ちょいであります。長さが4.7mありますのでPCを車内へ引っ張って監視することもできます。タイマーリモートコントローラーより安い、使わない手はない。

ガイド用CCDカメラからは5mのUSBケーブルでPCのPHDへ、カメラはインターフェースケーブルでPCのEOSUtilityへ、これで露出経過時間や現在撮影枚数・残枚数が解り、撮影済み画像がDPPでリアルで確認できるしガイド状況も分かるので安心です。

この監視ソフトのお蔭で終了時間を記憶することが要りません。これはますますボケます。(笑)でも楽ちんです。

ありがとうです”ろどすた”さん。m(_ _)m
ケーブルでで繋いだだけですが、だんだんかっこ良くなってきました。

そんな訳で写真ので出来具合に関係のないところで楽しんでおります。どんどん自己満足へまっしぐら~~です。(笑)
”あ!ドンドン♪”


ちょとノイジーなこともあり 1/28 22:45 再処理して7割くらいにトリミングしたものを追加UPしてみました。ま!いっか!




写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村
天体写真 ブログランキングへ

冷やしデジカメラの話題

2014年12月10日 | 機材備品・撮影技法など
次の遠征まで在庫の天体写真はなし。繋ぎの話題を探していたら・・・
CentraIDSより12/1にCooled eos 6Dがアナウンスされていました。Astro A7s (冷却改造 sony A7s)も同時アナウンスです。
天体写真ファンにとっては、冷却デジカメで行くか冷却CCDで行くかは悩ましいことですが、デジカメ性能も良くなっていますからこういうニュースは良いことです。

 (同サイトより転載)

デジカメの場合LRGBが同時に撮れるのが利点です。なによりお手軽です。冷却CCDでの処理の自由度も素晴らしいらしいですが・・・お値段が。

まじまじとサイトに吸い付き熟読(笑)です。和訳されたところをフムフム。(笑)

・ミラーボックスや跳ね上がったミラーによるケラレ問題から解放されます。CMOSセンサーがボディから前へ出ています。
・光学ファインダーが使えないですがLive view機能で対応はできそうです。
・冷却の説明はどうでしょう。もともと低ノイズで定評のある6Dと高感度A7sですから期待したいです。外付けファン対応となっている。
・ドロップインフィルターのよるフルターワークが可能。ただ48mm径と52mm径対応フィルターに何がある?
・露結対応は不明?
・お値段はHoya Clear フィルター装着$2,786でHoya UV/IR ブロックフィルター装着$2,922・・・高いと見るか安いとみるか。冷やしデジカメラ導入がし易いように販売代理店では敷居を低くして欲しい。
初心者が読んだところこんな所でしょうか。

ユーザーの希望を叶える仕様に近づいています。使用感の情報待ちですが興味ありありです。このニュースは様子を見ながら楽しみたいですなぁ~。
今日のUPネタは”機材の話題は楽しい”でした。



写真ブログランキング〔天体写真〕に参加しております。ポチを頂きますと励みになります!
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

天体写真 ブログランキングへ