京は まったり ロードバイク日和

京都発 自転車ときどきカヌー、ところにより…。

今日は 時々のシクロクロス

2011年12月07日 | シクロクロス
 ここ数年シクロクロスがじわじわと人気の高めているようです。

 特に,今シーズンはバイシクルクラブをはじめとする雑誌,ネットではシクロワイアードでもレースの記事や特集が組まれるなど盛り上がりを見せている。各メーカーも完車をはじめ,タイヤやパーツの扱いが一気に増えたように思う。さらに,今シーズンは,お台場でもレースか開かれるらしい。

 シクロクロスのレースは参戦しても面白いが,見ているだけでもかなり面白い。京都車連が中心なって運営されている「関西シクロクロス」も年々参加者が増えている。

 一昨年マキノ高原でのレースに初参戦した。15年ほど前に買ったマウンテンバイクでの参加であった。重いマウンテンで初めての参加,スタートして早々とバテバテ。長い階段を自転車を担いで登る。ふらふらしながら,えっちらおっちら登っているとシクロ車を軽々と担いで後ろから次から次と駆け上がってくる。もう「どうぞ。どうぞ。」状態だった。

 やっと階段を上り終わるとデコボコ道を下る。前輪が大きな凹みにはまって,前に体がふっ跳んだ。気がつくと頭の上を愛車が飛んでいるのが見えた。立ち上がり愛車を拾い,坂を何とか下り終わった。こぎ始めたがペダルが回らない。後輪が外れていた。

 こんなことがあっても,わけのわからぬ充実感で30分のレースは無事(?)終わった。

「次はシクロ車で再チャレンジ」と心に誓った。

         

 待望のシクロ車を手に入れ,今年はあのマキノでのリベンジの時が来た。マキノ高原は冬にはスキー場になる。しかし,暖冬の影響で雪が積もることも少なくなり,今は夏場のキャンプ場のほうが賑わっている。

 この広いゲレンデがコースとなる。芝生の高原を縦横にコースがレイアウトされ,まるで迷路のようである。まさにシクロクロス:自転車のクロスカントリーである。

         

 今年も階段があった。しかし,あの長い階段ではない。長さも半分もなく,急な凸凹坂もない。

 後でスタッフに聞くとあっさり「あのコースは危ないからやめました。ケガした人もいるので。」「それって,ぼくのこと」と心の中でつぶやいた。

         

 今年は安全第一で危険なところは降りて押した。おかげで無事に完走。しかし,順位はご想像どおりである。

 今度の日曜日(12月11日)には,このマキノ高原で「全日本選手権」が開かれる。トップライダーのテクニックが間近で見られる。

一度観戦していただきたい。面白いこと間違いない。



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへにほんブログ村