★「少年メリケンサック」

<T935/2009/A028/S017>

今週の週末ナイトショウは、１４日は１０００円で観れる「ＴＯＨＯシネマズ」で。
１０００円なので、いつものナイトショウよりお客は多めだったねーーー。
工藤官九郎監督、宮崎あおい主演。
２００８年製作のパンク・ロック系おっさんコメディ、１２５分もの。

あらすじ・・・今回はAllcinemaさんから引用させてもらいました。
メイプルレコードの新人発掘部に在籍する契約切れ寸前のがっけぷちＯＬ栗田かんな(宮崎あおい)は、インターネットで偶然イケメンパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を見つける。その邪悪な絶叫系パフォーマンスに成功の予感を抱いたかんなは、さっそく契約交渉へ。ところが、そんな彼女の前に現われたのは50歳を過ぎたヨレヨレのおっさんだった。かんながネットで見た映像は、なんと25年も前のものだった。ところが、ネットでは少年メリケンサックの人気が一人歩きしてしまい、結局かんなはかつての面影をまるで残さない暴走おっさんパンクバンドを引き連れ全国ツアーに出るハメになるのだが…。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1.実はメイプルレコードの社長（ユースケ・サンタマリア）は、
事務所の稼ぎ頭のGackt風歌手（田辺誠一ぃぃぃぃ!!)と共に、元パンクバンドマン・・・
って事で、メリケンサックに大乗り気で、全国ツアーを組んじゃったのね。
2.しかし元々下手だしーーー、練習不足に、おっさんだから体力不足・・
１件目のライブから大失態の大乱闘・・・でも
キャンセル料発生しちゃうからツアーは続行。
3.ツアーはかんなの実家の回転すし屋のバンで移動なんだけど・・・
窓ガラスは蹴って割っちゃうし・・・
エロ本読んでるし・・・
オナラ臭いから１回５００円だし・・・
中年のおっさん連れはもうたいへーーーん。
4.２軒目は若手人気バンドとバーター出演になっちゃったけど・・・
若手の陰口聞いちゃって激怒したのがキム兄・・いやハルオ（木村祐一）・・・
警察沙汰にまでなっちゃうし。
5.バンドから脱走し、彼氏のマサル(勝地涼)に会いに行くが・・・
その彼・・・デビューを目指すシンガーソングライター・・・
かんなのコネでデビューを目論んでる？クソ野郎(キム兄談。)
マサルのツマラナイ弾き語りライブの途中で、それを悟るかんな・・・
メリケンサックの元へ戻るのでしたーーー。
6.が、まだまだこのオッサン達の変人ぶりは、止まることをしらなーーい。
7.相変らず、ステージで兄弟げんかを繰り返すしーーー
（アキオ役の佐藤浩市とキム兄が兄弟っていうのも変な感じーーーー。）
その不仲の原因が、ポップバンドで先に人気が出た弟への妬みだったとはーーー・・・
大人げない佐藤浩市。
8.地味に笑わせてくれるのが、ボーカルのジミー（田口トモロヲ）・・・
２５年前の兄弟げんかの巻き添えの後遺症で、
足元不自由だし・・・ろれつが回らない・・・
のかと思いきや、ほとんど、それら演技で・・・
ホントはピンピンしてたのねーーー、騙されてたーー。
9.なんだかんだ言ってネット映像へのサクセス（アクセス）が
１０万とか２０万になっちゃって・・・大盛り上がり。
10.ついにはコネ使ってテレビ生出演にこぎつける・・・
しかし、歌った曲が「ニューヨーク・マラソン」ではなく、
「農薬飲ませろーーー」だったというオチ。
しかも、浮気現場をかんなに押えられたマサルを、
パンク頭にしてバンド仲間にさせちゃったかんななのでした。

●宮崎あおいちゃん・・・彼氏に甘甘な演技は可愛かったけど、

映画内でも私生活でも男に浮気されるとは可哀想ーーーーー。
いや待てよ、夫の高岡蒼甫って・・・今だに不良高校生役やってる人だよね。
もしかしてもパンク頭なんかも意外に似合うのかも！！！
●佐藤浩市・・・三国連太郎の子供だから育ちはいいんだろうけど、
こういうダメ中年役も似合ってて、

ひらりん的には最近お気に入りの日本人俳優さんですね。
「ジャンゴ」や「マジック・アワー」も面白かったね。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
宮崎あおいの「篤姫」はずっと観てたけど、出演映画は観てなかったひらりん。
クドカンの作品は・・・
「真夜中の弥次さん喜多さん」（監督・脚本）とか、「舞妓 Haaaan!!!」(脚本)
　


という事で今回は・・・
清純派ぶちきれ度・・・
宮崎あおいちゃんの甘甘演技とぶちきれ演技のギャップが楽しかったね。
ユースケ・サンタマリアに乳揉まれたりもしてるしーーーー。

●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
この作品を観てひらりん同様「今回のクドカン作品は単純に笑えたーーー」・・
と思ったあなた・・・
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