物作り出来るかな?

hige_deka/立体物の物作りブログ

有明恐竜WEEKS

2011-01-03 03:37:51 | 恐竜展/その他
1月9日まで開催中の「有明恐竜WEEKS」を見て来た。

有明恐竜WEEKS


ここでは以前(2006年迄)、「ダイノソアファクトリー」が開催されていたが、
展示内容はその時の物を使っている様子。



ティラノサウルス
有名な全身骨格のレプリカ。



アロサウルスの頭骨



「デイノニクスの頭骨」と「ヴェロキラプトルの頭骨」
体の形はほぼ一緒だが、頭部の形は微妙に異なる。
ヴェロキラプトルは後頭部から鼻先に向かっての角度が浅い。



オヴィラプトルの頭骨
トサカ部分の骨は隙間だらけ。これは骨を軽くする為。



「サウロロフス(草食)」と「タルボサウルス(肉食)」の脚の形




パタゴニクス
この固体の腕の指は1本だが、この他に2本の小さい爪も見付かった同種がいるそうだ。
爪だけが見付かったので、どの指なのかは(何番目の指なのか)不明らしい。



「テリジノサウルス」の腕
爪の骨は意外に横方向に薄い。力がかかると厚さが異なる部分で折れそうな気がする。
実際にはこの「爪の骨」の外側に「爪の層」があるはずなので大丈夫なのかもしれない。

(台座と骨の色が近くて見難いので、この画像は骨以外を暗くして有る。)



「エドモントサウルス」の頭骨



「バクトロサウルス」の頭骨



「トリケラトプス」の頭骨
下顎に繋がる1組の骨が有るのを初めて知った。



「パキケファロサウルス」の頭骨



「アンキロサウルス」の頭骨



「ステゴサウルス」の背中の板
背中の板。端は「クジラのヒゲ板」の様な質感に成っている様に見える。



「カマラサウルス」の頭骨

空と宇宙展~飛べ!100年の夢~

2010-12-27 02:31:46 | 恐竜展/その他
国立科学博物館・特別展会場で開催中の、
「空と宇宙展~飛べ!100年の夢~」を見てきた。

空と宇宙展~飛べ!100年の夢~


■はやぶさ・コーナー


はやぶさ熱解析モデル 1分の1サイズ


小惑星のサンプルが入ったカプセルを回収した時の防御服
防弾チョッキの様に成っているのは、カプセルのパラシュートが急に展開して仕舞った時の為


■ロケット関連展示


ロケット・カバー(?)


液体ロケット・エンジン


日本初の人工衛星「おおすみ」


■イカロス・コーナー


プラズマ・エンジン


■超音速研究機


超音速研究機


■「ジェットエンジン」と「星型空冷エンジン」


ターボ・ジェットエンジン


星型空冷エンジン

第3回 いきものつながりアート展

2010-12-04 04:00:47 | 恐竜展/その他
2010年11月12日~21日迄、
ミツムラ・アート・プラザで開催されていた「第3回 いきものつながりアート展」に行って来た。

「第3回 いきものつながりアート展」



大田黒摩利さんの「スケッチ」



鈴木勉さんの「バードカービング (木製の鳥の彫刻)」



山村日和さんの「ステンドグラス」



落合けいこさんの「ぬいぐるみ」



陶器製(?)の展示物



松村しのぶさんの「立体①」

左の画像/傷の表現がスゴイ。
右の画像/卵を割る為の角が付いている。



松村しのぶさんの「立体②」

右の画像/古い復元図の立体だがカッコいい。



松村しのぶさんの「立体③」

左の画像/発掘された化石の姿勢を取っている。
右の画像/海棲爬虫類だが胎生(体内で卵を孵化させ産む)の場面。(卵胎生かも?)



松村しのぶさんの「立体④」

左の画像/鮫の口内がしっかり作り込まれている。アザラシ(?)は脚先の一点で繋がっている。
右の画像/表面仕上げが綺麗。



松村しのぶさんの「立体⑤」

体毛の表現が素晴らしい。



松村しのぶさんの「立体⑥」

オオスズメバチの細部の作り込みが凄い。


色々な形体の作品を見て刺激を受けたので
生物系の立体を久しぶりに作りたく成って来た。

♪ホ~ネ ホネ~ ホネ・ロック!!

2010-09-07 08:05:49 | 恐竜展/その他
上野の国立科学博物館で開催中の「大哺乳類展-海のなかまたち」に、行って来た。
http://www.asahi.com/mammal/sea/




■「シロイルカ」の骨格。
体の形が(肉が付いた状態)分かる様に輪郭線が描かれている展示方が親切。
頭骨と輪郭線の間が広いのは「メロン器官」が収まっている為。
(メロン器官は次で説明)

後肢は退化して無いが骨盤骨だけ残っている。




■くの字に凹んだ様な「スジイルカ」の頭骨。(典型的なイルカの頭骨の形)
ここは、エコロケーション(超音波で周囲の状況の把握・会話に使用)の為に
超音波を調整・発射させる為の「メロン器官」が乗る部分。



「メロン器官」は脂肪に富んだ組織で頭骨の外側と皮膚との間に収まっている。
無理に人間で例えると、こんな感じに成る?




