髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「スーパーボンバーマン3」 レビュー (スーパーファミコン)

2020-07-17 21:00:10 | SFCなどのレビュー
「ボンバーマン」シリーズ
アクションゲーム
開発も発売もハドソン
1995年4月28日発売



あらすじ

「ボンバーマン'94(PCエンジン)」で『ボンバーマン』に敗北を喫した『プロフェッサーバグラー』が遥か宇宙のかなたにある
『ボンバー星雲』で再び宇宙征服を開始した。かつて自らが生み出し前作で敗れた『凶悪ボンバー5人衆』を回収し、蘇られた。
宇宙征服の手始めに『ボンバー星雲』の5つの惑星に5人衆を送り込み、各惑星にあるマザーコンピュータのチップを封印し、星々を征服した。
緊急事態の知らせを受けた『ボンバーマン』はマザーコンピュータを取り戻し、
『バグラー』や『5人衆』の手から『ボンバー星雲』を取り戻すことができるのか?


本作の特徴

多数の作品が出ているボンバーマンシリーズなので
本作独自の要素をピックアップして説明する。


 [ストーリー&バトル共通]

 ・個別に能力の違いがある「乗り物(『ルーイ』)」の追加


 [ストーリーモード]

 ・1つのエリアの最後にパネルがあり
  それらを全て集めるとそのステージのボス戦となる。



 [バトルモード]

 ・マルチタップを用いる事で1~5人まで対戦可能

 ・時間、任意に設定可能

 ・COMレベルは通常では1~3だがパスワード入力により4が追加される。

 ・ステージ数10
  (スーパージョイカードを用いると隠しステージが2つ追加される)

 ・優勝後の特典あり

 ・『みそボン』の追加


 ※『みそボン』とは
 やられた後に画面端から移動して
 生存しているプレイヤーに対して爆弾を投げられる。



本作のみの仕様

・ストーリーモード時、仕掛けられるボムと火力の状態が数値で表示されている。



前作との変更点

・ストーリーモードは1~2Pでプレイ可能

・ストーリーモードの初期の火力が『2』
 (「1」や「2」は1だった)

・ストーリーモードのエリアは4つと少ないが
 1つのエリア内で先の場所がある所もある。

・出口やパネル置き場などに爆炎を当てても敵を出さない。

・『パワーグローブ』で投げた爆弾で敵はダメージを受けない。

・ストーリーモードでは1つのステージを全て攻略した後で
 以前のステージに戻る事が出来る。

・バトルモードの『サドンデス』は前作のようにパスワードでの隠しではなく
 通常画面でONとOFFが可能。

・バトルモードでプレイヤーごとに爆炎に色がついていたが本作では共通。



前作での要素の削除点

・ストーリーモードでの1画面以上の広大なステージ
 (本作は1画面のみ)

・『Pボム』をボムキックで相手にぶつけてもアイテムはばらまかない。


操作方法

 十字キー:移動
 Aボタン:爆弾設置
 Bボタン:リモコン爆発
 Yボタン:『ルーイ』の特技使用
 Xボタン:蹴ったボムの停止



1~5までのアイテムの有無

 [ボム関連アイテム]

 『ボムUP』:〇
 『火力UP』:〇
 『スピードUP』:〇
 『フルファイヤー』:〇
 『貫通ボム』:〇(ストーリーのみ)
 『リモコンボム』:〇(ストーリーのみ)
 『Pボム』:〇
 『スライムボム』:〇
 『地雷ボム』:×
 『追跡ボム』:×


 [行動関連アイテム]

 『キック』:〇
 『パンチ』:〇
 『パワーグローブ』:〇
 『プッシュ』:×

 
 [その他アイテム] 

 『ドクロ』:〇(バトルのみ)
 『ハート』:〇
 『乗り物』:〇(『ルーイ』)

 『ルーイ』の色の違い。

 青ルーイ:爆弾の前でYボタンを押す事で
  『ルーイ』がキックして爆弾を空中に蹴飛ばす。
  他のシリーズでの『ボムパンチ』と同様である。

 黄色ルーイ:ソフトブロックの前でYボタンを押す事で
  『ルーイ』がキックしてソフトブロックがスライドする。
  スライドしたソフトブロックが隣のブロックに接触すると
  蹴ったブロックは止まり、触れたブロックがスライドする。
  それを画面端まで繰り返す。

