ひらた100km徒歩の旅

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主催者研修(ダイジェスト)

2014-02-13 14:39:17 | 第8回ブログ
主催者研修を終えて、2日後の11日はレポート提出の締切日でした。

前回のブログで書いたように、東京からの帰路はアクシデントがあり、帰宅が予定より8時間遅れたため、仕事はあるしレポート締切は迫るし、バタバタしておりました。今日、やっと平穏な日になりましたので、研修を振返ってみたいと思います。

2月8日(土)13時~9日(日)15時
東京・五反田の研修会場近くに着いた10時過ぎ、すでに雪が強く降っていました。


研修会場:アリアル五反田駅前会議室


会場に着くと、北は岩手県から南は鹿児島県まで、全19団体、総勢90名の100kmスタッフが集まっていました。当日、東京は風雪がひどく、交通機関が混乱していたので、やむを得ない遅刻もあるだろう・・・と思いきや、さすがこの事業に関わる人たちです。「時間管理」を心得に掲げる100km、この悪天候の中、遅刻者ゼロ。


研修は2日間を通して、主にグループディスカッションが多かったように思います。「何故(どういう気持ちで)主催者研修に来たのか」「社会人スタッフとしての苦労」「何故、100kmを続けているのか」「綱領について」等等。1つのテーマについてディスカッションを終えると、グループ別の発表、あるいは挙手による発表、そして梶原会長の話へと続き、100kmについて深く考えることができました。
途中でゲーム的な要素も取り入れられていて、時間が経つのを忘れるほどスムーズかつ中身の濃い研修でした。
また、初日夜の意見交換会(夕食会)でも、他団体のスタッフと情報交換を行ない、とても有意義な時間を過ごしました。

(研修内容を詳しく書こうと思っていましたが、ひらたの学生研修でそのまま使うつもりなので、カットします。)

2日目、東京はまだこんな感じでした。



研修を終えて、全国100km徒歩の旅・梶原日出男会長から開催受諾書をいただきました。これで、ひらた100km前進あるのみです。


宮城県塩釜市・みなとのまち100km徒歩の旅 鈴木団長と帰り際のツーショット。お互いの100kmの成功と5月の研修での再会を誓い、終了となりました。


最後に、帰路で思ったこと。
伊丹空港に臨時着陸した後、乗客は、伊丹発の飛行機に乗り換えるか、JR等の他交通機関に乗り換えるか、手続きをしました。私はJRを選択しましたが、伊丹から出雲までの料金はすべて航空会社が負担してくれました。1人あたり約15,000円かかるとして、100人の乗客であれば1,500,000円。悪天候のためとは言え、航空会社としては1,500,000円の損失です。しかし、それを損失ととるべきかどうか。
出雲上空の厚い雲の中、わずかな視界を頼りに「大丈夫だろう」の判断で着陸態勢に入っていたとしたら・・・。「もう少しで天候回復するだろう」と燃料ギリギリまで出雲上空を旋回し続けていたとしたら・・・。乗客の命を脅かすような事態になったとしたら、それこそ150万円ではすまない話。
お金の話はさておき、100kmでも重大な判断をしなければならないことが沢山あります。100kmでは、子どもたちを100km完歩させることに重きを置いています。しかし、本当に大切なことは、事故なく、怪我なく、子どもたちを保護者のもとへお返しすることです。根拠のない「大丈夫だろう」ぐらいの判断は禁物ということです。

帰りのJRでは、こんなことを考えていました。飛行機のアクシデントは、私に試練を与えましたが、重大な判断をしなければならない団長として、とても良い経験になりました。また、不測の事態を前向きに捉えられるようになるほどの実りある主催者研修でした。

団長 岩浅慎龍

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