髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「MOTHER2 ~ギーグの逆襲~」

2022-10-28 21:00:10 | SFCなどのレビュー
・MOTHERシリーズ
・RPG
・開発は「エイプ」「HAL研究所」
・発売は「任天堂」
・1994年8月27日発売
・「糸井重里」氏が手掛ける。


特徴

本作独自の仕様が多くあるので分けて説明する。

[フィールド面]

・斜め移動可能

 前作同様、斜め移動は可能である。


・フィールドと町との区切りがない。

 これも前作同様、フィールドと町との区切りがない。


・シンボルエンカウント制

 敵があちこち徘徊していて近づくと、その状態にあった敵がリアクションをする。
 敵との強さが同等以上なら、こちらに接近してきたり
 逆に敵がこちらより弱いようなら逃げるようなリアクションをする。

 敵は1体1体個別でありエンカウントすると戦闘開始するまでに1秒程度の時間がある。
 その戦闘開始までに別の敵は移動してきて接触してくると複数戦闘となる。

 こちらと敵には向きがあり
 敵が背を向けた状態でエンカウントすると
 初ターン時、敵の攻撃がない。

 逆にこちらが背を向けた状態でエンカウントすると
 敵に初ターン時、攻撃されてこちらの攻撃が出来ない。


・雑魚戦闘カット

 相手との強さに開きがあるとエンカウント同時に

 「YOU WIN」

 と、表示され戦闘勝利したことになっていて経験値を得られる。




[戦闘面]

・ドラムロール方式

 ダメージを受けた際に一気に減るという訳ではなく
 ドラムロールのように1ずつ減っていく。
 現在のHPを超えるほどのダメージを受けると

 「致命的なダメージ」

 と表示され、HPが減るが
 その際、HPが0になる前に戦闘が終了するか回復が間に合えば気絶する事はない。
 
 

[システムなど]

・冒頭に主人公の名前などを入力するが
 『主人公』『女の子』『友達1』『友達2』
 『飼っている犬』『好きな献立』『カッコイイと思うもの』

 の6種類を入力する事になる。
 『おまかせ』を選ぶといくつかある候補がある。
 それぞれゲーム内に登場する事になる。


・お金はキャッシュディスペンサーで引き出し可能。

 前作同様、敵を倒した直後すぐに得られず父親が振り込んだという事で
 お金はキャッシュディスペンサーで引き出すことが出来る。
 実質、敵を倒すことで父親から振り込まれるような形になっているので
 キャッシュディスペンサーを行き来したところで振り込まれることはない。

・電話

 黒電話や公衆電話を用いることでいろんなところで連絡したりできる。
 黒電話は無料だが公衆電話は1ドルかかる。

 『パパ』:振り込み額の確認、セーブを行う時にかける。
 『ママ』:主人公のみ、『ホームシック』という状態異常にかかる。それを治す際に、電話をかけるのだ。
 『エスカルゴ運送』:アイテムを預けたり、預けたアイテムを持ってきてもらう事が出来る。
  1回呼び出しごとに3個までで有料である。
  電話をかけたら即座に来る訳ではなくやや時間をおいて登場する。
  それに、主人公のもとにたどり着けない場所もある。
 『マッハピザ』:HPを回復させるピザを配達してくれる。


あらすじ

 『イーグルランド』の地方都市の『オネット』その北のはずれの家に主人公の少年とその家族が暮らしていた。
 ある日の夜に家の裏山に隕石が落下した。見に行こうとすると隕石付近を警察が封鎖しておりやむなく家に引き返した。
 すると家のドアをノックする音がして、
 出てみると隣に住む『ポーキー・ミンチ』が「自分の弟である『ピッキー』が隕石を見に行って行方不明になった」から
 一緒に捜索してくれを言ってきたので主人公は共に外に出た。
 どうにか、隕石の落下地点に行くと『ピッキー』を発見。
 それと同時に隕石の名からカブトムシのような生き物が出て来た。
 その生き物は『ブンブーン』と名乗り、10年後の未来から来て
 未来の世界は『ギーグ』という侵略者のせいで酷い世界になっているという。
 『ブンブーン』は主人公が危機を救う存在の1人であり他に3人の友達がいるという。
 帰り道に未来から来た刺客である『スターマンのむすこ』に襲われるがこれを撃退し
 『ポーキー』の家に戻ると『ブンブーン』は虫嫌いの『ポーキー』の母親によって叩き落され
 瀕死の重傷を負いながらも主人公に使命を伝えて息絶えた。

