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Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

何となく更新・・・・・「二重星団」

2016年12月16日 | ε130D
星ナビに連載の吉田隆行さんの「宇宙は美しい」や天文ガイド連載の津村光則さんの「星雲・星団案内」などの記事は楽しく読んでいます。
内容はもちろんですが、写真は綺麗で見応えがあり自分の目標になるものです。


私はご覧のように散光星雲や比較的写りやすい分子雲などを好んで撮影していますが、これからの時期、夜半過ぎると対象の少ない星空になり手持ち無沙汰です。

春の星座の系外星雲なども良い対象ですが、撮影するにはちょっと寂しい焦点距離しか持ち合わせていないのが残念です。
ファインディングチャート風にするかトリミングで頑張るしかないですね!



写真の方は地味ですがちょっと前に撮影の二重星団を貼ってみます。イプシロンのスパイダーのお蔭で少しは輝いて見えますか?

2016.09.01 01:24~撮影  撮影地:seranisityou 光学系ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:4分×12(48分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング  トリミング有り




一度は撮ってみたい「まゆ星雲 IC5146」

2016年09月14日 | ε130D
視直径12′と言う小さな対象を撮ってみました。暗黒星雲帯に包まれた「まゆ」の雰囲気が神秘的です。

スケールが足りないので、まずはズームアップ。


まぁ~綺麗かな?でも輝いていないです~~ 

と言いますか、にらんでいると、生唾がでそうな梅干しです。
この梅干し星雲は広角・標準レンズで撮ると天の川の中に確認できます。
しかし視野に捕獲するには近くに目当ての恒星がないので自動導入(STAR BOOK TEN)はありがたいです。良い時代になりました。

フルフレーム

2016.08.31 21:33~撮影  撮影地:seranisityou 光学系ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:4分×30(120分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング



この日は稼働率の低いε130Dにて撮影しました。露出時間はたっぷりと掛けましたのでS/N比は確保と思います。処理はなんとも言えませんが・・・・。

光害カブリかもしれませんが背景が汚い結果がでます。ε130Dで撮影するとどうも思わしくないです。原因は何でしょうか。
他に二重星団やカシオペアのIC59IC60を撮りましたがいずれも同様の結果ですた。アップは止め、これだけにします。


暑かった日々も終わりを迎え、撮影時気温も17℃辺りと落ち着いてきましたので次回以降を楽しみに待ちます。  




  


高野町デビュー(ケフェウス座IC1396)

2015年09月25日 | ε130D

9月21日(月)シルバーウイーク:快晴・無風・気温14℃⇒12℃(4時過ぎには7℃)・夜露攻撃大!
標高773mのこの遠征地は近場で最も暗い場所です。
よく考えてみるとε130Dはファーストライトから11ヶ月にして高野町デビューを叶えました。

その対象はケフェウス座IC1396
(800×1200)

2015.09.21 23:17~撮影  撮影地:syoubarasi takanotyou 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:6分×14 (84分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング


EOS60D SEO SP4(APSc)では入りきらない対象ですが西側を切り取りました。
ちょうど月没頃、秋の対象IC1396はもう子午線を超えていますがベストの条件です。F3.3で1コマ6分の露出ができる暗い空です。

画像処理はPSccで初めての輝度マスクを試してみることができました。輝星の肥大化を抑制できるので気持ちが良い出来上がりになります。
不慣れで上手く操作できないPSccですが、星友Uさんのレクチャーを頂きこの技法だけ何とかです。


薄明開始頃には冬の王者オリオン座が結構高い位置まで昇っています。
これで輝星が沢山あるフレーミングも楽しむことが出来そうです。 俄然楽しくなってきました\( ̄ ̄*)バシッ・・・(単純(笑)) 





気を付けよう設置場所!(M8&M20)

2015年05月25日 | ε130D
遠征地で赤道儀セティング後の農業ハウスの点灯!・・・・参りました。

(800×1200)

2015.05.20 23:35~撮影  撮影地:syoubarasi toujyoutyou 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:3分×16コマと0.5分×4コマ(50分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter経由,RAP2にてdalk5コマ, flat10コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・デジタル現像・シャープ処理他、canonDPPにてトーンカーブ調整・周辺フレームずれカットのためのトリミング他による処理



星の光以外はいらないのですが・・・・知らずにセティングした私が悪いのです。もう場所を移動なんて気力が無くて撮影を決行。
星が良く見えているので1コマを見る限り影響は少なく見えましたがコンポジットしたライト画像はこれ↓です。" 芥子色というか ” 汚ネ! ”とつぶやいてしまいました。経験不足です。


案の定、画像処理は結構な時間を掛けて行ったり来たりしました、ピントも甘いこともあり処理を諦めかけていましたが、良くもここまで修正が出来たものです。骨が折れました。

普段は彩度やシャープ系はいじらない処理をしていますが、今回はスターシャープだけは掛けて誤魔化しですし、撮影コマの内、8コマ24分を捨てましたが、次回は星の光だけの画像をもっとしっかっりと手に入れてやり直します。


