華村灰太郎 いきあたりばったり

灰太郎が思いついたまま、気の向くままに、なんか書いてみるコーナーだよ!
声に出して読んでね!!

Shock 人!

2006-06-25 | Weblog
今朝、仕事から帰って来て日本酒呑みながら
「早く寝なくっちゃ」なんて思いながら
テレビのスイッチをオン!

ワールドカップ・ダイジェストと仮面ライダー・カブトを
チャンネル回しながら、交互に見てたのですが。
なにせ仮面ライダー、おしゃれだわあ!
カメラワークや画面の色使い。もう映画並!
これは子供たちの感覚も研澄まされていくな~
なんて思いながら、ふと回した3チャンネル教育テレビ。

「課外授業 ようこそ先輩」
やってるとついつい見ちゃう番組なんだけど、
有名人や作家やアーティストが自分の母校の小学校に行って授業をする。

今回は塩野米松さんというノンフィクションの物書きのおっさん。
この人、この道何十年の職人さんばっかり取材インタビューしては、
自分の名前ではなくて、職人さん本人の名前で本を出版してる人らしい。

んで、途中から見たんだけど秋田の小学生たちが、塩野さんの授業で
自分の町の畳屋さん、農家のおじさん、写真屋さん、木細工職人さんを
インタビューしにいくわけ。

みんな、職人さんたちの技を見たり、道具に目を奪われたりして
「すげえ!”」って感心してるわけ。
そんで授業で報告するんだけど、
ところが塩野さんが
「道具も凄いけど、もっとその人がどう考えてるのか?
どんなふうに生きて来たのか?それを聞いてみよう。」っていうわけ。

ちょっとつつかれた子供たちはそしたら、いい質問をいろいろ思いつくんだよね。
「子供を撮るときと大人を撮る時は違うんですか?」って質問に写真屋さんは
そっけなく「ちがわないよ。」って。
「失敗はできないからね。
赤ちゃんを撮る時は笑わせて一番いい顔を撮ろうと思うし。
子供を撮る時はまじめな顔、笑った顔、横からの顔、いくつも撮らなきゃなんない。」
つまり、いろんなやり方はあるけど、一番いい顔を撮るってことは誰でも違わない。
その町のひとばかり5万人撮って来たんだって(ほんとかよ?!)

稲をまばらに植えて収穫量を殖やした腰の曲がった農家のおっさんは
「稲をまばらに植えるとね、密に植えた時より稲が一本一本頑張るんだよ。
楽しいな、自由だな、ってのびのび育つんだよ。
家族全員に反対されたよ、初めはね。」

やっぱり、文章じゃなかなか伝わらないね。
ここまで書いて来たけど・・・
おっさんたちの顔と子供たちの顔とおしゃべりが無きゃ、俺の感激は伝わらん。
とにかく、一つの事をずっとやってきたひとは面白い!
そのことに子供たちが気づくのは面白い!
すごい人が自分達のすぐ間近にいる!ってことに気づくのはオモシロい!

次回はリリー・フランキー「ラヴレターを書こう!」だって。

課外授業 ようこそ先輩
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 灰ライヴ☆夏 | トップ | つつぬけ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事