ひまわりてんびんへの道

会社は変われど、一貫して企業法務に携わってきました。思いつくまま、気の向くまま、気長に書き続けます。

企業内弁護士

2005年09月16日 | 仕事
小生は、もし、運よく希望のロースクールに合格できて、運よく卒業できて、運よく新司法試験に合格できて、運よく弁護士になることができたなら、
(何や、えらっい遠い道のりやなぁ)
企業内弁護士、組織内弁護士いわゆる「インハウスロイヤー」を志望しています。

今までの職務経験を無駄にはしたくないし、いわゆる職業弁護士(この言い方がいいかどうかは別として)になるには、トウが経ちすぎて、なかなか事務所には入りにくかろうと考えるからです。

組織内弁護士が増えれば、社外弁護士への発注も増え、結果敵に社会正義の総量も拡大するというものです。
(組織内弁護士の団体であるインハウスローヤーズネットワークの代表挨拶より)

志望理由書を書くにあたって、いろいろな資料を漁っているうちに、企業内弁護士について、示唆に富む資料を見つけました。

早稲田大学・企業法制と法創造研究所 紀要第4号 2005年5月発行 所収
「企業内弁護士の時代」三菱商事株式会社 大村多聞理事論文
を参考にさせていただきました。

(*なお、この紀要の内容を読むためには、同研究所のメルマガの登録が必要となりますので、申し添えます。)

①企業内弁護士と社外弁護士との業務の区別
どのような業務を内部で行い、どのような業務を社外の弁護士に発注するのか。

②企業内弁護士を採用する目的・メリット

③企業内弁護士に求めるもの

自分自身が、インハウスローヤーになるに当たって、参考になったのはもちろん、法務部門の責任者として、将来、インハウスローヤーを採用するにあたっても、近い将来、そういうことがあるかと思うと大いに参考になりました。


 


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