髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「JOJO 荒木飛呂彦 原画展 ―冒険の波紋―」に髭人が行く

2018-09-25 21:00:13 | 感想(TVなど)
その日の朝は一昨日の雨で風邪気味であり
体がだるく熱っぽい。
体温を測ると朝の時点で体温が37℃を超えていた。

「こりゃ、諦めるか…」

と、思いながら眠って
2時間後起きると朝よりは若干体調が良くなっていて
体温を測ると体調通り37℃を下回っていた。

「よし!これならいける」

と思って『国立新美術館』に言って参りました!

感想は






「ベネ」











…。

……。

これで終わったら
閲覧された方から怒られはしないだろうが
2度とうちのブログに来てもらえない気がする。
ってな訳で詳しく感想を述べて行こうと思います。

予め言っておくと
入場は『完全日時指定制』になっていて
基本的にはローソンチケットでの購入か
国立新美術館内で当日券を購入となる。
髭人は9月上旬ぐらいに購入した。
(正確な情報は公式で調べてね)



この記事によって

「へぇ~。ジョジョの原画展やってんだ~。
 じゃ、行ってみるか?」

ってのは厳しいと思われるのでご注意をッ!

最寄り駅は東京メトロ千代田線「乃木坂」駅。
出口は既に「国立新美術館」と書かれているのでそれを頼りに行けばよい。
階段を上がりそのまま歩くとポスターなどが貼ってあり



建物内へ。

日時指定制という事で
中に入るまでの順路で何月何日の時間までが指定されている。
順路に従いつつ向かう。
エスカレータでは係員が時計を見ながら乗るのを制限していた。
大勢いの人がドッと入って転倒した時などの配慮か…
そういう時は、冷静に緊急停止ボタンを『アヴドゥル』のように…
などとつまらない事を考えながら係員の案内で上に上がる。

「リュックは背負わず前に付けてください」

なんて指示もある。
聞いてないのか守っていない人もいたが…

入り口でチケットの確認を行う。

最初に出くわすのは
壁に書かれた

「荒木氏の原画展についてのお言葉」
「ジョジョの奇妙な冒険について」
「主催者の挨拶」

だったかな。

それから各部の大まかなあらすじと主なキャラクターが描かれている。
当然のことながら撮影は許可されたエリア以外はダメ。
そうそう。
途中で言われたのだが、髭人はボールペンでメモを取りながら歩いていたら
係員から呼び止められ

「ボールペンのご使用はご遠慮ください」

との事で簡易的な鉛筆を借りる事となった。
カチカチっていうノック音がうるさいからか?
う~む…何らかの事情があるのだろう。

※調べたら美術館で『ボールペン』が禁じられているのは
 作品に「インクが飛ぶ」可能性があるからだという。
 だから他にも『万年筆』はダメ。
 なるほど~。
 美術館など殆ど行った事がない無教養の無知野郎ですんません。
 美術館でメモされる方は鉛筆持参!

さて、撮影可能エリアは
係員が『ジョジョロード』っつってたな。
なかなかオモロイ。

画像は
結構前のガラケーでの撮影なので低品質なのはご容赦を!



↑:『ウィル・A・ツェペリ』『ジョナサン・ジョースター』
 ジョナサンの額にあるものが気になるわ…



↑:『ジョセフ・ジョースター』『リサリサ』『シーザー・ツェペリ』
 こっちのシーザーはバンダナしてんだなぁ…



↑:『東方仗助』『杉本玲美』『アーノルド』
 この二人との関係性は『岸部露伴』に比べたら浅いと思うが



↑『ジョルノ・ジョヴァーアナ』『グイード・ミスタ』『ブローノ・ブチャラティ』
 『レオーネ・アバッキオ』『ナランチャ・ギルガ』『パンナコッタ・フーゴ』
 鉄道と言うとプロシュート兄弟を思い出すなぁ…



↑:『空条徐倫』
 寄せてるッ!!