 主人公は翌朝に家族に別れを告げ冒険の旅に出たのであった。



点数は70点


良い点
・演出


悪い点
・状態異常
・逆襲?
・アイテムの所持数が少ない

良い点の解説
・演出

 唐突に登場する写真家や入力する文字などで後々に響いたり
 ゲーム自身を振り返る事ができたりしてゲームに引き込まれる事が請け合いである。



悪い点の解説
・状態異常

 状態異常について色々とある。
  ①継続する状態異常が多すぎる。

   『風邪』:毎ターンダメージ
   『日射病』:毎ターンダメージ
   『毒』:毎ターンダメージ(少し多め)
   『気持ち悪い』:毎ターンダメージ  
   『しびれ』:物理攻撃不能、グッズ使用不能
   『とり憑かれる』:時々行動不能
   『キノコが生える』時々味方を攻撃
   『ダイヤモンド』:行動不能

   『ホームシック』:主人公のみ、時々、行動不能、

  ②回復アイテムや回復PSIが複数効果を兼ねる。

   『風邪薬』などは『風邪に効く』と分かり易いが
   後半の何がどれに効くのかイマイチわかりづらい。
   『とり憑かれ』と『キノコ』は回復アイテムはない。
   治したければ回復してくれる場所に行ったりしないといけない。

  状態異常が多いのはまだいいけど回復するSPIやアイテムかぶっているからややこしい。


・逆襲?

 サブタイトルが「ギーグの逆襲」
 『ギーグ』とは前作主人公一族と深い因縁があるのだ。
 本作主人公とは何の面識もない。
 それを逆襲ってさ…
 主人公の心境とすれば

 本作主人公「え?『ギーグ』から逆襲?
  そのような事をされる動機はないっていうか…
  そもそも初対面なんですけど…」


 ってな感じになるだろう。
 前作プレイしたプレイヤー目線で考えればいいんだろうけどさ。
 イマイチ、ピンとこない。
 これについてはネタバレ欄で説明していこうか。



・アイテムの所持数が少ない

 1人につき14個持てるが
 装備品が4種あって所持品と含まれるので持てるアイテムは実質10個となる。
 4人いれば40個となるので結構持てるとも思えるが
 重要アイテムがいくつもあり、1度使ったらお役御免で2度と使わないのなら
 預けておしまいでいいのだが、再び使うようなのも稀に混じっているからな~。

 それに、『調味料』系など面白要素につながっているものもあり
 アイテム欄が少ないことが災いして
 調味料でいちいち食べ物の相性を調べるなんてしなかった人もいたんじゃなかろうか?
 勿論俺です。
 (食べ物系アイテムを調味料系を所持している時に使うと、
  その調味料をかけて食べたという事になり相性がいいとアイテム効果が上がる)
 
 折角の要素を楽しめなくて残念である。




前作同様、多くのRPGのような中世のようなファンタジーのような世界観ではなく
比較的近い現代風の世界観で親しみを感じた人も多いだろう。
それに、独自要素も多く印象に残り楽しんだ人も多いだろう。

特に演出がいいわ。
例えば冒頭などテレビの砂嵐などはブラウン管のテレビを見ていた人たちにはなじみ深いと言える。
今のテレビを見ない人たちにはナニコレって感じかもね。
後は至る所で出てくる『天才写真家』とかね。

バスとか身近な乗り物に乗るのは何か楽しい。



ストーリーとしては個人的には選ばれた4人という話を最初から言われて戸惑ったな。

「見た目、普通の少年だけどな…
 まぁ、でもPSIが使えるからちと違うのか?」

と、納得させていたけどラスト付近の展開にはついていけなかったな。
登場キャラがあれこれ言うのを

「は、はぁ…」

言われるがままを理解できないまま、とりあえず受け入れるような状況だったよ(苦笑)

