ひまわりてんびんへの道

会社は変われど、一貫して企業法務に携わってきました。思いつくまま、気の向くまま、気長に書き続けます。

法律書のヒット作

2009年08月23日 | 読書
今日の日経の読書欄「活字の海で」から、

東大出版会の名編集者が定年退職して、独立して出版社を起こされたとのこと。

その編集が最初に担当したのは、法律書だという。

法律書は、毎年、安定した売上が期待できる一方(そりゃ、教科書に指定されれば、
学生としては買わざるを得ない。)、評判のいい教科書に読者が集中する、という。

そんな彼が手がけたのは、累計90万部の民法シリーズ
(こりゃ、すぐわかった。内田先生の本。はしがきにもこの編集者への謝辞が書かれている。)

そして、35万部の刑法シリーズ

これは、山口先生か、西田先生の本だろう。
と思い、東大出版会のホームページをみたら、
前田先生の本があった。

手許の本(3版)のはしがきをみるが、その編集者の名前がない。

でも、おそらく前田先生の本でしょう。(誤りであれば、ご指摘ください。)

先輩の方に向かって、失礼な物言いかもしれませんが、今後のご検討、ご活躍をお祈りします。

ちなみに、法律書関係の創業出版は、長谷部先生のご本とのこと。

憲法の境界
長谷部 恭男
羽鳥書店

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それにしても、法律書は、ベストセラーとは言わないで、ヒットというのですね。
なんとなく、理解できるような・・・。


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