↑:『ジャイロ・ツェペリ』『ジョニィ・ジョースター』
 東京タワーのふもとで乗馬か…



↑『東方定助』『広瀬康穂』



↑:『空条承太郎』『イギー』
 防止の裏にガムをつけられては…いないか。



↑『東方定助』『広瀬康穂』



↑:『ブローノ・ブチャラティ』『空条徐倫』
 珍しい組み合わせ
 トリッシュじゃないのか





↑:『岸部露伴』2つ。



↑:『空条承太郎』&『スタープラチナ』
 原画展のメインとなっているもの


チラシに書かれた順路通りに説明していこう。



順路の数字はテーマがある。

ちなみに1~4までは順路というものはなく戻ってもOK。
但し5の映像作品の所に入ったら戻るのはNG。

 フォトスポット(ジョジョロード)
 1~4の部屋をつなぐ通路上にある巨大な絵。
 

1「宿命の星 因縁の血」
 壁際に各部主役キャラの名場面が載っている。
 中央部分はキャラの名セリフの垂れ幕が掲げられている。
 逆側の壁は各部悪役キャラの名場面が載っている。
 敵キャラ台詞の垂れ幕もある。
 7部のみ、『ジャイロ』と『ジョニィ』の2名 


2「スタンド使いはひかれ合う」
 壁際に味方のスタンド使いの名場面が載っている。
 その名場面の上部に敵側のスタンド使いとスタンドが壁に貼り付けられている。

 何故か「ジョセフ・ジョースター」は名場面がなく
 敵側が集まる上部に載っている。

 ※スタンド使い限定という事もあり
 1部や2部で重要キャラと言える
 「ロバート・E・O・スピードワゴン」「ウィル・A・ツェペリ」
 「シーザー・アントニオ・ツェペリ」「リサリサ」などはいない。

2-A
 「小谷元彦」氏の彫刻作品。

3「JOJO'S Design」
 カラーのイラストが多く載っている。
 ジョジョリオンのカバーイラストが多い。

3-A
 「森永邦彦」氏の彫刻が展示されている。

 彫刻の像がジョジョ立ちしている。 
 ここで間違ってはいけないのがキャラクターの1/1ではない。
 真っ白い彫刻の像がジョジョ立ちしているのだ。
 
 真っ白い彫刻にブラックライトが照らされると
 そのジョジョ立ちしているキャラのスタンドがびっしり描かれている。

4「ハイ・ヴォルテージ」
 WJの表紙が多い。


5「AURA」
 映像作品。
 水の波紋やテントウムシが集まっている所から
 最終的に各部主役のスタンドが出来上がる。
 但し、『ジョセフ』の『ハーミットパープル』は人型ではない為かなし…



6「裏切り者は常にいる」
 『荒木飛呂彦』氏が本会の原画展に合わせ製作した
 大型原画が展示されている。
 キャラクターや本体なしのスタンドのみもいる。

 描かれたキャラクターは
 『空条徐倫』『ルーシー・スティール』『ブローノ・ブチャラティ』『ジャイロ・ツェペリ』『DIO』
 『空条承太郎』『吉良吉影』『ファニー・ヴァレンタイン』『東方定助』『山岸由花子』『カーズ』『イギー』

 描かれたスタンドは
 『ストーン・フリー』『スタープラチナ』『ザ・フール』『キラークイーン』『ハイエロファントグリーン』
 『スティッキィ・フィンガーズ』『ハーヴェスト』『ウェザー・リポート』『ペイズリー・パーク』

 だったと思う。
 (見落としや見誤っているのがあるかも…)

 その制作のメイキング映像もある。

 主役や主要キャラやスタンドが等身大で描かれている。


7「ジョジョリロン」
 6の制作で使用された道具や構想のドローイング。
 他には
 「ジョジョリオン」の
 キャラクターの身上調査書やキャラのラフスケッチ、
 ネーム原画等が展示されている。


Shopはそのままジョジョ関連のグッズが展示されている。
 クリアファイルやらポスターやらその他もろもろが売られている。
 中には売り切れなんてものがある。
 「3部」「4部」「5部」「7部」辺りが人気の模様。
 かなり人が集まっていて停滞していてあれこれと細かい物を購入していたら
 相当時間がかかる事だろう。
 ちなみに、販売品が掲載された冊子は退出時に係員が回収する。

 グッズ販売の所は素通りした。
 それでかかった所要時間は約2時間半。


 髭人の感想
 ジョジョロードのものは写真に撮ったけど
 最近の画風に寄せて来ているから
 初期の筋骨隆々で劇中で暴走機関車とまで言われた『ジョナサン』の面影はない。
 というか、『シーザー』のバンダナをしているってどうなん?

