2014年ダントツに聴いたのは『ロニー・レーン&スリム・チャンス』
収穫と呼ぶのに本当にふさわしい出会いだった。
4月、ボブ・ディランの声にガッチリ心を鷲掴みにされたライヴの帰り道。
初めて聴いたのが阿佐ケ谷のソウル玉Tokyoのバー・カウンターだった。
すぐさまアルバムを買ったね。
スリム・チャンスを教えてくれたのが坂口だったのもなんだか最高だ。
こんなに何もかもがしっくりくる音楽、ザラにはないよ。
ロニーの声の揺れだとか、メロディーラインだとか、リズムのおおらかさとか、サウンドの肌触り。
次から次へスピーカーから流れるあらゆる曲が、ほんとどれも最高だった。
なんてこった!
なんで今まで知らなかったんだろ?
まわりの友達に話したら、みんな言いやがったね。
「お前、ロニーレーンの素晴らしさに今さら気づいたのかよ。遅いよ!」
さすがだ、友達たちよ。
でもね、今じゃなきゃわからなかった。俺には。
若い頃には気づけなかった。きっと。
この麻袋みたいなザラつく感触なのに、包み込まれていく気持ち良さ。
たまらく明るく胸をかきむしられる感じ。
もっと単純に尖ってたり、打ちのめされたりしてるロックが大好きだったからね。
んで、何が言いたいかって。
ソウル玉Tokyoはライヴのサウンドの響きもすんごくいいんだ。
ここで初めてライヴやったのが、ロニーの衝撃の直後の4月の真ん中。
灰太郎&今福知己のデュオ。
まるっきり衝撃の収穫だった。
コントラバスの音色があんなに心地よく鳴り響く空間もそうザラにはないよ。
ギターと声の響きもしっくりくる。
奇跡の一夜だったのだ。
今年の灰ライヴの三本指に入るな、あの夜は。
あのあと何回もソウル玉で演ったけど、どれもこれも素晴らしい夜だった。
よけいなものが削ぎ落とされて、音だけが空間をかけめぐる。
目をつぶると、まるで違う風景が広がって遠いどこかに連れてかれる錯覚。
そして今年最後についに灰太郎トリオでソウル玉!
つの犬はいつもより、ちっちゃな可愛いドラムセット。
縦横無尽な魔法のリズム。聞き惚れちまうな。
今福のコントラバスはいつもよりさらに膨らむ音色。
聞き惚れちまうね。
バラつくリズムが、うねり始める瞬間!
ひゃお〜!
俺たち一体どれくらい演ってたんだろ?
時間ももはや、遠いどこか!
歌ったよ!
【12月26日 華村灰太郎トリオ@阿佐ケ谷 ソウル玉Tokyo】
収穫と呼ぶのに本当にふさわしい出会いだった。
4月、ボブ・ディランの声にガッチリ心を鷲掴みにされたライヴの帰り道。
初めて聴いたのが阿佐ケ谷のソウル玉Tokyoのバー・カウンターだった。
すぐさまアルバムを買ったね。
スリム・チャンスを教えてくれたのが坂口だったのもなんだか最高だ。
こんなに何もかもがしっくりくる音楽、ザラにはないよ。
ロニーの声の揺れだとか、メロディーラインだとか、リズムのおおらかさとか、サウンドの肌触り。
次から次へスピーカーから流れるあらゆる曲が、ほんとどれも最高だった。
なんてこった!
なんで今まで知らなかったんだろ?
まわりの友達に話したら、みんな言いやがったね。
「お前、ロニーレーンの素晴らしさに今さら気づいたのかよ。遅いよ!」
さすがだ、友達たちよ。
でもね、今じゃなきゃわからなかった。俺には。
若い頃には気づけなかった。きっと。
この麻袋みたいなザラつく感触なのに、包み込まれていく気持ち良さ。
たまらく明るく胸をかきむしられる感じ。
もっと単純に尖ってたり、打ちのめされたりしてるロックが大好きだったからね。
んで、何が言いたいかって。
ソウル玉Tokyoはライヴのサウンドの響きもすんごくいいんだ。
ここで初めてライヴやったのが、ロニーの衝撃の直後の4月の真ん中。
灰太郎&今福知己のデュオ。
まるっきり衝撃の収穫だった。
コントラバスの音色があんなに心地よく鳴り響く空間もそうザラにはないよ。
ギターと声の響きもしっくりくる。
奇跡の一夜だったのだ。
今年の灰ライヴの三本指に入るな、あの夜は。
あのあと何回もソウル玉で演ったけど、どれもこれも素晴らしい夜だった。
よけいなものが削ぎ落とされて、音だけが空間をかけめぐる。
目をつぶると、まるで違う風景が広がって遠いどこかに連れてかれる錯覚。
そして今年最後についに灰太郎トリオでソウル玉!
つの犬はいつもより、ちっちゃな可愛いドラムセット。
縦横無尽な魔法のリズム。聞き惚れちまうな。
今福のコントラバスはいつもよりさらに膨らむ音色。
聞き惚れちまうね。
バラつくリズムが、うねり始める瞬間!
ひゃお〜!
俺たち一体どれくらい演ってたんだろ?
時間ももはや、遠いどこか!
歌ったよ!
【12月26日 華村灰太郎トリオ@阿佐ケ谷 ソウル玉Tokyo】