東京初公演終了!

2010年05月29日 | 日記
 東京で育った割には今まで東京を活動の拠点にしてこなかったことに、今更ながら不思議に思い今回5月28日、初めて度胸試しを兼ねて都内で独演会を開催することにした。
 事前に予約完売だったため当日券があまりなかったが、皆さん会場前に早くから並んでいただいて恐縮した。忙しい平日の夜にも関わらずこんなにも大勢の人々に足を運んでいただいたことは大変ありがたく、開催してよかったと思った。しかし実は先週、鬼の霍乱か10年以上ぶり位で久しぶりに熱発してしまった。三日間寝込んできっちり治し、上京したが当日の朝起きてみると声がかすれて出ない。これには焦った。午前中薬局で喉スプレーやらタウリン3000のドリンクやらのど飴やら買い込んですべてを口の中へ放り込んだ。できるだけ日中は声を出さないようにしてステージに座った。90分歌い通しで果たして最後までこえが保つのだろうか。ぎりぎりの極限状態の中、始まったというのが裏話である。
 さて未熟な自分の技量がどの程度皆さんに訴えかけることができたのか、いささか心配ではある。
またやろう

1 コメント

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琵琶歌の本当の価値 (定森 正人)
2010-05-29 21:56:52
待ちわびた公演日でした。鹿児島の風、琵琶演奏の音色、東京の演奏会では、なかなか体験できないものでした。日めくり風のお題目の表も
会全体の雰囲気が、稽古場のような親密感があり、皆がスポンジのように歴史や琵琶歌の鹿児島での敬意のほどを理解できたのではないでしょうか。特に「城山」は、今後の参考になりました。再版していただいた歌集と合わせ、ありがとうございます。崩れの馬の肥爪の音は
圧巻で、馬が、会場を駆け抜けていました。
右脳激震!!!20代のお客様も目立ったのも
琵琶演奏する者にとってうれしかったです。
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