華村灰太郎 いきあたりばったり

灰太郎が思いついたまま、気の向くままに、なんか書いてみるコーナーだよ!
声に出して読んでね!!

『LIVE!』今福知己コメント

2020-05-14 | Weblog
華村灰太郎カルテット『LIVE!』
あなたの脳内に濃厚接触ー!
一番濃密なこの男から

【ベース 今福知己 談】

俺達は抜身だ
ギラギラした抜身だ
お前等も覚悟して聴け
鞘から抜け出して裸のままで走り出せ
叫びながら 泣きながら鼻水垂らして走り出せ
走り出せ
それはドンドンドンドン早送りになって
気が付けばお前はもう地に足が付いていない
振り返るな
慌てる事は無い
何故?
そうお前は翔んでいるんだ
お前は翔んでいるんだ
裸のままで走り出せ
鞘から抜け出し走り出せ
叫びながら走り出せ
泣きながら鼻水垂らして走り出せ
ほらご覧
地球があんなに小さく見えるよ


【ここから灰太郎 談 ネタバレ注意】
(まだアルバム聴いてないレディース&ジェントルマンは読まない方がいいかも。でも、読んで!)

このアルバムの主役は今福知己だ!
と、言い切ってしまおう!
あの夜あの場所にいた誰もが、全員そう証言するだろう。

アルバムタイトルを『今福知己』にしようと思ったくらいだ。
曲の合間にたびたび巻き起こる笑い声。
「怖いよー!」って、ヤジ。
耳だけで聴いてると、かなり謎・・・

これは今福知己の激しい顔の表情に、お客さんたちが激しく反応してるのだ。
俺はほとんど正面向いて歌ってるので、今福知己がその瞬間どんな顔面をしていたか?想像するしか無い・・・

時々は横向いて、一緒に笑ったり怒ったりしたけど。

このアルバムのラストナンバーは
「ー6℃の天国」
この曲はフェイドアウトで終わる。

なぜならこの曲の後半、思い切り会場中を煽りながら今福知己が客席に乱入して
ベースのシールドば引っこ抜け
それを見た高岡も客席に飛び込んで行った。
お客さんは大喜びで、ずっとあのメロディを歌いまくる!
俺は今夜のライヴ・レコーディングを捨てて
ギターを置いて、客席のテーブルに乗っかって泣き叫んでた。
(酒のグラスは持っていた。)

もうさ!最高の瞬間だった!
これこそがライヴだぜ!
んなもん、CDなんかで、わかるかよっ!
伝わるかよっ!
いま、この場所にいる奴らだけの素晴らしい特別な時間と空間だよ!

感激しまくって
「こんな素晴らしいライヴを絶対CDなんかにしないっ!」
ってステージでわめいたんだ。
嘘つきで、ごめーん!

是非、聴いてください!
きっと伝わるから!
伝わって欲しい・・・


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hightaro@gmail.com
全10曲 2000円

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