 「JOJO―――
 おれの最期の
 波紋だぜ―――
 うけっとってくれ――――ッ」

 言っていたからきっと時を超えて別のジョジョの手に渡ったんだろうな…
 (仮にそうなら『ワムウ』の解毒剤入りのピアスまで『ジョナサン』が受け取る事になるから
  『ジョセフ』困惑だが…)

 とは言っても

 「おとなはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです……。」

 で、片付く話である。

 ジョジョロードの話はそんなもので
 1~5までの内容は個人的には関心はそれほどなかった。

 名場面などは人それぞれあるし
 イラストは漫画本編やネット上で画像として見かけた物の大きいバージョンって言った所だし

 2-Aと3-A
 の彫刻作品は残念ながら作者の事、無知な髭人は知らんし
 
 映像に関しては
 制作に携わった方には心から申し訳ないと思うが
 10月から開始されるアニメの第5部のプロモーション映像を見たかったというのが本音だし


 勿論、
 「え?
  髭人、まさかここのこの部分の凄さ、見過ごしたの?」

 なんて要素があったのかもしれない。 
 凡人未満の髭人には見つけられませんでした。
 髭人の目は節穴と笑ってくださいまし~。

 音声ガイドを聞いてない奴はこの原画展の半分も楽しめないなんてこともあるかもしれない。
 

 とまぁ…
 全てがそんなローテンションであったわけがなく
 6の大型原画のメイキング映像は実に興味深く
 ここを見る事だけでこの原画展に来た価値があったと思う。

 メイキング映像では壁に設置されている為に通常のマンガとは描き方が異なると
 四苦八苦している『荒木』氏が見られる。
 特に『カーズ』の肌に筆を入れた時、絵の具が垂れていたのが印象的。
 勿論、苦労されているものの楽しまれているなっていうのは映像を見ていて伝わってきた。

 『荒木』氏がメイキングで言っていたのは

 「今回の原画展は漫画のライブ感」
 「(大型原画が)実物大だからメイクしている感じ。異常が湧く」
 「スタンドの世界、漫画の世界、現実の世界。3つのファンタジーが融合する」
 「絵とファンタジーが一緒になる」

 身上調査書では
 キャラの身長体重は勿論
 好きな物やキャラとの関係など書かれていて
 ジョジョと言えばそうなのかと思える要素として
 「恐怖」
 なんてものがあった。
 そりゃ、
 「ゴゴゴゴ…」やら「ドドドド…」なんて擬音があって恐怖の表現しているもんな。
 そんな身上調査書を見ながらあれこれストーリーを構築しているんだろうなと

 それと「声の質」
 キャラクターがどんな声をしているのかもマンガという文字媒体だけどキャラクターをイメージする上で
 大事なんだろうって興味深い。
 


 
 そうだ。
 1~4は行き来が可能なので順番にジョジョを楽しみたいというコダワリがない人は
 好いている所から見ていくのが賢明。
 壁際は恐ろしいほどに停滞する。
 後、順番に見たい人でも壁際に沿って移動するのはオススメしない。
 一旦、通路側に下がってみたい目的の所に近づいたら奥に

 「すみません」

 とでも言いながら突入するのがいい。
 いわばUFOキャッチャーみたいなものかな?

 しかし、全体的な感想と言えば
 さすがのジョジョ人気って所。
 人が多い。これで本当に予約制かと思ったぐらい。
 って、考えたら行った日が3連休の中日だったもんな。
 人が多いのは当然か…

 内容に関しては
 巨大原画制作にとりかかっている荒木氏が見られたのが本当に良かったですわ。

 10月1日までだから後1週間はないか…
 その期間に身に行かれる方は独自の観覧の仕方をされるのがいいのでしょう。

以上

髭人のしょーもない感想でありました~。




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2 コメント

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初コメです☆ (山口統平法律事務所☆名古屋の弁護士と愉快な仲間たち)
2018-09-27 12:02:36
いつもご訪問ありがとうございます。
JOJOだ!!
今後ともよろしくお願いいたします。
JOJOです。 (髭人)
2018-10-13 06:20:47
(山口統平法律事務所☆名古屋の弁護士と愉快な仲間たち殿
コメントさんきゅーです。

こちらこそ訪問もさんきゅーです(返信遅れましたが…)
Blogram自体が今月でなくなるそうなので
どうなるのか分かりませんが
それまではよろしくです。

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