そう考えると、一般RPGの勇者の血筋ってのは
主人公がラスボスを倒せるような存在という説得力を簡単に持たせる優れた設定なんだなと思ったわ。


本作は完成までに約5年を費やしたが
その途中には開発が頓挫しかけた。
その際、HAL研究所の社長であった「岩田聡」氏が名乗り出て
糸井氏に対し

「今あるものを活かしながら手直ししていく方法だと2年かかります。。
 イチから作り直していいのであれば、半年でやります」

と語り、開発を請け負ったそうだ。
スゲェなぁ…


PS)写真を撮るときは出来るだけみんな生存しているようにしましょう。
 もし、気絶状態(透明の時)ならリセット押してでも…

 ちなみに、髭人はカップルプレイにしたがる所があるので

 「主人公と女の子だけで旅させたいな。
  君、お邪魔ね」

 と、『ジェフ』をず~~~~っと気絶状態にしていたな。
 それで後で、笑えない状況になっていた…(苦笑)
 


ここからがネタバレ





















各町など

オネット:『シャーク団』率いる『フランク』と戦う事になる。
 ゲームセンターがあり、ミニゲームが出来るんじゃないかとちと思ったりする。

 『ツーソン』に行こうとしたとき、警官5人と組手をすることになる。
 こいつらに勝てるまだ少年の主人公はすぐに世界最強クラスなれるんじゃないかな?


ツーソン:
 『ポーラスター』という幼稚園がある。
 女の子の名前を『ポーラ』という名前にしなくても『ポーラスター』である。
 しかし、娘の名前を幼稚園の名前にするとはキラキラ幼稚園やね。
 父親は主人公に対してかなり理解がある人。

 『トンズラブラザーズ』初登場。良く借金を負わされる人たち。

ハッピーハッピー村:おかしな宗教が蔓延していて
 みんな青い装束をまとっている。
 『ポーラ』を助けることになる。


スリーク:ゾンビがはびこる町。
 『ネス』と『ポーラ』が捕まり、『ジェフ』に画面が移る。



ウィンターズ:タス湖で『バルーンモンキー』がガムを食べると
 巨大な『タッシー』頭に乗り
 それから『ジェフ』を乗せて向こう岸まで渡してくれる。
 『タッシー』が気まぐれで沈んだら『ジェフ』も沈んでいたな(苦笑)

 『LABO』でいきなりUFOに乗り込んで移動して
 「ここに来て急にテクノロジーぶっ飛びすぎてない?」って笑った。
 『ジェフ』の父親も話を聞いて

 「『ポーラ』とかいう
 少女は 無意識のうちに
 私がここにいる事を
 当てにしていたに違いない。」

 とかものすんげぇ~理解力。洞察力。



サターンバレー:『どせいさん』フォントが面白い。
 糸井氏の娘さん(当時5歳)が描いた絵が元になっているという。
 もう完全オリジナルの絵は出来ないんだろうなぁ…


ゲップーの秘密基地:滝で「合言葉を言え」と言われて
 リアルタイムで3分待つと中に入れる。
 時間短めの「たけしの挑戦状」っぽい(笑)

 ひたすら『ゲップー』の音が汚い。
 なんだか本作製作スタッフのリアルゲップ音だそうだ。
 テンションが下がる。


ドコドコ砂漠:広大な砂漠に『くろゴマ』と『しろゴマ』というキャラがいるそうだ。
 砂漠を歩いていると『日射病』になる。
 このころはまだ熱中症という言われ方はしてなかった。

 スロットマシンの3人のオッサンは絵柄が揃うとアイテムをくれる。
 が、それほど希少だったり高価だったりはしないので
 軽く触れるぐらいでガッツリ遊ぶものではない。


フォーサイド:ビル群立ち並ぶ街。
 デパートで『ポーラ』がさらわれる。

ムーンサイド:暗くて雰囲気が違って住人のセリフもどことなく狂っていて軽くホラー。
 

 ボコられた『トンチキ』さん良く喋るねぇ…
 説明を何度も出来るし。

 ただ、事件後に『フォーサイド』のホテルに泊まると
 翌朝、ボーイが新聞を読むが『トンチキ』さん死亡記事がある。
 本作明確な死亡者である。


埋蔵金発掘場:当時、糸井氏がやっていた徳川埋蔵金のパロディである。
 「俺がNO.3」だと言う『穴の主』が5匹いる。
 言い回しが面白いが強さはどれも同じらしい。
 実質、同率一位である。

