作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

KPAの五月人形づくりー端午の節句ー

2021-04-01 00:06:22 | 作って遊ぼう教室
 雛人形に続いて、端午の節句の5月人形をキッチンペーパーアニマル(KPA)で作ってみました。折紙の兜を載せただけですが、となりに“鯉のぼり”を添えて雰囲気を作ったつもりです。


 後の方で、鯉のぼりの作り方・兜の作り方を紹介します。

 まずは、3つの兜をご覧ください。





 とんがり兜はチョッと小さいサイズになってしまいます。3つとも同じ大きさの色紙で作っていますから、“とんがり”だけはひとまわり大きい色紙で作ったらいいですね。

【鯉のぼりの作り方】



 イカ紙飛行機を作るときに「これは鯉のようだ」と思っていました。それとちょっとしか違いませんので、わからないときには、イカ紙飛行機の記事を参考にしてください。

 1枚の色紙を8枚に切り分けます。


 その一枚で一匹の鯉を折ります。半分に折って中央に折り目を作ります。


 下の左右の角を、中央の折り目に沿うように、三角に折ります。最後に裏返します。


 下の左右の折り目を、中央の折り目に沿って折り曲げます。その後、写真に示した線のところを折り曲げます。


 折り目の内側にノリを付けてしっかり押さえてください。

 鯉の形ができました。

 次は、ポールに鯉を上げて鯉のぼりを作ります。

 必要な材料です。


 色紙の目をノリで付けます。

 鯉ができました。

 鯉をポール代わりの爪楊枝に付けるために、爪楊枝の一面にのりを付けます。


 ノリの付いた側に鯉を置いて、10分以上(乾いてくっ付くまで)待ちます。


 待っている間に、爪楊枝(ポール)を立てるために、名刺を4分の1に切ったものに尖ったもので穴を空けます。


 爪楊枝に鯉がしっかり付いたら、名刺片の穴に爪楊枝を立てて完成です。そこにノリを付けると完璧です。


 ちょっと小さいな~と思われたら、色紙を半分にしたもので鯉を作ってください。大きさは縦横2倍になります。


次は
 【兜(かぶと)の作り方】

※ 再掲です。



3種の兜の作り方を説明します。“一般的な兜”“とんがり兜”“角(つの)兜”です。

それでは“一般的な兜”です。


折紙を色のない方を上にして置きます。


まず、三角形に折ります。山の形になります。頂上が下になるように置きます。


左の端が山の頂上に重なるように折ります。


右側も同じようにします。


左右下の先端が上の先端と重なるように折ります。


図のように折り曲げて“角(つの)を作ります。


下の三角の部分が二枚重なっていますが、その上の方を折り線のところから折ります。


更に折り線のところから折ります。


下のもう一枚を、兜の内側に折り込みます。


一般的な兜の完成です。



次はとんがり兜です。


折紙を色のない方を上にして置きます。


図のように三角形に折ります。三角の山の部分が下になるように置きます。


右の先端が下の頂上と重なるように折ります。


右側も同じようにします。


図のように左の辺が中央と重なるように折ります。


右側も同じようにします。


下の先端を左右とも折れ線から折り曲げます。ここが角の原形です。


角の原形を折れ線から折ります。立派な角になりました。


下の三角の部分が二枚重なっていますが、その上の方を折り線から折り曲げます。


また折れ線から折り曲げます。


下のもう一枚を兜の内側に折り込みます。


高い兜の完成です。


三つ目は角(つの)兜です。


ここでは一カ所ハサミを使います。
これまでと同様に折り紙の色のない部分を上にして置きます。


三角形に折ります。三角の山の部分が下になるように置きます。


左の端が山の頂上と重なるように折ります。


右側も同じようにします。


一般的な兜とここから違ってきます。
折れ線から折ります。一般的なものより大きな角の原形となります。


切り線のところをハサミで切ります。


切ったところの下の部分を折り線から折ります。


下の部分をこれまでと同じようにします。




角(つの)兜の完成です。


【キッチンペーパーアニマル(KPA)の作り方】











【子どもがかぶれる新聞紙兜の作り方】

 実際にかぶれる兜を新聞紙で作ります。
一般的な兜は、両開きした新聞紙の縦辺、つまり短い方の辺の長さを一辺とした正方形にしますので、一枚の新聞紙で作ります。


図のように折って折った部分が直角二等辺三角形になるようにします。しっかり折り目を付けます。


開くと折り目が付いています。


下の(ここ)のところから新聞紙が正方形になるように折ります。重なった部分は少量のノリでくっつけると後の作業がやりやすくなります。


この正方形で一般的な兜を折ってください。

かぶれる一般的な兜の完成です。大人の頭も入る大きさです。

次に高い兜を作ります。
新聞紙の長い辺を一辺とした正方形を作ります。したがって新聞紙が二枚必要です。
長さの物差しとして補助の新聞紙がもう一枚、合計三枚を使います。
まず、補助の新聞紙を横向きに置きます。


その左側の端に合わせて新聞紙を縦に置きます。


補助の新聞紙の右側の辺に合わせて新聞紙を縦に置きます。
新聞紙の長辺を辺とした正方形ができます。重ねた新聞紙の上の二枚を少量のノリでくっつけると後の作業がやりやすくなります。


この新聞紙で高い兜を折るとかぶれる兜ができます。大人もかぶれます。

高い兜の完成です。


皆さんで楽しく作ってください。

〔パソコンページ〕