メス鮭 「金子(きんこ)」のひとり言

サケ釣り没頭の釣キチさん・・、私を釣り上げるための秘策「シーズンオフのメンタルトレーニング」を教えちゃいますっ。

ダイヤモンドの降る街

2005-12-07 | 自然観察

メス鮭「金子(きんこ)」です。

サケの産卵時期は9月から翌年1月頃まで。 時期をずらして順番に産卵を迎えるのは、大昔からの遺伝子DNAによるものなの・・。

だから人工的に産卵や放流の時期を変えても産卵時期は変わらないって専門家は言ってるわ。言いかえればサケの種類が違う・・って言っても正解なのよね。

でもね、暖かい時期に産卵できるグループは「幸せ者」って金子もチョッピリ思うの。もう北海道は「真冬」。この時期、気温がマイナス20度にもなると水温だって0度に近いわ!

ブルブル震えて産卵すると、卵がお腹からきれいに出てスッキリするメリットもあるけどね(?)

九州の「ちょびこさん」からのコメントに「ダイヤモンド・ダスト」のお話しがあったけど、銀太郎の住む街のキャッチフレーズが「ダイヤモンドの降る街・・」なんですって。 なんか綺麗な田舎街を想像しちゃいますね。

「樹氷」とか「霧氷」とか言われるものも「霧(水蒸気)」が凍って樹にくっ付いた物。 金子たちが産卵する川の上流は、昼と夜の温度差が大きいので霧が発生しやすい条件になるの。

ヤカンでお湯を沸かす時、だんだん水蒸気が出てくるでしょ? 暖められた空気が上昇して冷めると水蒸気が水滴に変わって、それが凍るとキラキラと空中を舞うのよ。

川の水面の水蒸気を含んだ空気が上昇して急に冷やされると同じように「霧」になって、それがマイナスの気温で凍りつくと濃霧のダイヤモンドになるの。

冬の雪道でこのダイヤモンドが出てくると車の運転ができなくなっちゃうのよ。

北海道の寒~い話しってサケ釣のメンタルトレーニングになったかしらァ・・(?)。

 



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