サルが多い洞窟:「MOTHER」の『アドベント砂漠』にあった『地下遺跡』のようにサルが多い。
 そこあるアイテムの「わらしべ長者」的な形ですべてのアイテムなどを入手できる。


サマーズ:某名前を名を変えたコンビではない。あっちは長音がない。
 海が広がる綺麗な町。プレイヤーたちも泳げばいいのに。

 『ストイッククラブ』の電話番号を知り、予約して中に入ると
 哲学っぽいことを言う奴がいる。
 『ストイッククラブ』内にいた女性が『マジックケーキ』を作ってくれるので
 それを食べると意識が遠のき『プー』がいる『ランマ』に場が移る。
 何か、アカン薬物的なものでも入っているんじゃないのか?
  

ランマ:『プー』を好く女の子多数。
 ってか年頃の男が『プー』しかいないような…

マグネットヒル:『フォーサイド』にあるパワースポットだが
 下水道を通る事になり水に頭までつかる事になる。
 過酷だな。特に『ポーラ』ちゃん。


スカラビ:砂漠の町。『ポーキー』のノ〇ソがある。埋めとけ。


ダンジョン男:『フリック・ロード』というダンジョン好きの男だが
 最終的にダンジョンそのものになってしまうという…
 本望か?


魔境:頭までつかるぐらい川に入る。
 虫とか菌とかヤバそう。


ストーンヘイジ:宇宙人たちの巣窟。
 人々が捕まってカプセルの中に閉じ込められている。
 その中に『ジェフ』の友達の『トニー』がいる。
 死んだ状態で話しかけると「『ジェフ』を返せ!」とものすごく怒られます。

 ここでの敵『スーパースターマン』は『プー』唯一の武器である『王者の剣』を落とすこともある。
 1/128の確率だそうだ。
 ボスを倒すと敵がでなくなる。
 あまり狙って戦闘を続けていると『ネス』のレベルがLV99になり
 後での主人公イベントパワーアップの恩恵を得られなくなるので
 極力レベルは低めにした方がいいとのこと。


 
グミ族の村:無口な一族。
 『いのちのつのぶえ』と交換してアイテムをくれる奴がいて
 『最高のバット』があるがそれほどいい性能ではない。


地下大陸:いきなり小さくなって驚く。
 これについては敵である恐竜が見た目が通常サイズであり
 逆に主人公たちを小さくしてその対比でデカさを表現しているのが面白い。

 
マジカント:8つの音の石ですべてにたどり着くと…
 崖を一人で歩き出す主人公。
 その先には我が家があって…
 赤ちゃんの用のベッドが揺れていて両親の会話が聞こえる。
 直後に主人公が全裸になっている。帽子はかぶっているが。


エデンの海:一番奥に『〇〇(主人公名)の悪魔』という敵がいる。
 主人公が育てた悪魔だという。
 それを倒すと自分自身声を聞き『サターンバレー』に行くことにする。

 『サターンバレー』に行くと
 『ドーナッツ』博士や『オレンジキッド』が
 『スペーストンネル2』を作っているが物質が足りないという。
 それは『オネット』にある隕石の物質だという。
 (初期型は服を着たブタのようなものがどせいさんを脅かして乗っていったとのこと。
 『ポーキー』…言い方…)
 物質を取りに行くと『スペーストンネル2』が完成し乗り込むとよくわからないところに着く。
 いきなり同じものが登場する。
 『スペーストンネル3』に『ドーナッツ』博士たちが作ったのだ。早すぎ。


