髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「ワギャンランド」 レビュー (ファミコンソフト)

2011-05-02 18:04:42 | ファミコンレビュー
ナムコのアクションゲーム


ファミコンでは確か3まで出ていたかな?
お話としてはドクターデビルという悪人がワギャンランドの人達をさらって好き放題していた。
そこへ、ワギャンが戻ってきてデビルをとっちめるというのがお話

点数は75点

良い点
・ボス戦が斬新

悪い点
・ステージ上での敵にイラつく

良い点
・ボス戦が斬新
何たって、「しりとり」か「神経衰弱」だからね。
テクニックよりも何か頭の体操になるわ。
ちなみに自分、神経衰弱苦手だからちと辛いけど、大体パターンが決まっているから決してそれを予想できれば決して難しくはない。

悪い点
・ステージ上の敵にイラつく
敵の動きが結構、不規則で、当たり判定も大きめで当たる当たる。
しかも1発即死だからその苛立ちにも拍車がかかる。



攻撃は敵を倒すのではなく、大声を出して動けなくするという面白い方法。
倒すには無敵になって体当たりか別のアイテムしかない。

にしても、このゲームは「諦めたらそこで試合終了だよ」という「スラムダンク」の「安西先生」の言葉が身に染みるゲーム。
どんなゲームでも諦めたら試合終了だけど、このゲームでは特にッ!!
「しりとり」では、絵がいくつも表示されてそれを選ぶことで文字が決定する。

月→キツネ→ネコ→こうもり→りんご

ここで字で表現しても分かりにくいけども(笑)
ただ、その絵は決して読み方は一つではないのだ。

『ネコ』は『子猫』とかね。
『十字架』は『クロス』とか
『靴』は『スニーカー』とか
『イカ』は『スルメ』こういった感じだ。

「もうダメだ!その文字ないよ!」

などと諦めずに、間違えてタイムが減ってもいいから探すことが重要。
意外な言葉があなたを助けてくれるかもしれない。

ここからがネタバレ




















ラスボスであるドクターデビルは見苦しい奴なんだよな~。
「しりとり」では規定ポイントを超えないと負けても敗北を認めず再戦させられる羽目となる。
でも、規定ポイントを超えるとこっちが負けても

「良くやった。今回はワシの負けだ」

と、敗北を認める優しさ。ツンデレか?


にしてもこのゲームは「しりとり」や「神経衰弱」と言った遊びをするようなものだけど負けると

「命をもらうぞ」

と、言われるのがなかなかキツイ。
現に、ワギャンの兄はドクターデビルに戦いを挑んで命を落としていて、霊となっているし
逃げてきた兵士もワギャンにアイテムを託して命を落とす。

恐らく、バトル直前にはこういうやり取りがあるんだろうな。

ボス  「しりとりで勝負だ!」
ワギャン「分かったよ」
ボス  「・・・」
ワギャン「僕の魂を賭けよう!」
ボス  「グッド!!」

Dr.デビル。
「デビル」は本名なのだろうか?
それとも世界制服を企む自分として相応しい名前にしようと自ら名乗っているだけなのか?
前者なら辛いよな~。
両親は何を思って我が子に「デビル」と付けたのか?
幼少期にアホ名前(DQNネームという呼称もあるか?)としていじめられていたのだろう。

「おい!デビルが来るぞ!」
「不吉だから来るんじゃねぇよ!悪魔野郎!」
「みんなに不幸がうつるだろ!」

ばい菌扱いされトボトボ帰るデビル少年。
心がひん曲がるのも理解出来るわ。
そういった自分達をいじめた連中を見返してやろうと世界制服を目指すようになったのかもしれない。

しっかし、何故、ドクターデビルは常にウンコ座りなんだろうか?
それもまたいじめられる原因か?(笑)


PS)「ワギャンランド2」を先日買ったのでクリアしたらレビューすると思いま~す。クリアできれば・・・ね・・・


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (髭人)
2013-02-05 05:09:36
Dotama殿
コメントありがとです。
ドクターーデビルは白目なしの黒目オンリーですもんね。
何か気持ち悪い。

アクション面では一発アウトだったりするのも難しする要因でもある。
だから序盤にパーフェクトを出してセブンアップで貯金を作っておくのがクリアの鍵だったりします。

ワギャンコプターに衝撃を覚えましたわw
返信する
少しホラーゲーム (Dotama)
2013-02-04 23:50:22
このゲーム面白いのと 同時に雰囲気が怖かったですね。

レビュー内にある通り、「命をもらうぞ」とか、
霊が出てきたりとか、あと あの人面大木やら
子供心にトラウマになりそな要素がたくさんありました。

ラスボスもグラフィックも 何だか苦手でした…
返信する

コメントを投稿