ひらた100km徒歩の旅

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団長日記

2013-12-11 09:05:16 | 第7回日記
12月11日(水)雨

連日の雨は不快です。
雨嫌いのうちの犬は散歩ができずストレスも。
今日は朝からケーブルテレビの番組編成会議。
1月の番組編成についての会議となりますが、
今日は年始特別番組でまだ未収録の番組の最後の詰めということで2時間半の白熱した会議でした。
さずがに年末、毎日何やらかんやらでブログの更新することも忘れがちに。
少し今時間ができたので久しぶりのブログ更新。

昨日は平田地区青少年育成会議として青少年防犯研修会を開催。


この会の会長はひらた100kmの理事の奥康人氏で私が副会長を仰せつかっております。

出雲警察署 少年補導職員 林澄子氏をお招きし、
「少年非行の現状について」と題しご講演頂きましたが、
講演内容は主に出雲市の少年補導状況ということでデータをもとに現況を学びました。






非行少年(法に触れる行為)は11月末現在88名で前年1.4倍に膨れ上がっているとのこと。
島根県では減少傾向にある中、出雲市と浜田市は増加しているようです。
その内訳は、傷害・万引きに集中しています。
傷害は仲間割れでいわゆキレるというケースが多く見受けられ、
万引きは昨年の1.5倍と増加し、しかもこの数字は届け出のあったケースなので、
実際は氷山の一角の数字とのこと。
中には中学生が窃盗として家に侵入し盗みを10件以上繰り返すと粗悪なケースもあるようです。
不良行為少年(例飲酒・喫煙・深夜はいかい等)の補導件数も689件と昨年の1.6倍。
昨年から増えた理由までは一概に言えないようですが、
家庭環境に起因していると感じるケースがひじょうに多いようです。
また、そうような行為繰り返す少年たちと正面から向き合えない親も増えているとのこと。
地域として非行少年の手前として、不良行為の段階で様々現場を見かけたなら警察に速やかに報告して欲しいとのこと。
出雲市の少年非行の現実をまざまざと見せつけられた研修会でした。
講演を聴いて実感としては、我々地域がここまで至ったケースに手をかけ指導することはなかなか困難であり、
やはり非行・不良行為になるまでのプロセスの段階である子育ての中で、
手遅れにならぬよう教育することでしか現実解決していきようがないと感じます。
この地域でも様々な形で青少年を見守る組織があり、
その中でひらた100kmや平田JCが青少年問題のどのようなジャンルにどう関わり行動していくのか、
我々がやらねばならないこはまだまだ山積みであろうと思います。
今日の会議には平田JCより神田理事長、次年度遠藤理事長、
次年度青少年系担当の木佐副理事長、青少年系委員会委員長の高砂君も参加してくれました。
彼らにはどんどん青少年問題に切り込み、
根本を解決できるよう長いスパンで物事を考えてほしいと切に願っています。

またこの平田地区青少年育成会議はこのような様々な団体や学校関係者で形成されており、
今後どう連携し、少しずつ壊れかかっている地域再生をしていくのかが問われる、
そんな会議体ではなかろうかと思います。

そして私も子を持つ親の世代の責任を重く受け止め頑張らねばならないと思います。

団長 松浦





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