華村灰太郎 いきあたりばったり

灰太郎が思いついたまま、気の向くままに、なんか書いてみるコーナーだよ!
声に出して読んでね!!

ひとまわる。

2007-01-29 | Weblog
音には色がある。
響きにも色がある。
リズムにも色がついてる。
唸り声にも色はある。

誰にも出せない光り輝く色を・・・
己にしか発色できない深く心に沈み込む色を・・・
自分の中に眠る怪物が立ち上がり暴れだす。

そのことだけに夢中になってる。

エンケンの音は、まるで生まれたてのように新鮮だ。
たった今も、69年も、それは全く変わらない。
22歳の遠藤賢司の凄まじい瑞々しさ。
還暦を迎えたエンケンのぎゅぎゅっと凝縮された音の濃度。
今のエンケンの方が、さらに切実に俺には響く。

当たり前だ。
俺が今現在、目の当たりにできるのは、今のエンケンだけだ。
目の前で産み落とされるギターと声は、今のエンケンなのだ。
レコードで聴くのなんかより、衝撃は直だ!
すごいことだ!
あらゆる音が狙い澄まして襲ってくる~~~~
ひょえ~~

とんでもないモノを、また体験してしまった。

「外は雨だよ」今まで聴いた中で一番!
音が踊り狂ってた。うれし泣き。

俺はどうやって、あの男に勝てばいい?

(遠藤賢司実況録音大全 発売記念
 遠藤賢司 還暦祝い
 ライウ゛@渋谷タワーレコード)