最後に聴いてから、軽く１０年は経っている。
ジョンとヨーコ『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』
めっちゃいいやん！
このアルバム！！
この胸の高鳴りは？なに！？
今日は夕方起きて、ずっとジョン・レノンを聴いてるのだ。
部屋の灯りは、暗くして。
『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』
サウンドは雑でやっつけだし、ヨーコは超絶声で音はずしてるし、なんだかとっ散からってるし・・・
（つっても、フィル・スペクターがプロデュース）
滅多に聴かない一枚。
なのに今日聴いたら、こころをガッチリ鷲づかみ！ぎゃぉ～！
しかもレコード持ってないから、カセットテープ。
高校のとき友達に録ってもらったヤツ。
日暮れと同時に『ジョンの魂』『イマジン』を聴いて、すごい集中して感動して。
ジョンの生々しさに、打ちのめされて。
ちょと息抜きのつもりで『サムタイム』聴いたら、完全ノックアウト！
このハチャメチャさ！
１曲目の「女は世界の奴隷か」の吹っ切れた感じとか５曲目の「ニューヨーク・シティ」のロックンロールな響きとかは昔から大好きだったんだけど、すべてどの曲も変なエネルギーに満ち満ちてる。
やりたい放題！
思いついたまんま！
完成度なんて完全度外視！
ほんで、やっぱりどこか中途半端で適当！
『イマジン』の後がこのアルバムじゃ、当時はたしかにガッカリだよなあ（笑）
解らなかったなあ！
ナメてたなあ！
いい曲ばっかり！
歌詞もユーモア溢れてて。（すごい政治的なんだけどもね。）
２回リピートしてしまった。
そうだよ！この二人！
前世紀の最強のバカップルだった！
存在がハンパじゃない！
灰は大好きなんだよなあ！
だんだん思い出した。
高校生のころも、わりと好きだったわ、このアルバム。
B面ラストのヨーコの歌「ウィ・アー・オール・ウォーター」最高だあ！
D面のフランク・ザッパとのライヴ盤では、客席からの爆笑の声も入っていて最高！
誰かヨーコを止めてくれ～！！ぐおぉおおおぉ～ん！
じゃあ、また灯りを落として・・・『ウォールズ＆ブリッジズ』聴こうかな。
注意／リピートしたのは、A面B面だけです（爆笑！）
『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』
