ながらく更新をしなかった。
昨年の3月以来、何もかもが空虚なものに感じた、否、今思えばそう思う。
実際は、当時、そんな事を感ずる余裕すら自分にはなかった。
焦り、絶望、葛藤、期待......その繰り返しだった。
自分自身の何もかもがすべて浮ついていたと思う。そして今なお.....
薩摩琵琶歌「迷悟もどき」の歌詞が浮かぶ。
「我智、我慢、我力、我心を捨ててみよ」
そんな中で、間が2年空いたが久しぶりに仙巌園曲水の宴が開催された。
陽気に恵まれ、以前と同じようにその庭では、顔見知りのスタッフが集まり、
参宴者も数人知人がいた。
薩摩琵琶の「蓬莱山」を弾奏した。
日々深刻化する被災地の問題、原発問題や国際情勢、来週起こりうる北朝鮮のミサイル問題
などがすべて良き方向に流れてくれるようにとの思いで弾奏した。
薩摩琵琶歌「蓬莱山」は、中国の理想郷をモチーフにし、中国の聖帝堯舜の好治を例えて
天下太平を願う歌である。
そして国歌「君が代」の原曲である。
「天長地久と国も豊かに治まりて、弓は袋に、剣は箱に収めおく」
「諌鼓苔深うして鳥もなかなか、驚くようぞなかりける」
弾奏途中で鶯が鳴き始めたのが分かった。
なんだか楽しくなって、ちょこっとだけ寄り道して鶯を歌わせてやろうか、などと
いう気になり、時間は押していたが間奏の手数をやや長めに弾いてやった。
こんな気分は久しぶりだった。
昨年の3月以来、何もかもが空虚なものに感じた、否、今思えばそう思う。
実際は、当時、そんな事を感ずる余裕すら自分にはなかった。
焦り、絶望、葛藤、期待......その繰り返しだった。
自分自身の何もかもがすべて浮ついていたと思う。そして今なお.....
薩摩琵琶歌「迷悟もどき」の歌詞が浮かぶ。
「我智、我慢、我力、我心を捨ててみよ」
そんな中で、間が2年空いたが久しぶりに仙巌園曲水の宴が開催された。
陽気に恵まれ、以前と同じようにその庭では、顔見知りのスタッフが集まり、
参宴者も数人知人がいた。
薩摩琵琶の「蓬莱山」を弾奏した。
日々深刻化する被災地の問題、原発問題や国際情勢、来週起こりうる北朝鮮のミサイル問題
などがすべて良き方向に流れてくれるようにとの思いで弾奏した。
薩摩琵琶歌「蓬莱山」は、中国の理想郷をモチーフにし、中国の聖帝堯舜の好治を例えて
天下太平を願う歌である。
そして国歌「君が代」の原曲である。
「天長地久と国も豊かに治まりて、弓は袋に、剣は箱に収めおく」
「諌鼓苔深うして鳥もなかなか、驚くようぞなかりける」
弾奏途中で鶯が鳴き始めたのが分かった。
なんだか楽しくなって、ちょこっとだけ寄り道して鶯を歌わせてやろうか、などと
いう気になり、時間は押していたが間奏の手数をやや長めに弾いてやった。
こんな気分は久しぶりだった。