<2008/A010/S005>←今年通算10本目、その内5本が劇場鑑賞。
こないだ坂上みきのFMを偶然聞いてたら、オススメだと評論家のオバサンが言ってたので・・・
今週の平日休みは「109シネマズ川崎」にて、本作を鑑賞。
風俗店で働く事になっちゃったオバサンの話???なので、
「映倫 R-15」指定は仕方ないところ。
原題は「IRINA PALM」=PALMは手のひらの事。
2007年製作のゴッド・ハンド系ハートフル・ドラマ、103分もの。
あらすじ・・・今回は映画「やわらかい手」公式HPより引用させてもらいました。
ロンドン郊外の小さな町。中年の主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、難病に倒れた孫のオリーの治療費をまかなうため、住み慣れた家さえも手放ししていた。それほどでに、この小さな孫を愛していたのだ。しかし、オリーの病気は悪化するばかり。
ある日、マギーと息子夫婦のトム(ケヴィン・ビショップ)とサラ(シボーン・ヒューレット)は、医者から「6週間以内にオーストラリアで特別な手術を受けなければオリーの命が危ない」という残酷な宣告を受ける。息子夫婦には費用を工面する余力はなく、マギーは自分がなんとかしようと必死になるが道は開けない。絶望の中ふらふらと迷い込んだのは歓楽街のソーホー地区。偶然目にした「接客係募集・高給」の貼り紙に思わず飛びついた。
しかし、そこは壁にあいた穴越しに手で男をイカせる”ラッキー・ホール“の風俗店だった。オーナーのミキ(ミキ・マノイロヴィッチ)は、ウェイトレスの職を想像している世間知らずの中年主婦に呆れながらも、そのなめらかな手に、「接客」業の素質を見て取り、彼女を雇おうと考える。驚きあわてて逃げ出すマギー。だが、残された道はない。覚悟を決めて「仕事」を始めてみると、意外にも彼女はゴッド・ハンドの持ち主だったのだ!
長蛇の列ができる売れっ子になっていくマギーについた源氏名「イリーナ・パーム(手のひらイリーナ)」。その名は瞬く間にソーホー中に広まっていく。一方、オリーの病状は、ますます深刻になっていた。一刻も早く手術費を工面したいマギーは焦るばかり。図らずも迷い込んでしまったこの世界で彼女の人生は思いがけない方向へ廻り始めていくのだが、その先にあるものは?
ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
期限は6週間と医者に言われてたね。
ミキに給料を前借りし、6000ポンドを工面して息子に渡すマギー。
秘密のアルバイトはもちろん息子夫妻にも言えないし、
近所のお茶のみ友達のオバサン連中にも悟られたくないし・・・苦悩の毎日。
せっせと働くが、ミキの店の人気が出すぎて・・・
他店から引き抜き工作をされたり・・・
マギーが入店時に技を教えてもらった先輩の風俗嬢がマギー人気のせいでクビになっちゃったり・・・
ビジネスの世界はきびしーーい・・・と思い知らされるマギー。
しかし、大金をいきなり持ってこられた息子は、心配になり母を尾行・・・
風俗店で働く母を目撃・・・超激怒・・・
母親に向かって罵声を浴びせまくってましたね・・・そりゃショックだよ。
翌朝、仕事を辞めさせるために店に電話させる息子。
借りてる金もあるし・・・微妙にオーナーのミキとは分かり合えてたし・・・
ここで意外な理解者が・・・
マギーの息子の嫁は、長年の看病でヘロヘロで愛想悪く、義理母には冷たかったけど・・・
孫の為に風俗店で働いてまでお金を用意してくれた事に感謝感激してました。
ところで、用意した6000ポンド・・・
治療代じゃなくて、オーストラリアの病院に転院する為の旅費や滞在費など。
嫁は、節約するからとマギーの渡航チケットまで用意してくれました。
息子の怒りも収まり、孫の為にオーストラリア行きの準備をする3人。
しかし、マギーは出発直前・・・渡航しない事を告げ息子夫婦に孫の事を託し・・・
自分はミキの店に向かうのでした。
まっ、こんなようなお話でしたが・・・
普通のオバサンが孫の為に・・そこまでやっちゃう???
