ひらた100km徒歩の旅

~ひらた100km徒歩の旅~
このブログはひらた100km徒歩の旅の情報発信に使われています。
 

TV放送

2013-08-22 14:23:00 | 第7回日記
旧平田市エリアで放送されています、
雲州わがとこテレビ(ひらたCATV )のわがとこニュースにて、
明日18時から「ひらた100km徒歩の旅 後半の模様」が放送されます。

ひらた100km徒歩の旅実行委員会
事務局

団長日記

2013-08-22 07:31:13 | 第7回日記
8月22日(木)晴れ

おはようございます。
朝目覚めると足首のあたりがガチガチになっており、昨日までそんなに痛いと思わなかった足にできた6箇所のマメが、
急に痛く感じます。それだけ気を張っていたのかと改めて思います。
しかし、よる歳には勝てないとつくづく感じます。3回目の団長でしたが身体的に年々100km歩くのがきつく感じます。
そしてこの気温。本当に暑かった!
振り返ると第1回が一番暑かったとスタッフもよく言いますが、匹敵するぐらい今年も暑かった!
今回の特徴は、1年生を中心に3年4年がいない学生スタッフの構成で、
スタート時にはいつもに比べひ弱さを感じていました。
そして子どもたちも、弱い虫がでてきたり、泣き虫がでてきたりと例年に比べやや多く、
そこに気温の高さにくわえ、学生スタッフにとっても子どもたちにとっても試練の多い5日間だったと思います。
しかしそんな弱いチーム第7回だったからこそ成長の伸びしろも多く、
劇的な成長を遂げてくれました。
それを証明するのにゴールのハイタッチの時に、
毎年子どもが泣かず学生スタッフが先に泣くという、主催のこちらからすれば期待と違う部分もありましたが、
今年は保護者の皆さんもしかり、子どもたちや学生スタッフと涙する子が多かったのは今年の100kmがいかにきつく、
達成感が大きかったのかを物語っているのではないでしょうか。

さて、参加小学生と学生スタッフの皆さん!
本当の100km徒歩の旅は今日からがスタートです。
この5日間皆さんは互いに教えたり教えられたりして多くのことを学んだと思います。
しかし、それを日常で生かしてこそ参加した価値があるというもの。
生かさなければ我慢大会のようにただ暑い中歩いただけとなります。
皆さんの歩もうとしているこれからの道は苦労や困難に満ちていますが、
この旅が教えてくれたように「できるできる必ずできる」の精神で試練を乗り越え、
皆さんを支えてくれる多くの恵みに感謝できるやさしい人として大きく大きく成長してくれることを願っています。

100km参加した子がということではなく一般的な話として、
子どもが生まれながらにして、弱虫だったりひねくれてたり擦れているわけではなく、
多くの関わりの中でそうしたものを身に着けてしまうと思います。
そして素直にありがとうと言うことが恥ずかしくなったり、恥ずかしくて言えない環境もあったり。
また、その多くの関わり自体、地域社会も廃れつつある中で、
親は子どもとマンツーマンでしか関われなくなり。

この事業を通して感じることは、我々スタッフは安全に歩けるよう環境をつくり、
自分と向き合えるよう環境をつくり、ありがとうという言葉が素直に言える環境を作っているだけで、
子どもたちは自分の意志で前に進み、恥ずかしいと思ってた自分の殻を剥ぎ取っていき、
もともと持っているはずのものを思い出してくれたに過ぎないのかなと。
そう思えば我々大人もやはり日常が大切であり、
試練や苦労に立ち向かえる環境をつくり、
「ありがとう」と素直に言える社会をつくることが我々の大人の役目ではないでしょうか。

自ら靴をそろえ、掃除を志願し、自分の身支度は時間内で整え、
よろしくお願いします、ありがとうございましたと言うふるまいを身に着け、
試練や苦労に自ら立ち向かっていけた君たち。

さあ、今日からがスタートです!
頑張れ子どもたちに学生たち!

団長 松浦