ひらた100km徒歩の旅

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団長日記

2013-12-21 22:43:26 | 第7回日記
12月22日(土) 広島 曇り時々雨のち晴れ

明日の仕事、そして用事もあり広島に来てます。
しかし松江尾道線は雪。
まるでスキー場。

今日は久々オフ日。何をしようか迷いましたが、こんな時しかできない映画鑑賞。
しかも封切りの日に映画を見たのは初めて。
見た映画はこれ!





永遠の0

いやあ、泣きました。場内至るところから鼻をすする音も。
内容は戦時中の零戦乗りの物語。
こうなると話の中心は、そう、特攻隊。
特攻隊の話になると無駄死にだ、いやそうではないと、
ややヒステリックな論争に。
映画の中でも小説でも両論ありのお話。
この時代の勉強は、授業では時間切れに見せかけ、
駆け足で進みます。なぜでしょうか(笑)

私も20代になっても無駄死に、第二次世界大戦は日本が悪い、
そう思ってました。
しかし、学べば学ぶほど深い。
私は歴史ではやはり戦国時代が好きで、
割りと得意にもしてましたが、
近代史と呼ばれるこの頃も大好きになりました。
声だかにこの頃の日本の舵取りは間違ってたとひとくくりで言う人も。
しかし、現代の価値観を振りかざし批判してもどうなんでしょう。
私は単純に考えても、幕末から大戦終戦、いや主権を取り戻すまで、
国家存亡をかけた壮大な物語。
戦争は駄目だとしたり顔をしてみても、どの国も歴史は大半が戦争の歴史。
この国も、近現代史までも国内で争いの繰り返し。
歴史を大きく見れば、
文明人だと思い込んでる現代人の我々がしょぼい日本人なのかも。
いずれにしても現代の価値観で批判するのは思考をとめるのと同じ。
それより史実から学ぶことは山ほどあり、
事実としてここまでの日本史があればこその今の暮らし。
先人に感謝することが大切ですね。
と思えるくらい20代の時より成長できてるような気がします。

団長 松浦