京は まったり ロードバイク日和

京都発 自転車ときどきカヌー、ところにより…。

晩秋の嵯峨野・嵐山 

2011年12月04日 | ロードバイク
今日は晩秋の京都を西に向かう。

           

一条通りを西に向い,大将軍商店街を通る。ここは「妖怪ストリート」と呼ばれている。
この商店街の店先には,それぞれの店をモチーフにした妖怪が置かれている。
平安時代,この一条通りは古道具が変化した妖怪「付喪神(つくもがみ)」が練り歩く百鬼夜行の通り道であったという。

           

御室の仁和寺の門前を通り,広沢に向かう。

           

広沢に向かうこの道沿いには,庭園を彩る紅葉や桜,杉が並ぶ。このあたりは,造園業者が多く。
庭木の保管場所となっている。まさに,庭木のショールーム。

           

広沢の池を望む道路沿いの茶店の甘酒に誘われるが先を急ぐ。

           

ちょうど,広沢の池の「鯉揚げ」が始まっていた。
鯉揚げといっても鯉をから揚げにするのではなく,鯉を水から揚げる,収獲のことである。

           

この広沢の池は養魚池で,師走になると池の水を抜き,鯉や鮒,モロコやえびなどが,その場で仕分けされ販売されている。

           

池の西側には,観音島と呼ばれる場所があり,珍しい石の千手観音像がある。
この観音島の周りは春から秋にかけてザリガニ釣りの名所でもある。
休日には棒の先にタコ糸をくくりつけ,餌のスルメを手にした親子が集まる。
大きなアメリカザリガニが誰でも結構釣れる。

           

池の西に続く道を行くと田園風景が広がる。街中から自転車でわずか30分ほどとは思えないような景色が広がる。

           

道のあちこちで紅葉の絶景と出会う。さらに,西に走り嵯峨野へと向かう。

           




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今日は 時々のカヌー日和 ~昼飯は おすすめ幕の内(398円)&オールフリー~

2011年12月03日 | カヌー・カヤック

今日はドロップではなく,丸いハンドルを握り,ペダルではなくアクセルを踏んで山中越を越える。
11月最後の日曜日。年の瀬が迫ると時折こんな小春日和の日曜日が毎年ある。
こんな時は,ルーフキャリアにシーカヤックを積んで,琵琶湖に向かう。
この機会を逃すと春が来るまで,乗れなくなる。琵琶湖は本格的な冬に入ると風が強くなり波も立つ。
それでもドライジャケットを着て果敢に立ち向かうカヤッカーもいるが,やはり天気のいい日にのんびりと乗るのがいい。

        

琵琶湖大橋を渡り,近江八幡に向かう。湖岸道路はロードバイクが多く行きかう。

        

長命寺からさらに湖岸に進む。紅葉のトンネルをくぐると近江八幡の休暇村に着く。

        

対岸の湖西の山並みが季節外れの春かすみ幻想的。

        

休暇村のある宮が浜は広い琵琶湖の中でも,なぜかいつもシーカヤッカーが集う。
この浜から正面に見える沖島に向かう。
沖島は周囲7km弱の島である。この沖島は,淡水湖に浮かぶ島としては日本では唯一人が住んでいる島である。

        

えりの向こうには雪景色の伊吹山が浮かぶ。(写真では分かりにくいのが残念)

        

この島は南の端にある平らな土地に集落が集中していて,島のほとんどがうっそうとした森で無人島のようである。
この無人島状態の浜に上がりランチタイム。

        
     
今日のランチは,ローソンのおすすめ幕の内(398円)とノンアルコールの王様「オールフリー」である。
この幕の内は,なかなかうまい。冬が近づき,静かな琵琶湖の波音を聞きつつ,「オールフリー」を飲む。
至福の時。

        

なかなか面白い流木を見つける。持って帰りたいが,大きすぎる。高さは1mほど,持ってみると10kgはありそう。
カヤックに積むとかなりバランスが崩れそう。引っ張って漕ぐと速度は半分も出ない。泣く泣く諦める。
暖かくなり,時間がゆったりあるときに,再会できるのを楽しみにしている。        


        

宮が浜に戻り,浜辺で一息。
     
        

また,小春日和を願う。




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