過去最低の国:一本道、ラストの所に行くと管が臓器っぽくて気持ち悪い。

 『ギーグ』主人公名を言いまくったり、
  「イタイ」「キモチイイ」言いだしたりして気持ち悪い。
 

 『ギーグ』を倒すとエンディングという運びとなる。
 




キャラについて

主人公:宇宙の命運を握っているというような大事を言われるが
 ラストバトル的にはほぼほぼ『ポーラ』の手柄であり
 主人公はそのサポートが主な役目となる。
 


ポーラ:『フォーサイド』のデパートでさらわれて
 それから助けられるのだが…

 ポーラ「…ネス!
  やっぱり 来てくれたのね。

  …。私は 大丈夫よ。
  きっと あなたが
  来てくれると 思っていた。

  モノトリーさんは
  本当は
  悪い人じゃないわ。

  (略)」

 『ポーラ』ちゃん。露骨すぎ…
 一応、そばにいる『ジェフ』にも触れてやれ。
 君は『ジェフ』の存在が見えないのか?
 一度は助けてって呼んだじゃないか。
 それで助けてもらったら後は眼中無しかい?

 ラストバトルでは『いのる』コマンドで
 今まであってきた人達などに呼びかける事で『ギーグ』に強烈なダメージを与えられる。

 『ギーグ』は主人公より『ポーラ』を危険視してどうにかするべきだったね。
 『ハッピーハッピー村』や『フォーサイド』で捕らえていたのだからねぇ…



ジェフ:上記の事もあるが『ジェフ』はスゲェ…
 寝ている所であった事もなければ名前さえしらない女の子から

 「私は ポーラ
  そして もうひとり ネス…
  あなたに よびかけています。

  このよびかけが きこえたら
  目を 開けて!
  そして…
  南に 向かって
  出発して 下さい。

  遠くにいる あなただけが
  私たちを 救えるのよ。
  ジェフ!

  この声を 信じて
  起き上がって 歩き出して!
  南に向かって… すぐに!
  ジェフ お願い!
  まだ 会った事のない…

  かけがえのない…仲間!」


 これだけの声で信じてルールを破ったら
 尻叩きがある掟のある『スノーウッド寄宿舎』を飛び出す『ジェフ』の行動力が凄い。
 プレイヤー目線なら捕まってしまった『ネス』達を助けに行くのが普通だろうが
 『ジェフ』目線ならそんな事情は全く知らない。
 声が聞こえて目覚めたとしても普通、

  「空耳だろ…」

 ぐらいの感覚で2度寝するもんだろうに。
 ってか、最初の時点で男の名前を言っているのにな。
 『ポーラ』だけなら

  「女の子が僕に呼びかけてくれている?
   ひょっとしてこれは僕の運命の人!?」

 って事もあるだろうけど男の名前を言っていたらなおさら行動を起こす気などなくすだろうに…
 『ジェフ』アンタ漢だぜ!

 まぁ…俺みたいな下心バリバリの邪な心を持ち主の人間には誰も呼びかけちゃくれないか(苦笑)
 真面目に考えるとそんな呼びかけに信じて応じてくれる人間を
 『ポーラ』がPSIを使って選別しているという可能性はあるかな。


プー:『ランマ』でムになる修行をする『プー』
 先祖の霊が出てきて足を折る腕を千切ってカラスに食わせるとか
 耳をそぐ目を潰すとか心を奪うとか怖いことを言う。
 (まぁ試練だからな…)
 でも、何か顔が「ちびまる子ちゃん」に出て来そうな顔をしている(笑)

 『プー』は修業を終えたのち『ネス』達の元に『テレポート』で飛ぶ。

 「俺の名は プー
  君たちと 共に
  戦うものだ。

  俺は 『〇〇』に 従う。
  『〇〇』の しもべなのだ。

  『〇〇』!
  俺の 命を
  預けたぞ。」

 いきなり目の前に現れた初対面の人にしもべだとか命を預けたとか言われるとか…
 冷静に考えると責任重大過ぎて怖いぞ。





お話の流れ。


 村にある喋る石が『主人公』に対してブッとんだことを言ってくる。
 石「(略)
   お前は 選ばれたものだ。
   お前の 運命は
   お前ひとりのもので なく…

   宇宙全体の
   システムとして 作られている。


   お前の 全てが
   宇宙の 全てと
   重なると時が 来るのだ。

   …今は 分からなくとも良い。

   オネットにあった
   『ジャイアントステップ』を
   覚えているか。

   あれは 『お前の場所』の
   一つだ。

   お前に パワーを与え
   お前の 全てを 引き出す
   スポットなのだ。

   そこには そのパワーの
   影響を 受けた モンスターが
   いて その場を 守っている。

   しかし それらを お前は
   倒してきたはずだ。

   お前が この世界にある8つある
   パワースポットの全てに
   立った時…

   『音の石』が
   全てのパワースポットの
   メロディーを 記憶した時

   『お前の世界』が
   初めて 見えてくる。

   (略、8つのパワースポットの場所を言う)

