悲鳴の毎日

2009年11月17日 | 日記
 第57回鹿児島市民文化祭参加の薩摩琵琶弾奏大会も無事終了した。事務局を始め関係者ご一同に深く感謝します。
 今回もおおとりは96歳の前村 弘先生である。前村先生は、今は亡き私の師匠と兄弟弟子であり、先代の文化財指定保持者である萩原龍洋師の、おそらく最後の直弟子である。完璧なまでの龍洋会式弾法に釘付けとなった。
貴重な存在である。今こそ鹿児島県はこの方を人間国宝に推薦しておかなければきっと後悔することとなるなどと思うのだが、なす術が見当たらない。誠に歯がゆくもあり残念である。なんとかならないものか
 
 さて、待望の『薩摩琵琶歌詞集』も復刊準備を着々と進めている。年内に原稿を整え、初版が昭和40年2月1日であったので、復刊日を来年2月1日にしようかと考えた。完全予約限定販売方式の予定である。
 
 やる事が山積して身動きが取れない。当方は今、ウッガンサー祭りの真っ最中である。ウッガンサーは内神ともいわれ、家々の神棚に祭る神々に対し、一年間の無事を感謝し、正月を迎える為の注連縄、紙垂替えのお祭りである。一軒一軒まわる。神主に取っては、膝や腰が痛くなる時期である。
 各神社の秋祭りも入ってくる。講演もある。その他、様々な会議が重なる。今月はまだ一日も休みが無い。それにも関わらず金がない。なぜだろう???
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