【おまけのクローズアップ】


M8散光星雲の描写は難関です。輝度差が激しいので段階露出して加重平均合成で行いました。ぶっ飛びは回避できていますが中心部の透けて見える部分がまだまだです、このε130Dは焦点距離が430mmと短いですが星雲内に点在する暗黒部分や星雲の輪郭周りの変化に富んだ暗黒部分も、もっと美しく締って描写できていいのですが・・・・・。。画像処理初心者の奮闘は続きます。




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久しぶりのε130Dにて(M16:わし星雲)

2015年05月23日 | ε130D
系外星雲を撮ってからなので、大方3ヶ月振りの出番のイプでしたが改めてこの光学性能の良さを実感しました。

(800×1200)


2015.05.21 01:26~撮影  撮影地:syoubarasi toujyoutyou 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:3分×25コマ(75分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter経由,RAP2にてdalk5コマ, flat10コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・デジタル現像他、canonDPPにてトーンカーブ調整・周辺フレームずれカットのためのトリミング他による処理



コンパクトで簡単操作できてピント変化に鈍感です(笑)。当日は気温が5℃位変化していますが、途中で一度確認して修正しただけです。
ピントチェックはバーディノフマスクにて中間輝星でするように心がけていますが、この写真はほゞジャスピンではないかと感じています。

当日は大気不安定のなかの出撃でしたが風は若干残ったものの乾燥していて透明度10/10&シーイング良のコンディションでした。遠征地はお初でしたので超ハプニングの農業用ハウスの点灯開始で意気消沈でした。天文屋の勝手ですが” 最初から点灯していて欲しかったぁ!! ”(笑)

後半は少し夜露が降りていましたのでライト画像に灯りカブリの影響が確認できましたが補正は今の私にはこんなところが限界(苦笑)。


【おまけのクローズアップ】 


こうしてみたくなりました。もう20年も前でしょうか、ハッブル宇宙望遠鏡による星雲中央にある像の鼻のような暗黒星雲の画像に喰らい付いて見た思い出があります。生まれたばかりの星があるとかで「創造の柱」という活字にも宇宙の奥深さを感じたものです。




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撮影をしてみたものの・・・(S字状暗黒星雲付近)

2015年04月20日 | ε130D
非改造カメラの撮影対象として選んだのはへびつかい座にあるS字状暗黒星雲を含む暗黒星雲のある一帯です。


2015.04.18 2:03~撮影  撮影地:kuityouuneyama 光学系:TAKAHASHI ε130D 430mm F3.3 + CANON EOS7D(非改造)
露出:3分露出×16コマ(48分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter経由,RAP2にてdalk5コマ, flat10コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・カブリ補正他、canonDPPにてトーンカーブ調整・周辺フレームずれカットのためのトリミング他による処理

選んで撮ってはみたものの・・・・・どんな風に仕上げたら良いのやら悩みました。もっとクリーム色寄りの色彩のイメージを持っていたのですが、その色が出ませんし、こんなに赤茶でない気がしますが・・・
明暗は天の川銀河としてはかなり暗めの出来ですが、こんな感じが実際に近いのかもしれません。

処理としては、フラットは合わないわ!フラットを替えてはバッチ処理からやり直し!色彩は解らないわ!行ったり来たり直したりでした。飽きた(笑)これ位でと諦めた(笑)

そんな訳で、条件の良くない晴れでしたので、チャンスがあれば再度じっくりと撮り直してみたい対象です。
天の川銀河のこの辺りには他にも多くの暗黒星雲があるのでこのくらいの焦点距離で撮ってみるのも面白そうです。

※そしてうれし~~い便り
三基光学館へお願いしていたEOS6D&60Dが本日届くとメールがありました。これで撮影の幅が広がります、(≡^∇^≡)ニャハハ楽しみであります。



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暇つぶしモードの出撃(プレセぺ星団 M44)

2015年04月18日 | ε130D
昨年のこの時期はもっと晴れ間があったように思うのですが、とにかく夜が晴れません。
2・3日前からの昨夜の予報は夜の間はずっと快晴でしたが、時間が経過とともに徐々に悪化の予報に変わって・・・・・星友Uさんを誘ってみたもののモチベーションは下降~~下向き~~。

20時に出発して22時頃から撮影の計画も、22時前はまだ自宅でGPV気象予報を見ていました。薄雲去来の予報に諦めて、星友Uさんに連絡をとって「中止します、ビール飲んで寝ます」って言おうと思ったら、「今現地入口です!深夜まで様子をみます!」とのこと。
荷物も積込み済みです。改造カメラは調整のため手元にないこともあり、深夜まで天文談義でもするつもりで・・・・暇つぶしモードで出撃し現地へいくと晴れるんです!!
「あれ~~晴れているじゃないすか!」「そうなんですハハハ・・・」互いに「ハハハ」で普通に設営を始めました。予報は良い方にハズレ、透明度は5段階で3~2位、シーイングは良で無風、夜露なし、気温7℃位の天候となりました。