   この8つのパワースポットの
   全ての 音を 聞くのだ。

   それを せぬうちは
   ギーグの 思惑を
   覆すことは…無理だ

   分かったな…ネス。

   お前の 運命が
   宇宙全体の 運命と
   重なり合う時が…

   もうすぐ 来るだろう」

マジカント:デカイ人参やトマトなどが埋まっている奇妙な世界
 まず、そこにいる人(まぼろし老人)に話しかける

 まぼろし老人「ネス お前は
  地球の8つのパワースポット
  全てに 立った

  そのことが この 心の国
  マジカントを 生み出す
  条件だったのじゃよ。

  このマジカントには
  お前の心の中にある
  美しさも 優しさも

  悲しみも 憎しみも

  無論 邪悪なものや
  凶暴なものも あるのだ

  そして その中心に
  心理のつながる…

  『エデンの海』が
  存在しているのだ」

 自分の心の国という事で母親や妹が存在している。
 『ポーキー』やその弟『ピッキー』もいる。
 そして自分自身も。
 が、父親はいない(電話があるだけ)

 前作で登場した主人公の身代わりとなって
 果てていく悲しき『フライングマン』もいる。

最後の決戦:『サターンバレー』に『どせいさん』に似た奇妙な機械がある。
 『オレンジキッド』と『アンドーナッツ』博士と『どせいさん』達とで
 『スペーストンネル』という名の時空間・瞬間・移動装置を完成させたのだという。
 それに乗っていくが『ギーグ』の元にはいけない。
 どうやら『ギーグ』は過去に行ったんだそうだ。
 なんと見た目が同じな機械が現れる。
 中から『ドーナッツ』博士たちが現れた。
 それはすぐに完成した『スペーストンネル3』なんだそうだ。 
 
 ドーナッツ博士「ネス!
  過去から 攻撃をしてくる
  『ギーグ』を倒すには

  過去にワープする事が
  必要だ。 無論…

  それは『スペーストンネル3』で
  出来る事なんだが…

  …この装置は 生き物を…
  『生命体』を
  ワープさせることが 出来ない。

  ワープのプロセスで 命は
  消え去ってしまうんだ。

  方法は ただ 一つ。

  君たちの 頭脳プログラムを
  ロボットに 移植して
  過去へ ゆくしかない。

  …その場合
  君たちのスピリットは
  ロボットの方に 行ってしまう。

  君たちの肉体は
  ただの抜け殻に なるわけだ。

  …過去での 闘いが終わって
  スピリットが戻ってくるという
  可能性は 予測できない。

  選ばれた4人の諸君!
  それでも 過去の世界に
  行ってくれるか?

  (略)」

 凄まじい展開だな。
 過去に行くにはロボになるしかなく精神はロボに行く。
 その後、元に戻れるか分からんけど過去に行ってくれるのかって…
 ゲームなんだから行くんだけどさ。
 冷静に考えるとぶっ飛んでいるわな。
 まぁ、今までの展開かが考えればそんなに不思議でもないけども…

