
<T1013/2009/A106/S048>
「スズメバチ」に続いて「~蝶の夢~」とは、昆虫つながり???
というわけではなく、
「ひらりん的フランス映画祭2009.06」
の第7弾。
フランス語作品だけど、2007年アカデミー賞の4部門でノミネート。
原題は「LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON」
英題は「THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY」
2007年製作の伝記系難病ドラマ、112分もの。
あらすじ・・・今回は「TSUTAYA online」さんから引用させてもらいしました。
目の前に広がる暗闇…
視界が徐々に開けてくると、そこは病室らしい…
意識を取り戻したジャン=ドミニク・ボビー(通称:ジャン=ドー)(マチュー・アマルリック)は状況を把握出来ないが、やがて、自分が倒れ、昏睡から目が覚めたのだと理解する。
医者や看護婦がやってくる。だが、おかしい。意識ははっきりしているのに、自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左眼だけ。つい先日までは、ELLE誌編集長として活躍し、人生を謳歌していたのに…。これなら死んでしまった方がましだ。そんなジャン=ドミニク・ボビーに、言語療法士アンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)が、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれる。彼の希望は未来へと向かっていく。
そしてある日、ジャン=ドミニク・ボビーは瞬きで自伝を綴り始める。たとえ体は潜水服を着ているように動かなくても、蝶のように自由に羽ばたく記憶と想像力で―。そこには友達、帰らぬ日々や恋人、そして家族への溢れんばかりの想いが詰まっていた。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●実話系伝記なので、主人公が最後に亡くなっちゃうのはわかってたので、
どんな入院生活を送ってたかが、ポイント。
●最初のほうの、不随になった主人公の本人目線の描写は、
はっきり言って、見づらくうっとうしいけど、
これは主人公の不便さを体感させてるのね。
●絶望の淵に落とされる気持ちから、徐々に希望を見出す主人公。
●雑誌の編集長をやってただけあって、バイタリティがあるし、
交友関係も豊か!!!
●結婚してないセリーヌ(エマニュエル・セニエ)との間に3人の子供がいるけど、
今は別の恋人がいるらしい・・・けど、
言語療法士アンリエットや理学療法士マリー(オラツ・ロペス・ヘルメンディア)を、
女ったらしの気持ちで見てるのね・・・
といっても顔面麻痺してるので表情は変わらないけど。
●高齢の実父も実はプレイボーイで鳴らしてたらしいが、
足が不自由なので、今はアパートの4階の部屋から出る事もない。
そんな父が、息子と同様に“ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)”だ・・・
なんて言って、ジャン=ドーを慰めてたね。
●いろんな人に心配され、お見舞いされたりするのも心強いもの。
頭がチョロっと動かせるようになったり、
舌が動かせるようになったり、だいぶ回復の兆し。
●名作の現代版リメイク作を自叙伝に重ねていくストーリーは、独創的だけど、
編集者の書取り係クロードと、生ガキをやらしく食べ漁る妄想は男性的。

●小説作りに想像力を掻き立てるのと、蘇る記憶・・・
仕事の記憶・家族の記憶・・・女との記憶・・・
そして発病の記憶・・・
●小説はやっとの事完成して出版されたけど、
ジャン=ドーは運悪く合併症の肺炎で容態急変・・・
出版から10日で亡くなってしまったとの事。

●もっと、暗いジメジメした作品かと思いきや、
基本、自由人の主人公だけに、記憶のエピソードが大胆で面白いし、
麻痺で言葉にならないから、心の中の言葉がすごく正直なのが共感を呼ぶ。
●作品中の言葉で気になったのが「チネチッタ」と「父の日」。
入院してる病院の建物が、イタリア・ローマ郊外にある映画撮影所のようだ・・
と言ってたのかな。
そういえば「チネチッタ川崎」でこの作品を観ようか、迷ったっけ。
ちょうど「父の日」(6月第3日曜日)に鑑賞したのは偶然だったけど、
作品中では、ちょうど父の日に子供たちが初めてお見舞いに来て、
嬉しくもあり、惨めにもなった主人公だったのね。
●オスカーは4部門ノミネート止まりだったけど、
外国語作品賞だったら、受賞してもおかしくない・・・と、ひらりんは思ったね。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
主演のマチュー・アマルリックは「007/慰めの報酬 」の悪役の人。
難病系のヨーロッパ作品として思い出したのは、「海を飛ぶ夢」。