2ヶ月以上振りのε130Dの出番!!
2015.04.17 23:53~撮影  撮影地:kuityouuneyama 光学系:TAKAHASHI ε130D 430mm F3.3+EOS7D(非改造)
露出:3分露出×10コマ(30分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter,RAP2にてdalk5コマ, flat10コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・カブリ補正・デジタル現像・オートストレッチ他、canonDPPにてトーンカーブ調整・周辺1割くらいトリミング他による処理

このプレセぺ星団、22時高度50度で撮影開始の予定が、0時前高度25℃で撮影開始となってしまい、積算露出30分で撮影中止しました。
かに座のカニみそにあたる付近の星々ですが、星の色彩が魅力でチョイスした対象です。ステライメージによると【M44には7.5等より明るい星が13個あり、うち8個がオレンジ色をしている】とありますが、8個ある??オレンジでなく黄色ぽくしか現像できません(笑)
例によって、また何時かリベンジ(笑)

欲を言えばきりがないので良かったことに・・・・他にも未処理の対象がありますからボチボチ処理します。



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しし座トリオ(M65・M66 &NGC3628)

2015年02月18日 | ε130D
M81&M82の次に撮影した写真、この夜はこの2コマでした。
2月13日(金)は仕事を済ませてからの出撃でしたが、星友Uさんと談笑しながら結局2時半過ぎまで現地にいました。


TAKAHASHI ε130D
2015.02.14 00:38~撮影  撮影地:kuityouuneyma 光学系:TAKAHASHI ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:4分露出×19コマ(76分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter,RAP2にてdalk10コマ, flat12コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・デジタル現像他、canonDPPにてトーンカーブ調整・トリミング他による処理(倍くらいにトリミングしています。)

90分露出を目指して撮影開始、風も徐々に治まって来てあと4コマって言うところで、子午線越えアラームが鳴ったのでしょう、車の中からは聞こえません。上がった画像は静止撮影でした。


フィルムの時代とは違い430mmにしては余りにも見栄えがいいので、拡大~~して楽しんで・・・・。

M天体の65・66もいいですが、NGC3628はエッジの形や左右両サイドが広がった面白い銀河です。


右がM66・左がM65







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イプ2回目の系外星雲撮影(M81&M82)

2015年02月14日 | ε130D
昨夜は時折風が吹いてPUDガイディングがキンコン♪キンコン♪と鳴いてとても寒い夜でした。


M81&M82  (倍くらいにトリミングしています)
2/16職場のPCで見たら赤いわ~~、そんな訳で修正してUPしました。(;^_^A アセアセ・・・
TAKAHASHI ε130D
2015.02.13 22:25~撮影  撮影地:kuotyouuneyma 光学系:TAKAHASHI ε130D 430mm F3.3 + EOS60D SEO SP4
露出:4分露出×14コマ(56分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter,RAP2にてdalk10コマ, flat12コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・デジタル現像他、canonDPPにてトーンカーブ調整・トリミング他による処理
20コマの内、ガイドエラー分6コマを捨てました。


2度目の系外星雲の撮影ですが、430mmでも結構楽しいです。気温がマイナスともなればノイジーにならないのも気持ちいいですね!処理具合は改善点がありますが速攻処理で投稿です。


風のためか夜露は皆無でしたので、スカッとした夜空に助けられた撮影です。結局最後まで快晴でした。

気温は予報ではマイナス3℃ですからとても長時間外へ出てられません。無理です(笑)。PCへのケーブルを5mとしましたので車中でガイド&デジカメの監視は楽ちん楽ちん。今夜は星友Uさんも無線でのシステム構築試運転でしたが上手くいったようです。”いい時代になった”ものと二人のもう若くはない星撮りごんべいの楽しい夜遊びでした。
チャンチャン♪



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430mmで撮影したのを拡大してみた M88(NGC4501)

2015年02月01日 | ε130D
休日の午後、月はあるし2月と3月の新月期の撮影計画など・・・まったりと考えながら暇つぶしコーヒータイムです、そこで前回の写真をいじって拡大してみました、当然に写りはザラザラです。


露出:4分露出×16コマ(64分) 感度:iso1600


M88(NGC 4501) は、かみのけ座の赤経 12h32.0m 赤緯 +14゜25'にあり、おとめ座銀河団に属する渦巻銀河(Sc)
光度は 9.5等・視直径 7' ・距離 5,900万光年だそうだ。

画面の隅っこに申し訳なさそうに写ったM88。ε130Dの焦点距離430mmでは大した描写でないと思いきや、試しに7倍くらいに拡大してみたところ渦巻の状態が解るじゃないですか。
視直径 7'でこれ位渦巻が再現できるなら、視直径20'を超える銀河は他にもいくつかあるので現行機材で試してみたくなります。

フィルム時代とは隔世の感です。デジタルになっていい時代になったものです。大きな機材で冷却CCDで撮影されておられる方の醍醐味が分かったような気がしました。露出時間が凄いですがそれでも取組む魅力があるのでしょうね。
がしかしσ( ̄。 ̄)の場合、解ればいい程度の露出時間でしかよう撮りません、まぁいいか!とすぐ妥協です(笑)

そんなこんなで、春の星座の楽しみが見つかりました。




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