 過去に行きロボになった主人公達の前に現れるのは…
 主人公の頭部が浮かんでくる巨大な機械と『ポーキー』であった。
 『ポーキー』が言う。

 ポーキー「ネス! 驚いたか。
  僕だよ ポーキーだよ。

  強い物の 味方!
  ポーキーだよ。

  みっともない姿に なったな。

  君たちが ここまで やっと
  たどり着くことは

  『知恵のリンゴ』が
  ちゃんと 予言してたことさ。

  …でも
  『知恵のリンゴ』の
  予言通りには ならないんだ。

  君たちは 倒れる。
  ギーグ様は もっと 強い
  もっと 恐ろしい物に なる。

  何故かって? 僕さ…僕が
  このポーキー様が

  ギーグ様に 導かれて
  ここに 来たからさ。

  このことは 『知恵のリンゴ』も
  予言しちゃ いなかったんだぜ。

  …もう ギーグさまは
  いや ギーグは

  悪の化身…
  なんかじゃないんだ。

  ギーグ自身にも
  コントロール出来ない
  『悪』そのもの…

  邪悪な力
  そのものに なってしまったんだ」


  戦闘、『ギーグ』の他に気持ち悪い乗り物に乗った『ポーキー』もいる。
  ある程度『ポーキー』にダメージを与えていると…
  『ポーキー』が言う。

 ポーキー「お前たちは
  すっかり 英雄気取りで
  いるらしいけど

  ギーグ様に 歯向かうなんて
  8万年 早いや!

  大体 ギーグ様の
  お姿さえ 見えないで
  戦っているなんて

  空しいだろ! ハハハハ!

  この 姿を 見たら
  それだけで 腰を抜かすぜ!

  …ほっんとに 怖いんだから。

  ちょっとだけ『悪魔のマシン』の
  スイッチを切って
  見せてやろうか。
  驚けよ!

  『ギーグ』第2形態。揺らめくムンクの叫びみたいになる。

 ポーキー「けっ けっ けっ けっ。
  お前たちの 力も
  そんなもんで 精一杯だろ。

  この 異次元空間に
  正義の味方とやらは
  お前ら 4人だけ…。

  誰にも 知られず
  宇宙のゴミになって
  消えるのを 待つばかり…。

  くーっ
  悲しい話だよ。
  涙が 出るね。

  俺も ドキドキしてるんだよ。
  …。怖くてさ。

  この 真っ暗闇に 向かって
  助けを 呼んでみるかい。

  ハハハハハ。

  ママーッ! って
  叫んで みろよ
  ネス!

  ママーッ! パパーッ!
  おしっこもちゃいそうに
  怖いよう! ってか。

  テレパシーでも何でも
  使えるもんなら
  助けを呼んでみれば いいさ。

  弱虫毛虫の
  正義の味方さん!

  だーれも 来ちゃ くれないぞ。

  けっけっけっけっ…。

  早く 楽になりなっ!」

 と、挑発的な言動ではあるが冷静に読むと
 「テレパシーでも使えるもんなら助けを呼べ」という優しさあふれるヒントとなる。
 ありがとう『ポーキー』

 『ポーラ』のみが使える『祈る』コマンドを何度も使う事により
 キャラ達の家族や冒険で出会った人たちが
 主人公たちの無事を祈ることにより
 けた外れのダメージを『ギーグ』に与える事が出来て倒すことが出来る。

 戦闘後にロボットは壊れてしまうが
 全員のスピリットは元の時代の肉体に戻る事が出来た。
 『プー』と『ジェフ』が去り、
 『ポーラ』が家まで送ってというので『ポーラスター』にまで送る事になる。


 そして、『ポーラ』を家に送り届けた主人公は家に戻り、
 ゲーム内キャスト紹介と
 スタッフロールという運びとなる。

 スタッフロール時は今まで撮った写真が表示される。

 そのスタッフロール後に自宅で深夜にまたノックされる。
 母親に出てちょうだいと言われるので出ると
 『ポーキー』の弟『ピッキー』が兄からの手紙をとどけにきたのだ。

 「ここまで おいで!
  おしりペンペーン」

 TO BE CONTINUED・・



 で、ゲームが終わる。

 ゲーム的には実質女の子の祈りでダメージを受けているのだから
『ギーグ』や『ポーキー』はサポート役に徹するしかない主人公は無視して
 『ポーラ』をどうにかする事を注視するべきであった。
 『プー』も主人公にしもべになるとかいうが『ポーラ』に言うべきだったんじゃないかな?
 牢屋に閉じ込めたり『フォーサイド』のデパートでさらわれていただからその辺りで何とかしていればねぇ…
 まぁ…あんまり現実的な事を言ってはゲームが成立しなくなるが…(苦笑)