という事で今回は・・・
目ヂカラ度・・・



目をおっぴろげてるシーンが多いので、
ひらりんもコンタクトが乾燥しそうになりながら鑑賞してました。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様「主人公が根っからのフランス人男だった」
と思ったあなた・・・
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「スズメバチ」に続いて「~蝶の夢~」とは、昆虫つながり???
というわけではなく、
「ひらりん的フランス映画祭2009.06」
の第7弾。
フランス語作品だけど、2007年アカデミー賞の4部門でノミネート。
原題は「LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON」
英題は「THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY」
2007年製作の伝記系難病ドラマ、112分もの。
あらすじ・・・今回は「TSUTAYA online」さんから引用させてもらいしました。
目の前に広がる暗闇…
視界が徐々に開けてくると、そこは病室らしい…
意識を取り戻したジャン=ドミニク・ボビー(通称:ジャン=ドー)(マチュー・アマルリック)は状況を把握出来ないが、やがて、自分が倒れ、昏睡から目が覚めたのだと理解する。
医者や看護婦がやってくる。だが、おかしい。意識ははっきりしているのに、自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左眼だけ。つい先日までは、ELLE誌編集長として活躍し、人生を謳歌していたのに…。これなら死んでしまった方がましだ。そんなジャン=ドミニク・ボビーに、言語療法士アンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)が、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれる。彼の希望は未来へと向かっていく。
そしてある日、ジャン=ドミニク・ボビーは瞬きで自伝を綴り始める。たとえ体は潜水服を着ているように動かなくても、蝶のように自由に羽ばたく記憶と想像力で―。そこには友達、帰らぬ日々や恋人、そして家族への溢れんばかりの想いが詰まっていた。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
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どんな入院生活を送ってたかが、ポイント。
●最初のほうの、不随になった主人公の本人目線の描写は、
はっきり言って、見づらくうっとうしいけど、
これは主人公の不便さを体感させてるのね。
●絶望の淵に落とされる気持ちから、徐々に希望を見出す主人公。
●雑誌の編集長をやってただけあって、バイタリティがあるし、
交友関係も豊か!!!
●結婚してないセリーヌ(エマニュエル・セニエ)との間に3人の子供がいるけど、
今は別の恋人がいるらしい・・・けど、
言語療法士アンリエットや理学療法士マリー(オラツ・ロペス・ヘルメンディア)を、
女ったらしの気持ちで見てるのね・・・
といっても顔面麻痺してるので表情は変わらないけど。
●高齢の実父も実はプレイボーイで鳴らしてたらしいが、
足が不自由なので、今はアパートの4階の部屋から出る事もない。
そんな父が、息子と同様に“ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)”だ・・・
なんて言って、ジャン=ドーを慰めてたね。
●いろんな人に心配され、お見舞いされたりするのも心強いもの。
頭がチョロっと動かせるようになったり、
舌が動かせるようになったり、だいぶ回復の兆し。
●名作の現代版リメイク作を自叙伝に重ねていくストーリーは、独創的だけど、
編集者の書取り係クロードと、生ガキをやらしく食べ漁る妄想は男性的。

●小説作りに想像力を掻き立てるのと、蘇る記憶・・・
仕事の記憶・家族の記憶・・・女との記憶・・・
そして発病の記憶・・・
●小説はやっとの事完成して出版されたけど、
ジャン=ドーは運悪く合併症の肺炎で容態急変・・・
出版から10日で亡くなってしまったとの事。

●もっと、暗いジメジメした作品かと思いきや、
基本、自由人の主人公だけに、記憶のエピソードが大胆で面白いし、
麻痺で言葉にならないから、心の中の言葉がすごく正直なのが共感を呼ぶ。
●作品中の言葉で気になったのが「チネチッタ」と「父の日」。
入院してる病院の建物が、イタリア・ローマ郊外にある映画撮影所のようだ・・
と言ってたのかな。
そういえば「チネチッタ川崎」でこの作品を観ようか、迷ったっけ。
ちょうど「父の日」(6月第3日曜日)に鑑賞したのは偶然だったけど、
作品中では、ちょうど父の日に子供たちが初めてお見舞いに来て、
嬉しくもあり、惨めにもなった主人公だったのね。
●オスカーは4部門ノミネート止まりだったけど、
外国語作品賞だったら、受賞してもおかしくない・・・と、ひらりんは思ったね。

ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
主演のマチュー・アマルリックは「007/慰めの報酬 」の悪役の人。
難病系のヨーロッパ作品として思い出したのは、「海を飛ぶ夢」。


という事で今回は・・・
目ヂカラ度・・・




目をおっぴろげてるシーンが多いので、
ひらりんもコンタクトが乾燥しそうになりながら鑑賞してました。
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気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様「主人公が根っからのフランス人男だった」
と思ったあなた・・・
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