★「火天の城」

<T1089/2009/A174/S081>１ヶ月フリーパス｛ＭＦＰ14｝

今週の平日休みの２本目。
最近は、戦国武将やお城が密かにブームらしいけど・・・
この作品に出てくる安土城は謎が多い城らしいね。
２００９年製作のお城系時代劇、１３９分もの。

あらすじ・・・今回はシネママガジンさんから引用させてもらいました。
時に1575年（天正3年）、長篠の戦いで甲斐の武田勢を破った織田信長（椎名桔平）は、翌1576年（天正4年）、その天下統一事業を象徴するかのごとき巨城を、琵琶湖を臨む安土の地に建築することを決意。設計及び現場の総棟梁として、今川義元との戦以来、十数年に渡って才気を評価してきた熱田の宮大工・岡部又右衛門（西田敏行）を総棟梁に任命する。「安土の山をまるごとひとつ、三年で城にせよ。」
信長から直々の厳命を受け、後に行われた指図（図面）争いにおいても、金閣寺を建立した京の池上家、奈良の大仏殿建造を担った中井一門を破った又右衛門は、妻・田鶴（大竹しのぶ）や娘・凛（福田沙紀）、門下の大工たちの支えを得ながら、徐々に築城を進めていく。しかし、巨大な城を支えるためにはその主柱（大通し柱）に、これまでになく巨大な檜が必要であった。理想の木材は木曽上松にあると踏んだ又右衛門は、意を決して信長の敵方・武田勝頼の領国に危険を顧みず分け入っていく。一方、安土の作事場では新たな戦乱の暗雲が立ちこめ、又右衛門の帰還を待つ大工たちに戦地への出立を余儀なくさせる。さらに妻の田鶴にも病魔が迫っていた。やがて勃発する悲劇的な争い、仲間の死。果たして、又右衛門は信長の野心を現実のものにすることができるのだろうか……。

　　　　　

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●１ヶ月フリーパス使用期間でレビューがたまっちゃったので、
今回は「簡単レビュー」って感じで。
●「火天の城」の火天の意味が解らない。
●西田敏行演じる又右衛門の妻・田鶴を演じるの大竹しのぶ・・・
最初は無口で作り笑顔が微妙だったけど、だんだんいい妻に見えてきたけど、
夫に看取られぬまま死んじゃうのね。
西田敏行は「鶴」に縁があるのか、「池中源太80キロ」の妻も先だたれてるよね。
●それにしても奇妙なキャスティングは、
信長家臣の羽柴秀吉役の次長・課長の河本準一と、
堺の豪商役のココリコの遠藤章造・・・
２人の登場時、劇場内は失笑でしたよーーー。
●大岩をどける儀式で、刺客が登場・・・
又右衛門の一門にいた、うね(水野美紀)が刺客の一員だったのは責任問題では???
●そうこうしながらやっと完成間近・・・
しかし大雨が降って、お城が壊れそう・・・
どうやらイチバン大っきな柱がちょっと長すぎた???って事で、
８センチほど(当時はセンチメートル法ではないんですが、まあそれくらい)きる事に・・
って、ムチャでしょう・・・
人力を総動員して、柱をちょっと浮かしてる間に、ギーコーギーコー切りました。
やっと完成しておしまい。。。。
●あれ、完成秘話で終わらせる話だったのね。
ひらりん的には、三年くらいでお城が無くなってしまうところまで、
描くのかと思ってたよー。
●全体的に話が地味だったかなーー。
見せ場は、信長に設計図と模型を見せるプレゼン大会の場面・・・

天守閣には吹き抜けを作れという命令に背いた又右衛門が、
模型を燃やして、吹き抜けは火事の時、火の回りが早くなると実演するところかな。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
西田敏行出演作で最近見たのはブリタニー・マーフィー主演の「ラーメン・ガール」。
又右衛門の右腕的な大工役の寺島進・・・「空気人形」でおまわりさん役。
同じく大工役の山本太郎・・・「カイジ　人生逆転ゲーム」に出てました。
　

ということで今回は
ハッスル・キャッスル度・・・
熟練した技と情熱を注いで完成させた築城物語だったけど、
イマイチ盛り上がりに欠ける出来だったかな。
いい役者さんを沢山つかってるのに、ちょっと物足りなさが残る作品でした。



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最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様「それからどうなったかが見たかったーーー」
と思ったあなた・・・
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