息子が激怒するのもわかる気がするね。
しかも、誰もが絶頂する「ゴット・ハンド」の持ち主。
オーナーも自ら体験して、絶賛したのが笑えるけど。
ご近所のヒマなおばさん連中の反応は面白かったね。
きっと退屈な話でしょ・・・なんて問い詰められたから・・・
ホントの事話しちゃったら・・・
目が点になったり、興味津々で聞いてきたり・・・
ちょっと刺激的な風俗体験記を聞いて、久々に胸がときめいたのかなっ。
その中の一人のオバサンが、マギーを軽蔑するけど・・・
実は7年前になくなったマギーの夫と不倫関係にあったオバサンで・・・
その事を知ってて黙ってたマギーは、買い物中のスーパーの場で暴露・・・
このシーンは、マギーの逆襲で、スッキリしたね。
とまあ、ちょっときわどい風俗店内のシーンはいろいろ出てくるけど、
マギーのやわらかい手が、孫にさしのべた温かい手であることは間違いなし。
しかも、この後マギーとミキはいい関係に・・・
なんて予感させるラストは、観客も気持ちよく家路につけそうな終わり方でした。
決して歓楽街に足が向いてはいませんよ・・・ひらりんは。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
主演のマリアンヌ・フェイスフルは「マリー・アントワネット」では主人公の母親役。
イギリスの医療関係もドキュメントしてる「シッコ」を見ると、医療費はかからない事がよくわかるね。
ソーホーの歓楽街は新宿の歌舞伎町みたいだったけど・・・
キリアン・マーフィーの「プルートで朝食を」にも同じような場所が登場してたね。
という事で今回は
ゴッ度ハン度・・・
いやいや心も股間も温まる??ハートフルな作品でした。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
このレビューを読んで、「心が温まった」・・・と、思ったあなたっ・・・
←なんか007のオープニングみたいな画像ですが、これが「ラッキーホール」です。
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こないだ坂上みきのFMを偶然聞いてたら、オススメだと評論家のオバサンが言ってたので・・・
今週の平日休みは「109シネマズ川崎」にて、本作を鑑賞。
風俗店で働く事になっちゃったオバサンの話???なので、
「映倫 R-15」指定は仕方ないところ。
原題は「IRINA PALM」=PALMは手のひらの事。
2007年製作のゴッド・ハンド系ハートフル・ドラマ、103分もの。
あらすじ・・・今回は映画「やわらかい手」公式HPより引用させてもらいました。
ロンドン郊外の小さな町。中年の主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、難病に倒れた孫のオリーの治療費をまかなうため、住み慣れた家さえも手放ししていた。それほどでに、この小さな孫を愛していたのだ。しかし、オリーの病気は悪化するばかり。
ある日、マギーと息子夫婦のトム(ケヴィン・ビショップ)とサラ(シボーン・ヒューレット)は、医者から「6週間以内にオーストラリアで特別な手術を受けなければオリーの命が危ない」という残酷な宣告を受ける。息子夫婦には費用を工面する余力はなく、マギーは自分がなんとかしようと必死になるが道は開けない。絶望の中ふらふらと迷い込んだのは歓楽街のソーホー地区。偶然目にした「接客係募集・高給」の貼り紙に思わず飛びついた。
しかし、そこは壁にあいた穴越しに手で男をイカせる”ラッキー・ホール“の風俗店だった。オーナーのミキ(ミキ・マノイロヴィッチ)は、ウェイトレスの職を想像している世間知らずの中年主婦に呆れながらも、そのなめらかな手に、「接客」業の素質を見て取り、彼女を雇おうと考える。驚きあわてて逃げ出すマギー。だが、残された道はない。覚悟を決めて「仕事」を始めてみると、意外にも彼女はゴッド・ハンドの持ち主だったのだ!
