華村灰太郎 いきあたりばったり

灰太郎が思いついたまま、気の向くままに、なんか書いてみるコーナーだよ!
声に出して読んでね!!

届きそうなラヴレター。

2014-08-22 | Weblog
歯なんかとっくに浮いてるけど、歯の浮く言葉しか浮かんで来ないね。

冨士夫ちゃんの声とギターと眼!
音の粒すべてが宝石みたいにキラキラしてる映画だった。

どうしようもないんだよ!もう!
抵抗しようのない魅力!

冨士夫ちゃんの声とギターと表情!
深くて甘い絶望感とあきらめ、苛立ちに満ちててさ。
のに、お茶目!
圧倒的な危うさと、はかなさと、やっぱ華やかでロマンチックで。

劇場に見に行って本当によかった。
大画面に映る冨士夫ちゃんの表情をいつまでも見てたかったな。
生のライヴじゃ、あんなにはっきり眼や口元や頬の細やかな動きまで見えなかったからね。
絶妙なタイム感で絶妙にスウィートなギターの音色と。
あの声!

目の前にいたら、きっとおっかないんだけどさ。
あ~俺は本当に冨士夫ちゃんのこと大好きなんだな~。
って、冨士夫ちゃんを見るたんびに痛いほど思うんだ。

ダメな瞬間の冨士夫ちゃんも、少しだけ見たかった・・・
それぐらい美しい瞬間を切り取った映画だったんだ。

終わって涙目のまま放心して通りを歩きながら、いろんな人に会いたくなった。
今まで会ったいろんな人の顔が浮かんで来てさ。
けど、まっすぐ帰った。

凄くひとりにも、なりたかったんだな。

【映画 『山口富士夫/皆殺しのバラード』@六本木シネマート】

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