ひまわりてんびんへの道

会社は変われど、一貫して企業法務に携わってきました。思いつくまま、気の向くまま、気長に書き続けます。

親が、自分の職業をこどもに語るということ~ジャッジ-島の裁判官 第2回

2007年10月17日 | テレビ
この第2回は、課外行事の都合もあり、観れないかもだったのですが、観られました。

恭介の仕事がもとで友達からいじめられるようになった麻衣子が、恭介に聞く。“お父さんは、なんで裁判官になったの?”

恭介は、諭し含めるように答える。
「悪い人を懲らしめる仕事。また、人と人がけんかしているときに、間にはいって仲直りするように調整する仕事。」と答えていた(ような気がする。)
ひまてんは、幼い頃の遠い記憶を呼び戻してみる。

・・・・・・・・・・・・。

思い浮かばない。

父親に、職業についてなんて聞いたことなんてなかったんじゃないか。
作文を書いた記憶もない。
今でこそ普通の爺さんになってしまったが、子供のころは、ちょっと近づきにくい親父だった。

それでも、酔って帰ると必ず買ってくるおみやげが楽しみだった。

ものごころがつくまで親父は、会社員だとばかり思っていたが、実は、半官半民の団体職員だった。
自分も聞かなかったし、父親も話さなかった。
持って帰った仕事をおそくまでやっていた記憶がある。

会社員の場合は、まず、どうしてその会社に入ったのか、その会社で何をやっているのかを答えることになるのだろうか。

自分の仕事を所属する組織と一体でしか語れないのは、悲しいことでもある。

自分は、聞かれたらどう答えるだろうか?

どうして広告会社に入ったか、今でこそ、法務、会社で法律を扱うということは、天職だと信じているが、きっかけは些細もないことで信念があって就いたわけじゃないから、そう大層なことは語れない。

そもそも語るべき相手さえいない・・・・・。

昔、忌野清志郎が唄う「昼間のパパは~」というBGMの建設会社のCMとか、「地図に残る仕事」というグラフィック広告があったっけ。
仕事や人付き合いは、「愛だろ、愛」なんていうのもあった。

話を元に戻そう。

麻衣子へのいじめは、ドラマなので、あっさりと解決してしまう。

現実にはこうはうまくいかない。

それでも、母親が子供の変化を見逃さなかったこと、すぐ学校に相談したこと、先生が素早く適切に動いたことが重なって納まるところに納まったと言える。

次回は、いよいよ、殺人事件の公判。

微妙にメインの筋に絡まってくる脇筋、エピソードが楽しみ。

ところで、この番組、実は、何げにキャストも楽しみなのである。

今回のエピソードの主人公、牧君の母親、千堂あきほ、さんだった。
おもわず久しぶりとあいさつ。いい味出してました。

次週はお休みとのこと。

ところで、タイトルバックが変わった?カタカナのジャッジのバックにもともとJUDGEなんて入ってましたか?

ねぇ、Sディレクター。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「JUDGE」タイトル (ぽいんと尺)
2007-10-17 12:56:49
1回目、入ってましたよー。
最初の、奄美大島への飛行機の機内シーンの次に、「JUDGE」の
3Dタイトルの上を、画面の下から上にMD-90が横切るという、大
変オシャレな演出でしたよ。
私は「これは毎回横切り系で来る。次は恭介が自転車で駆け抜ける
だろう」と予想して見ていたら、今度は何も横切りませんでした。
ザンネン。
返信する
JUDGEタイトル ()
2007-10-31 23:49:24
タイトルは第三回は横切り系でした。まさに恭介が自転車で横切ってました。確かに、タイトルの出し方はドラマへの入り口としてこのドラマの肝かもしれません。
返信する