ひまわりてんびんへの道

会社は変われど、一貫して企業法務に携わってきました。思いつくまま、気の向くまま、気長に書き続けます。

今日の椀こ

2008年02月10日 | 陶芸
陶芸に行ってきた。

2週間ぶり。前回のたたらの板と縁をどべで接ぐ。

そして、その接合部分を、紐でつなぎ目をふさぐ。

そして、ふちと周りをなめし皮できれいにしてひとまずの仕上げ。

次回は、削りをして、釉掛けをする。

どんな釉薬をかけるか、そしてどう掛けるか、次までに考えることにする。



そして、次は、陶板に文字を書くことにして、たたらで板を作って今日は終わり。

最近、たたらしかやっていないとかみさんから指摘されてしまった。
そう。そのとおりなのだから仕方がない。
でも、そのうち、ろくろでまわして皿を作るから。

さて、問題は、陶板に何を書くか?

自分を鼓舞させるため、勉強に専念すべく鞭打つような言葉を書くか、それとも法律の条文でも書くか。

「私権の享有は、出生に始まる。」(民法3条1項)とか、「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」(憲法19条)、なんてね。

後、今、考えているのは、
鬼にならむ。なすことすべての鬼にならむ。われ鬼にならん。
という格言?誰の詩かは、不明。

出典は、緒形拳 「恋慕渇仰」 1993年 東京書籍

恋慕渇仰(れんぼかつごう)
緒形 拳
東京書籍

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拳さんの書がいい、字がいい、味がある。
また写真も、あのロベール・ドアノー
ひまてんのお気に入りの蔵書の一つ。

で、これをどう書くかも思案中。

先生からは、文字を彫るのもいいし、書くのもいいしね、と言われる。
書くとしたら、呉須か紅殻か、上絵具か。

白土だけども、黒天目か飴釉で釉掛けして、金泥!?で文字を書くのもどう?

いろいろ構想は膨らむ。

今年の教室の展覧会には、ぜひ何か出したいと考えている。


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