長蛇の列ができる売れっ子になっていくマギーについた源氏名「イリーナ・パーム(手のひらイリーナ)」。その名は瞬く間にソーホー中に広まっていく。一方、オリーの病状は、ますます深刻になっていた。一刻も早く手術費を工面したいマギーは焦るばかり。図らずも迷い込んでしまったこの世界で彼女の人生は思いがけない方向へ廻り始めていくのだが、その先にあるものは?
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近所のお茶のみ友達のオバサン連中にも悟られたくないし・・・苦悩の毎日。
せっせと働くが、ミキの店の人気が出すぎて・・・
他店から引き抜き工作をされたり・・・
マギーが入店時に技を教えてもらった先輩の風俗嬢がマギー人気のせいでクビになっちゃったり・・・
ビジネスの世界はきびしーーい・・・と思い知らされるマギー。
しかし、大金をいきなり持ってこられた息子は、心配になり母を尾行・・・
風俗店で働く母を目撃・・・超激怒・・・
母親に向かって罵声を浴びせまくってましたね・・・そりゃショックだよ。
翌朝、仕事を辞めさせるために店に電話させる息子。
借りてる金もあるし・・・微妙にオーナーのミキとは分かり合えてたし・・・
ここで意外な理解者が・・・
マギーの息子の嫁は、長年の看病でヘロヘロで愛想悪く、義理母には冷たかったけど・・・
孫の為に風俗店で働いてまでお金を用意してくれた事に感謝感激してました。
ところで、用意した6000ポンド・・・
治療代じゃなくて、オーストラリアの病院に転院する為の旅費や滞在費など。
嫁は、節約するからとマギーの渡航チケットまで用意してくれました。
息子の怒りも収まり、孫の為にオーストラリア行きの準備をする3人。
しかし、マギーは出発直前・・・渡航しない事を告げ息子夫婦に孫の事を託し・・・
自分はミキの店に向かうのでした。
まっ、こんなようなお話でしたが・・・
普通のオバサンが孫の為に・・そこまでやっちゃう???
息子が激怒するのもわかる気がするね。
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ホントの事話しちゃったら・・・
目が点になったり、興味津々で聞いてきたり・・・
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その中の一人のオバサンが、マギーを軽蔑するけど・・・
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その事を知ってて黙ってたマギーは、買い物中のスーパーの場で暴露・・・
このシーンは、マギーの逆襲で、スッキリしたね。
とまあ、ちょっときわどい風俗店内のシーンはいろいろ出てくるけど、
マギーのやわらかい手が、孫にさしのべた温かい手であることは間違いなし。
しかも、この後マギーとミキはいい関係に・・・
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決して歓楽街に足が向いてはいませんよ・・・ひらりんは。
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主演のマリアンヌ・フェイスフルは「マリー・アントワネット」では主人公の母親役。
イギリスの医療関係もドキュメントしてる「シッコ」を見ると、医療費はかからない事がよくわかるね。
ソーホーの歓楽街は新宿の歌舞伎町みたいだったけど・・・
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という事で今回は
ゴッ度ハン度・・・
いやいや心も股間も温まる??ハートフルな作品でした。
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ちょっと悔しい・・・ので・・・、
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TBありがとうございましたm(__)m
坂上さんのFM、毎日会社で聴いてますよ~(笑)
クロさんが絶賛されていましたよね^^
あとで知ったのですが彼女が『あの胸にもういちど』のあのマリアンヌだったなんて!! それを知って昔にアラン・ドロンとの予告編をYou Tubeで観たときにはぶっ飛んでしまいました^^
それにしても、困窮した状況に置かれて孫の手術代を稼ぐため、偶然マジックハンドを手に入れたマギーですが、人間どこで開花するかわからないですね(笑)
客席に意外に女性が多かったのがある意味嬉しかったです^^
ひらりんさんは楽しまれましたか?
マギーのやわらかい手は孫に差し伸べた温かい手・・・という解釈は素敵ですね!