 前作をプレイしての本作のシリーズを通じた感想を言わせてもらえば
 『ギーグ』が初登場の段階で狂っていて会話にならないのが極めて残念。

 「ネスサンネスサンネスサンネスサン」と主人公名を言い続けたり
 「イタイ」
 「キモチイイ」

 と、悲しいというか気持ち悪い。
 『ポーキー』が何があったのか説明しているような状態なのがねぇ…


 それにしても元々、前作で「MOTHER」の
 主人公の曽祖父である『ジョージ』の妻『マリア』が『ギーグ』を育てていたのもあって
 『ギーグ』が主人公たちの歌によって退けられ

 「また会おう。〇〇(前作主人公)」

 といって宇宙船と共に去っていくという終わり方をしていたのに
 前作主人公という『ジョージ』一族と関わらない状況で『ギーグ』との決着を付けちゃっていいのかねぇ…
 何か腑に落ちないよ。
 前作の『ギーグ』と本作の『ギーグ』とは別の存在なのか?
 そもそも前作からして『ギーグ』関連の情報が薄かったから
 本作であれこれ明らかになるもんだと思っていたのに…

 後、行く先々で邪魔などをしてきた隣の臆病な太った憎らしいガキの『ポーキー』が
 どのような形で『ギーグ』と接触して惹かれていったのかが気になる。
 逆に『ギーグ』から見ての『ポーキー』の印象は?
 似た者同士とか理解者とかいう認識だったのか?
 何も描かれない。わからない。
 攻略本や小説版や設定資料集などで明らかにされるのだろうか?
 まぁ…仮にそれで明らかにされるのであれば「ゲームにセットにして売れ」って話だが
 そうだ。ゲームボーイアドバンスで「MOTHER1+2」が出ているけど明らかにされるのだろうか?
 1の部分のエンディングだけ動画で見たけど1での謎は殆ど明かされなかったのを見ると
 2の部分も似たようなもんじゃないかと思ってしまう。(2部分のエンディングは未視聴)

 で…
 ラストの「ここまで おいで」と本作主人公に『ポーキー』は呼びかけてはいるが
 次作GBAの「MOTHER3」を髭人は未プレイではあるが『ポーキー』は出ているようだな。
 (『ギーグ』は出ているのか知らん)
 そして、主人公や世界観はまたも別!?
 「ここまでおいで」って『ネス』はそこまでいけねぇじゃん!いってねぇじゃん!
 
 これに関しては製作が難航して
 一度、「MOTHER3」開発中止していたとのことだからね。
 最初、「スーパーファミコン」で製作していたけども
 「NINTENDO64」になったりとハードも変わったりしていたからね。
 あの時代、激動であったともいえるからな。
 当然、ストーリーも多大な影響を及ぼしているんじゃなかろうか?
 
 それを考えると、本作も「岩田」氏の話でゲーム自体を作り直したって事だから
 やっぱり本作も…
 これに関しては髭人の邪推でしかありませんわ。

 個人的に本作については『ギーグ』は「MOTHER1」のキャラたちの問題なんだから一切出さずに
 町などの問題を解決していくようなストーリーで良かったんじゃないかねぇ。
 逆襲するべき相手がちげーんだからさ。
 で、『ポーキー』は洗脳されているか、別の悪い奴の部下になっているか辺りにした方がいいのかな?
 いずれにせよ正気になるか、ラスボスから解放され、
 今までの悪事を主人公に許してもらって一緒に『オネット』のそれぞれの家に帰るって感じでね。

 「MOTHER」というタイトルが母なる星を意味しているからこそ
 敵は異星人でなければならなかったのかねぇ。
 だったら『ギーグ』とは別の異星人にしておけば…


 さて…
 長々と言いましたけども
 一方で演出面はとても優れていて楽しい。
 登場するモブキャラなども魅力的。
 本作単体であれば名作なんだと言えるけども
 シリーズものでストーリーを重視している髭人としてはアレコレ引っかかったね。


 ゲーム「OKですか?(このゲームの出来は)」

 髭人「まぁゲームの出来としてはOKと言えばOKだけど、
  世間の人が名作という方もいるけどもちょっとストーリー的に素直で良かったんじゃないかと
  せいぜい良作じゃないかな?」

 キャッチコピーが

 「大人も子供もおねーさんも。」

 だったけども
 心がひねくれたオッサンにはストーリーがやや刺さらなかった作品ではありました。



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