入来薪能、バレエ鑑賞

2010年08月30日 | 日記
 今回、鹿児島県の入来という古い城下(麓という)で開催された入来薪能に招待された。火入れ式といって松明の一つに火を点火する役を入来院氏から仰せつかった。
 薪能を生でみるのは30年ぶりだろうか、確か鎌倉か金沢あたりで見たような覚えがある。
 今回のテーマは木曾義仲と巴御前。能は基本的に怨霊やら怨めし事のオンパレードという話を以前聞いたことがあった。若い頃は睡魔と戦うのが大変だったが、今回は二時間半の舞台を食らいついて見入ってしまった。シテの台詞の言い回しや言葉遣いは薩摩琵琶の戦記物の歌詞とそっくりであった。おもしろい。大いに参考になった。
 昨日は白鳥バレエの発表会に招かれた。バレエには全く門外漢であるが、昨年、白鳥見なみ先生の「平家物語」に招かれてかなり興味を持った。今回は娘の五十鈴先生よりヴァルプルギス・ナハトの公演に招かれた。オープニングから高いリフトアップで登場してきたときは落ちないかとはらはらした。こちらもおおいに芸術的センスを磨かせてもらった。皆さん有り難うございました。

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