あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

コスモスを愛した人の訃報あり   あきオジ

2011-09-17 20:42:29 | 日記
みなとみらいのバス停です。

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また台風が近づいています。

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山茶花くずれヒールしぎゆく  風天

テレビ消しひとりだった大みそか  風天

霜ふんでマスクの中で唄うたう  風天

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それぞれが秋物語を語り継ぎ  あきオジ

巡洋艦秋の陽ざしに浮かぶごと  あきオジ

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根岸線芒の川を抜けてゆき  あきオジ

2011-09-17 20:17:13 | 日記
関内駅前の市庁舎の朝顔です。

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年を取ったら野球の応援団加入もいいかもしれません。

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友を送りて雨風に追はれてもどる  放哉

落葉へらへら顔をゆがめて笑う事  放哉

雨の日は御灯ともし一人居る  放哉

(この句、いいですね。好きです。理由はありません。ただ、美しい景色が輝き出しています。いい句とは、何度も取りあげた句のことです。)

藁屋根草はへれば花さく  放哉

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朝顔が咲いて今日がはじまった  あきオジ

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山頭火くすぶり始める焚火かな  あきオジ

2011-09-17 20:03:38 | 日記
昭和記念公園です。

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今日はみなとみらいへ出かけました。
食事したり、買い物したり、贅沢をしました。

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秋風、行きたい方へ行けるところまで  山頭火

朝の雨の石をしめすほど  山頭火

さてどちらへ行かう風がふく  山頭火

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ぐうたらでいいわけしかない秋刀魚なり  あきオジ

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言葉よりほおづり大好き夕陽もね  あきオジ

2011-09-17 06:48:31 | 日記
神代植物公園です。

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とんからとんから何織るうららか  山頭火

ひなたはたのしく啼く鳥も啼かぬ鳥も  山頭火

身のまはりはほしいままなる草の咲く  山頭火

たまたまたづね来てその泰山木が咲いてゐて 山頭火

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いいこともそれなりだった吾亦紅  あきオジ

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プロ野球を見ていると「いい大人」が真剣にやっていることが不思議に見えてきますね。
プロ野球で生きていける人はほんの一握りですね。
多くの人は挫折し、さまざまな形で野球に関わるのですね。
ですから、いい年になって野球で生活すること
怪我したり、成績が残せないで解雇される不安を感じなら
続けている。
その姿は美しいですね。

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欅立つもどらぬ人と知らぬまま あきオジ

2011-09-17 06:11:53 | 日記
神代植物公園です。

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「こころ旅」を見ています。
自転車で日本縦断する。
それだけの内容です。

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子ども等や昼顔咲きぬ瓜むかん  芭蕉

(まだまだ、意味不明、時代背景が読みとれない、そして、歴史を読めないものなど、相当数あります。それでも少しずつ見えてくる句もあります。馴れる段階が続きますが、そのうち「いいなあ」と思える景色が見える句も出て来るでしょう。)

ひるがほに昼寝せうもの床の山  芭蕉

夕がほや秋はいろいろの瓢(ふくべ)かな  芭蕉

(こんな句もあるのですね。江戸時代、経済を活性化するための「キャッチコピー」としての機能があったのではないでしょうかね。そんな気がします。)

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不幸だと言える人が秋歩く  あきオジ

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語り合う秋の思い出いかほどか  あきオジ

2011-09-17 05:59:55 | 日記
神代植物公園です。

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台風が近づいていますね。

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小春日や柴又までの渡し船  風天

小道具の失せしまま雛決まり  風天

ひとり遊びなれし子のシャボン玉  風天

(この句は気になりますし、自分と重なりますね。)

うつり香の浴衣まるめてそのままに  風天

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渥美清という俳優は、はっきりした多重構造をもった人で面白いですね。
徹底して俳優と私人を仕分け
私生活を見せなかったし
入りこませなかった。
無類の読書家で芝居や映画好きだったということです。

このごろ、かっこよく真似てみようかなと思うこともあります。

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つらい秋されど消えゆく記憶なり  あきオジ