★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「ハリウッドランド」

2008-10-03 03:38:36 | 映画(は行)
<T851/2008/A156/S095>

去年、劇場公開を見逃した作品。
出演はエイドリアン・ブロディ、ベン・アフレック、ダイアン・レイン・・・。
古き良き時代のハリウッドでのミステリー。
原題も「HOLLYWOODLAND」。
2006年製作の映画業界系クライム・ミステリー、126分もの。

あらすじ・・・今回は「MOVIES.CO.JP」さんの、
ハリウッドランド公式HPの長文あらすじを引用させてもらいました。
1959年6月16日-人気TVシリーズ『アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン』の主演俳優ジョージ・リーブス(ベン・アフレック)がハリウッドの自宅で死亡した。ロサンゼルス市警は銃による自殺と断定する。スーパーヒーローの自殺のニュースは全米に広まり、当時の人々、特にヒーローを慕う子どもたちには大きな衝撃を与えた。ジョージ・リーブスの母(ロイス・スミス)は、愛する息子の自殺を信じられず、即座に私立探偵ルイス・シモ(エイドリアン・ブロディ)を雇い、事件の調査を依頼するのだった。ハリウッドの大手探偵事務所をクビになったシモは、冴えない毎日を送っていたが、久しぶりに舞い込んだ派手な仕事とギャラにやりがいを感じ、早速調査を開始する。そこで彼は、床や壁に残された複数の弾痕や遺体に残る複数の打撲痕を目のあたりにし、自殺説に疑いを抱くようになる。そして遺品の腕時計に刻まれた“あなたに夢中 T.M”というメッセージから、リーブスと大手映画会社MGMの重役エディ・マニックス(ボブ・ホスキンス)の妻、トニー・マニックス(ダイアン・レイン)が愛人関係であったことを知る。リーブス死亡の数年前知り合った二人は、すぐに恋に落ちた。まだ若く、野心家だが当時無名のリーブスを、年上でリッチなトニーが支え、家も仕事も与えた。その仕事が『アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン』だったのだ。映画でなくTV、しかも子供向けの番組にはじめは躊躇したリーブスだったが、番組はまたたく間に驚異的な人気番組へと成長する。一躍国民的スターに上りつめたリーブスだったが、次第にスーパーヒーローというイメージに固定され、新たな役が来ないことへのフラストレーションに苛まれていく。ある日、リーブスはトニーからの巣立ちを告げる。しかし、彼女にとってリーブスとの生活はかけがえのないものだった。彼女は強硬に引き留めるが、リーブスは、新たな世界に旅立ち、トニーは悲嘆にくれる毎日を過ごすことになった。愛人を囲いながらも妻トニーのことをこよなく大切にしているMGMスタジオの重役エディ・マニックスには、フィクサーとしてギャングとの交友関係も噂されていた。大切な妻の悲嘆にくれる姿を見たエディがもしかして?大胆な独自調査で真相に迫るシモだったが、ある日、待ち伏せしていた何者かに襲撃され、大怪我をしてしまう。《正義》と《真実》は《巨大な力》の前に屈するのか。真相は再び闇の中へ消えていくのだろうか・・・?

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1.新聞社にリークしたり、刑事ともツーカーで実況見分したり・・・
意外とやり手の探偵シモなんだけど・・・ダメダメ生活から抜け出せない。

2.ギトギトした探偵なんかやってるから妻子と別れた・・っぽい主人公シモ・・・
息子がスーパーマンの死で落ち込んでたのも、事件に関わる一因。
3.スーパーマン役しか出来ない大根役者役にペン・アフレック・・・

しかしこの役でヴェネチア国際映画祭の最優秀男優賞獲得したなんて凄い。
4.スーパーマン以外の仕事もしたいとNYに旅立つが、そこで愛人レオノア(ロビン・タネイ)をゲット・・・

ベットの上でもスーパー・・・と言われるのねーーー。
彼女は第一発見者で容疑者の1人にもなるけど。
5.そんなこんなに嫉妬するトニー・・・

お色気満載の人妻ダイアン・レインはなかなかひらりん好み。
ハゲ・デブの重役夫は、セリフなしの日本人の愛人を囲ってるのにーーー。
6.でも黒幕っぽい重役・・・警察にも闇社会にも顔が利くのね・・・
さすが「ダニー・ザ・ドッグ」のボブ・ホスキンス。
7.そうそう、シモが勤めてた前の探偵事務所っていうのが、いわゆる揉み消し屋。
そいつらにボコボコにされちゃったシモ。

8.ツーカーの刑事もファイルをくれて事件から手を引いちゃうし・・・
依頼主の母親まで重役に買収されちゃったみたいだし・・・
真相は神のみぞ知る???
9.この事件と並行して、シモが片手間で請け負ってた浮気調査の依頼主の男・・・
とうとう誰も信じられなくなっちゃって、妻を殺害・・・
10.こんな事件に出くわすと、危ない仕事にゃ付きたくなくなるねー。
息子にはやな顔されるし・・・
でもって、最後は足を洗って、やり直す・・・って事らしい。

●この作品・・・死亡事件の空想と探偵の日常が交錯して、わかりずらい・・・
ひらりん的には編集のミスに思える。
●映画業界の浮き沈みやスキャンダルを、しがない探偵が解明しようとする・・・
っていうサスペンス調がもっと強ければ面白かったかもしれないね。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ベン・アフレックのような大根が大根演技してた作品は・・・
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ


エイドリアン・ブロディ・・・「ダージリン急行」で、オーウェン・ウィルソンの弟役。
ダイアン・レイン・・・「ジャンパー」では謎の母親役。 
 

という事で今回は・・・
ハリウッ度・・・
往年のハリウッドスターの名前がチョロチョロ登場してたけど、
ひらりんにはちょっと難し過ぎ。
もっと、サスペンスなのか、ミステリーなのか、はっきりしたほうが良かったのでは。


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最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様、「顔が長いぞ、エイドリアン」と思ったあなた・・・
            
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3 コメント

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TBありがとうございました (KGR)
2008-10-04 08:42:15
>セリフなしの日本人の愛人
全く覚えてません。
ミス・ヨシダ(イイズカ・アユミ)

自分の記事にも書きましたが、
もっと結論めいたものを描いた方が
よかったと思います。

他殺をにおわせるだけではっきりせず、
ましてや犯人を示唆する部分もない。
「XX犯人説」がいくつかあるはずなので、
どれかに乗ってもよかったし、
新しい設定でもよかった。
返信する
Unknown (CINECHAN)
2008-10-07 01:22:10
こんばんは。
TBありがとうございます。
こちらからのTBが入らないんで、こちらに残しておきます。

このラストは納得いかない人も多いでしょう。
個人的には、この時代の探偵物語というのは好きなので、そこそこ楽しめました。

http://cinechan.at.webry.info/200707/article_6.html
返信する
私も (michi)
2008-10-13 11:59:14
サスペンス度がもう少しあったほうが
面白いと思いました。
あまりドキドキした記憶がないんですよね~
返信する

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