★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「ダージリン急行」

2008-03-09 03:38:34 | 映画(た行)
<2008/A040/S022>

この作品の為にミニ・オーウェン特集をやってたんですよ、ひらりんは。
魔法にかけられて」の先行とか、「バンテージ・ポイント」より、こっちが先。
でもこれでネタ切れなので、特集はここまで。
本作は、以前に観た「ザ・ロイヤル・テネンバウムス」のウェス・アンダーソン監督作品なので、
ひらりん的には、ほっとするコメディなのかなっ。
原題は「THE DARJEELING LIMITED」。
本編前に「ホテル・シュバリエ」という短編映画があり。
本編へのプロローグ的映像で、ナタリー・ポートマンが出てました。
2007年製作の兄弟愛系、コメディ・ドラマ、91分もの。

あらすじ・・・今回はallcinemaさんより引用させてもらいました。
長男フランシス(オーウェン・ウィルソン)、次男ピーター(エイドリアン・ブロディ)、三男ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)のホイットマン3兄弟。彼らはフランシスの提案で、インド北西部を走るダージリン急行に乗り合わせた。旅の目的は、父の死をきっかけに1年ものあいだ絶交状態にあった兄弟の結束を再び取り戻すこと。バイク事故で瀕死の重傷を負い、奇跡の生還を果たしたばかりのフランシス。兄弟から父の遺品を独り占めしたと非難され、妊娠7ヵ月の妻アリスとも上手くいっていないピーター。そして、家族をネタに小説を書き上げたばかりのジャックは、失恋の痛手を引きずっていた。それぞれに問題を抱える3兄弟は、早々に衝突してしまうが…。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
それにしてもこの三兄弟・・・似てねーーーっ。
インド旅行する・・っていうんで、てっきりインド系のアメリカ人という設定かと思いきや、
目的は、失踪中の母親(アンジェリカ・ヒューストン)に逢う為だったのね。
そんなサプライズは弟には隠して、旅を仕切る長男。
何かというとすぐに協定を作って、みんなを統率しちゃうのね・・・あんな包帯だらけの顔してーーー。
そんな兄貴にいじめられてる次男。
妻が妊娠中にもかかわらず旅に出て、実は離婚を検討中・・・
何故か途中下車した駅の露天で、毒ヘビ買って、乗車・・・
あっさり没収されちゃうし・・・。
三男は乗車してすぐに、乗務員のオネエチャンとトイレでいっぱーーーつ。
字幕の「中●しはやめて」にはビックリしたけどぉ。
でもでも、別れた元カノが忘れられず、こっそりメールチェックしてるところが可愛いね・・・髭づらだけど。
そうそう、その元カノ(ナタリー・ポートマン)との別れ話が「ホテル・シュバリエ」という短編映画になってたのね。
とまあ、こんなお騒がせな三兄弟・・・
唯一息が合うのがタバコをガンガン吸うときと、
各々の常備薬(鎮痛剤とか、風邪薬とか)を回し飲みするときくらいかなっ。
長男の助手がいろいろ手配してくれてた旅行だったけど、
トラブル続きで列車からは追放されちゃうし、助手も辞めてっちゃうし・・・。
と、閑散としてた荒野に取り残される兄弟・・・
街に歩いてく途中で川で溺れてる子供を発見・・・
救助に向かうが、残念な事に1人が死亡・・・
家まで送り届けて、結局、葬儀にも参列・・・
一年前の父親の葬儀を回想しちゃったりなんかして、ちょっといい感じ。
空港に着いて、いざ飛行機に乗り込もうとするが引き返し、
母親が暮らしてるというヒマラヤの修道院に向かう事にする3兄弟。
父の葬儀に参列しなかった理由を聞きたかったのに・・・
母親もまた、ヘンな人で・・・
すぐにまた失踪してしまう始末。
まあ、キリスト教とは縁もゆかりもないヒマラヤに修道院がホントにあるかは知らないけど・・・
要は、この家族から離れて暮らしたかったのかなっ???
それにしては、あの仕切りっぷりは長男ソックリだったね。
母親にまたまた見捨てられた3兄弟・・・
最後は、父親の形見???だった旅行バックを投げ捨てて、
ダッシュで列車に飛び乗るのでした。
乗り遅れたのはカメオ出演のビル・マーレイ。
この人、出だしの映像でも列車に乗り遅れてました・・・ちょっとおいしいボケおじさん。

この日の鑑賞・・・実はナイトショウで観たんだけど、
ほとんどが男の1人観ばかり・・・いつもはカップルとか複数客が多いけど。
まあ、男3兄弟の信頼回復の旅みたいだし・・・
でもそのわりには、みんな変人だし・・・
まあ、母親出てきて、こりゃ遺伝だな・・とも思えたしーーーー、
新興宗教じみたオマジナイみたいな事するのは意味判らなかったけど・・・
クスクス笑えるネタ満載で、
ちょっと幸せになれた気がしました。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
一番の関連作は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」でしょうね。


あとせっかくだから、オーウェンの真面目演技作品も紹介しときましょう・・・
ジェニファー・ロペス主演の「アナコンダ」とか、
戦争モノの「エネミー・ライン」ではまさかの主演。
  


という事で今回は・・・
兄弟愛度・・・
これが船の旅だったら、邦題は「兄弟船」とかになってたりして。
テーマソングは鳥羽一郎に任せて・・・・なーーんて。

という事で、ミニ・オーウェン・ウィルソン特集は終了。。。。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは☆ (ALICE)
2008-03-19 12:42:44
オーウェン大好きな私としては
もうかなり前から期待の映画でした。
映画もなんだかドタバタなのにほんわかで
すごく癒されましたよ。
確かにあの三人は似てなかったけど
変人と言う点では共通点があったよね。

インドに旅したいなぁ、今はそんな気持です。
似てね~~(笑) (ひろちゃん)
2008-03-28 10:50:15
と私も思いました^^
この監督の作品は初めてでしたが
確かにホッとするコメディでした。
大笑いとか大きな感動はなかったのですが(笑)
くすっと、にやっと笑い、観終わった後は
なんか幸せな気分になりました!
他の作品も観てみたいです^^
確かに。 (hal)
2008-05-01 22:35:27
ブログ訪問ありがとうございます!
確かに似てないわ、あの三人。あはは。
でも劇中では、なんだか憎めないやんちゃ坊主っぽいところが
かわゆいと思ったりしました。

私もインドにふらりと行きたいです~。
こんばんは (なな)
2008-09-13 21:23:26
あの3兄弟の奏でる不協和音が
なぜか心地よかったりするのが不思議でしたわ。
男性おひとり様鑑賞が多かったですか~
確かにデート・ムービーとしてはいまいちですよね。
Unknown (kumi)
2009-02-25 17:34:44
気になっていたこの作品、
ようやく観ることができました。
結構、好きな感じの映画だったので、大満足です。
くすっと笑うシーンが多かったです。

たしかに、あの3兄弟は似ていませんね(笑)

インド行きたいなー・・・

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