華村灰太郎 いきあたりばったり

灰太郎が思いついたまま、気の向くままに、なんか書いてみるコーナーだよ!
声に出して読んでね!!

バックネットに突き刺され!

2011-08-16 | Weblog
8月のド真ん中。

日本が戦争に負けた日。

プロジェクト福島
第2会場
あづま野球場

スターリン246の爆音が炸裂!

爆竹も炸裂!

遠藤ミチロウの本気の里帰り!

ピッチャーマウンドあたりにポツリとステージ
(グラウンド保護のため観客はスタンド観戦・・・むむむ遠い。
それも、またよし!イエス!)


俺たちはバックネット越しに暴れ狂うスターリンの目撃者になったのだ。

不思議な光景だった。

まるで檻の中から観ているような。
あるいは檻の中の獣を見ているような。

若者のパンクスが『本物だ・・・』と呟いていた。

不良のおっさんが奇妙な言葉で奇声を上げていた。

この世界に異物を投げ込む為の歌と音。

フクシマへの愛と憎しみ。


『俺の存在を頭から
メシ喰わせろ!』

「この戦いは、自分との戦いでもある」とミチロウは言っていた。


そしてトリは「渋さ知らズ」の登場

遠藤ミチロウ+渋さ知らズ
怒涛の『ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア』

売れ残って百円で叩き売られていた名物卵焼き弁当を食べながら、俺はスタンドでポロポロ泣いていた。


渋さ知らズの終演後、不破さんがもう一度ミチロウを呼び出した時のこと。
ミチロウさんが雨で滑ってスッテンコロリン!
まるで漫画みたいに転んだのだ。

なんてお茶目な人なんだ!

不破さんが一言
『流石だなあ!』


そしてミチロウは誰もいないセンター・バックスクリーン前まで走って、振り返って手を振った。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 温泉と太陽とスコール | トップ | 飽くなきサル。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事