 緑ルーイ:Yボタンを押す事で画面端まで高速ダッシュを行う。
  その際、方向転換や解除は出来ないがボムを置く事は出来る。

 ピンクルーイ:Yボタンを押す事で1マス分ジャンプをする。
  ソフトブロック、ハードブロックともに跳び越えられ
  ジャンプ中は爆炎も当たらない。

 灰色ルーイ:Yボタンを押す事で持っている爆弾の数全てを
  一瞬にして目の前に並べる事が出来る。
  他のシリーズの『ラインボム』と同様である。
  

 [仕様]

 『不発弾』:×
 『キック』した爆弾での敵へのダメージ:×
 『パワーグローブ』で投げた爆弾でのダメージ:×
 『パワーグローブ』でのボンバーマン投げ:×
 『貫通ボム』と『リモコン』との併用:×
 『デンジャラスボム』:×


 [バトルモードでのシステム]

 サドンデスモード:〇
 優勝時の特典:〇
  [PKボンバー]
  『ルーイ』が複数出て来てアイテムを表示し
  裏返してシャッフル。
  それから狙う裏返したカードを選択することになる。



 ※『サドンデスモード』とは
  バトルモード時、制限時間が迫った時に降って来るハードブロックが
  中心部まで降って来るか否か選択可能というわけだ。
  通常時は中心付近で止まり、時間が0になった時に2人以上残っているとドローとなる。
  ただ、サドンデスモード時でも
  中心部に2人以上残っていると全員ハードブロックに潰され『ドロー』扱いとなるから
  本来のサドンデスという意味からはちと違う。


得点は85点


良い点
・バトルモード時、個性的キャラ多し


悪い点
特になし


良い点の解説

・バトルモード時、個性的キャラ多し

 この『3』は個性豊かなキャラが多くて選ぶのが楽しい。



  
「スーパーボンバーマン」シリーズで本作ならここがポイント!!


・バトルモード時、個性的キャラ多し

 良い点で書かれていた通り
 『1』や『2』は通常のボンバーマン型しかおらず
 『4』や『5』は悪役風のボンバーマン型しかないが
 本作ではカッコいいのやら、ギャグ狙ったのやら個性的なのが多い。
 但し、各キャラに能力の違いや特技などはない。
 CPUにすると動きに個性がある。
 同キャラを選ぶことも可能。全員同じキャラでもOKである。
 但しキャラの色はプレイヤーごとの個別でありデフォルトカラーを選択する事は出来ない。
 プレイヤーの基本色をベースにした色合いをしている。

 1プレイヤー:白
 2プレイヤー:黒
 3プレイヤー:赤
 4プレイヤー:青
 5プレイヤー:緑



 ちなみに地球の各国出身であると設定されている。

 『ボンバーマン』:日本
 『ボンバーキッド』:アメリカ
 『メタルボンバー』イギリス
 『プリティボンバー』:フランス
 『ボンバーウッホ』:ケニア
 『ボンバーチュン』:中国
 『ボンバーコサック』:ロシア
 『メキシカンボンバー』:メキシコ


 バトルモードで『プリティボンバー』が使えたり
 パスワードで『プリティボンバー』の中身が見られるのは本作だけ!!
 ただ、バトルでの赤以外の『プリティボンバ―』似合わねぇ~…
 


ここからがネタバレ























前作悪役ボスキャラが蘇らせられるんだけどさ…
初回会った時は巨大メカ戦なんだよね。
パイロット雇えば良くないかなぁ?

ラスボス戦
『バグラー』1戦目は生身で出て来て
倒すとさっきまで倒したボンバー5人衆を合体した巨大メカと戦う事になる。


それで倒すとボンバーマン5体はやられ『バグラー』のみが脱出する。
脳だけだけど…
ENDの文字が『バグラー』が影で出てなんとも不穏な感じ。

それにしても『バグラー』は
後の「ボンバーマンジェッターズ」などで出てきたりして恵まれているわな。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