ひまわりてんびんへの道

会社は変われど、一貫して企業法務に携わってきました。思いつくまま、気の向くまま、気長に書き続けます。

地味だけど、いい役者と言われたい。

2008年10月12日 | 世相
先日、急逝された緒方拳さんの言葉です。

このところ、追悼番組が放送されています。

昨日の「破獄」をDVDに撮りました。時間があるときにゆっくり拝見しようと思っています。

そして、テレビでは、CX(フジテレビ)の開局、50周年ドラマ「風のガーデン」が遺作となりました。

第1回目を見ましたが、自分の病気を隠して撮影に臨んでいた緒方さんと、不治の病に犯された医者が主人公のドラマの筋を合わせ見たとき、なんだか、無性に運命の皮肉さを感じました。

自分の手元に、10数年前に買った、緒方さんの著書があります。
緒方さんの書と、ロベール・ドアノーの写真

また、緒方さんの書が、実に、味があっていいのです。
実は、「風のガーデン」の題字が、そう。

ほのぼのとしたなんともいえない暖かさを感じます。

その書のタイトルは、「恋慕渇仰」

緒方さんの師である、辰巳柳太郎をはじめとした、人や自然との出逢いが淡々と描かれています。

緒方さんを偲びつつ、もう一度、頁を開きます。

合掌。



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2 コメント

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緒方さんのお家 (kozy)
2008-10-12 20:19:31
緒方さんが急に亡くなってびっくりしました。
地味ですが、いかにも誠実な感じの役者さんでした。

緒方さんのお家は、総持寺の近くにあり、
私が駅に歩いて行く時は必ず通るルートに
あります。

大きなおうちで、もしかして室内で稽古がでかるのでは、と思っています。
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突然失礼します (hitomi)
2008-10-13 11:34:52
「破獄」・・・もう放送されたんですね。
大昔、まだ幼いころこのドラマを見て衝撃を受け、何年か前にもう一度夜中に放送されているのを見て、改めて感動し、このたびの残念な訃報にこのドラマを見る機会があるのではと期待していました。
もう放送されたのですか・・・・
素晴らしいドラマです。DVDに撮られて良かったですね。
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