ネットワークの再構築

先ごろ、NewPCをご購入なさったウチの妹さんから「ネットが遅い！」とクレームが出てまして。

無線LANの状態がとても悪いのですな。
古い木造2階建てとはいえ、階上だったり、端部屋だったり、人陰だったりと悪条件ですが…直線距離なら20m程度。無線LAN親機を買い換えた時にハイパワー機種にしているのですが、あまり効果無く。
それでも今まで平気だったのは、単に旧PCが通信速度負けするスペックだったからのようですｗ；


さて、通信距離を近くすれば良いのですが…実は隣の私の部屋までは屋根裏30mのケーブル配策で有線接続している（無線の不安定に耐えられなかったためｗ；）ので、無線LAN親機を移動するのは容易い。けど1階のLAN機器もあるので、ゲートウェイ用のルーターは現在と同じ位置に必要。
そこで、各説明書を読み込んだ挙句の結論は…

《保存していた古い無線LAN親機を、ルーター機能だけ活かしてゲートウェイとして設置、現在の親機はアクセスポイントとして2階に移動》

という手段を採ります。
これなら在庫活用で出費無しｗ
中継機という方法も考えましたが、向上する保証ができなかったので今回は見送り。

ただ、セキュリティ機能は現在の親機の方が上なので、「LANの中にもう一つLANを構築してやれ！」とｗｗｗ
念のため、ゲートウェイのルーターの無線機能は無効化したり、平日から準備して、週末に設置と設定変更で、何とか再構築完了しました。
素人なので難航しましたが、勉強になったし、やっと少しはネットワーク設定が怖くなくなってきたトコロ。


無線LANを使っている人は多いですが、「書いてある通りにやれ！」的な説明書が多くて、書かれていない機能とか、説明があっても「？？？」だったり、専門用語ばかりだったりで、私自身とても難解に感じていましたが。
「解らなくても使える」のは悪くないのですが、知っていたら使える機能が、「まだまだ沢山ある！」って解った今回の件は有意義でした。



実は、実効スループット値が数字上悪くなってるし、難解な取廻しの所為でケーブルが増えたり、管理機器が増えたり、設定変更が必要だったりしているので、私にはデメリットしか無いのですがｗ；