朋、遠方より来る有り、亦楽しからずや。

2010年12月23日 | 日記
小学校からの親しき友人が、東京から出張で遥々鹿児島までやって来た。鹿児島で会うのは十年ぶり位であろうか。
自分は二十数年前に未知の鹿児島に単身やって来たため、同級生や同じ年頃の知人友人は皆無であった。だから鹿児島の地元の人達が社会人になって同級生同志の繋がりを話題にするシーンに最初は戸惑い、孤立感というか他所者感を嫌というほど味わって来た。

朋、遠方より来る有り。はただ単に遠くにいる友人が遊びに来たから嬉しいのではなく、自分達が切磋琢磨して道を究めようとするなかで、同志となった朋が、自分の生き様に共鳴してはるばる慕ってやって来るから楽しいのだと習った覚えがある。
自分はまだまだ修行がそこまで届かないと実感しつつも、やはり久しぶりに会う友人の前では、思わず小学校時代の自分に戻って束の間の楽しいひと時であった。

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