■ユニコーンの元ネタ?インスピレーションの参考にしたであろう「イッカク」。
実は角では無く上顎の左前歯が前方に伸びた物。成体では3mの長さに成る。

角(歯)は雄だけが伸びるが、雌にも生えたり、2本生える例も有るらしい。




■分かり難いが「マッコウクジラ」の頭部の図解モデル。
(下が頭の先で、上が胴体で、垂直に潜水している所)

「マッコウクジラ」は鯨類(クジラ・イルカの仲間)の中では一番好きな種類。
シルエットは他のクジラの様な流線型では無く、塊に近いイメージ(潜水艦に近い)。
頭部は体長の3分の1もあり、顎が細長い。

ダイオウイカを捕食する為に1000mの深海に最長1時間潜る事が可能。

「マッコウクジラ」の脳油(メロン器官)は自身の体温下では液状に成り、約25℃で凝固する。
この性質を利用して深海への潜水と浮上を行う。
脳油を固体化させ(海水を吸い込み冷やす)比重を高めて潜水し、
液化させ(血液を流し温める)比重を小さくする事で浮上する。

と、昔読んだ本には書いて有ったが、今ではその説は否定されているらしい。




■現在生存している生物の中で最大の大きさの「シロナガスクジラ」。
30mを超える固体もいる。
学校の25mプールよりも大きいと、考えると実感し易いかな。




■「クジラのヒゲ板」と「セミクジラの頭骨」。
ヒゲクジラ類は歯が無い代わりに、硬い毛を固めた様な「ヒゲ板」を持っている。
餌を海水と一緒に飲み込み「ヒゲ板」をフィルターの様に使い海水だけ押し出しす。




■コククジラの頭骨。
クジラ類の頭骨は複雑な3次元曲面で構成されていて美しい。
SF映画の宇宙船として登場しそうな造形・・・




■「ミナミゾウアザラシ」は肋骨の断面が正円に近い。
陸に上がった時に自身の体重に耐える為か。
成体のゾウアザラシの体重は約4tも有る。




■今回も公式カタログに帯が付いていたが、めくると・・・
骨格では無く、帯の下側に来る絵に成っていた。
これはこれで面白いが、前回と統一して欲しかった。(帯の生物と対応させた、骨格が良かった)

筋肉がプルプルの恐竜達!!

2010-09-03 00:07:10 | 恐竜展/その他
7月の話だが、「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライヴ・アリーナ・イン・ジャパン」を見て来た。



内容は「恐竜9種類+翼竜1種類」と「案内役の博士」だけの登場で、
恐竜誕生から絶滅(三畳紀~ジュラ紀~白亜紀)までの物語が語られる。

お笑要素や可愛いキャラクターが出て来る訳でも無いので、
恐竜に興味の無い人には(一般的な日本人には)多分楽しめない公演だったと思う。
実際、客の殆どは小さい子供と親で来ていた。



舞台片側には恐竜達が出入りする部分(巨大な牙が見えている部分)が有る。
この出入り口部分は巨大なスクリーンにも成っいて、補足的な映像も投影される。

舞台中央には小さな山の様な岩の塊が有りここに恐竜の卵が隠されていたり、
語られる時代が移り代わりパンゲア大陸が分裂する説明時には、
大陸を模した様に分裂をする演出がされていた。

舞台縁には圧縮空気で膨らむ植物が並んでいた。



この公演の見所はやはり動き回る恐竜だろうと思う。
「恐竜を演者が被った小型のタイプ」と、
「走行機能付きの台座に接続された大型のタイプ」の2種類で演技していた。

演者が被ったタイプの恐竜では演者の下半身が丸見えだったが、
その分激しい動きも可能なのでリアルな動きが楽しめた。
恐竜の脚以外の動きは(口の開閉・首の動き等)演者の上半身で内部から操作して、
脚は演者の脚先に固定されて動かしていた。

走行機能付きの台座に接続された大型の恐竜では、
恐竜の脚がレールに接続されていて台座の移動に合わせて動く(前後と上下)仕組みに成っていた。
台座がバックする時は逆回転に成る。
恐竜の全身の関節は可動部分も多くリアルな動きが楽しめたが、
全身の筋肉がプルプル動いていたのが一番良かった。


実際の動きはYouTubeで検索すると動画が見れると思う。


殆どの人は骨には興味なしか? 「骨なんて見ても仕様がないっ!!」らしい・・・

2010-06-20 02:41:01 | 恐竜展/その他
先週まで開催されていた「大哺乳類展-陸のなかまたち」に、行って来た。




■鹿の仲間なのに牙の有る、「キバノロ」と「キョン」。
「キバノロ」は角の代わりの牙だが、「キョン」は角と牙の両方を持つ。
二兎追うものは~に、成らない事を願う。




■子供の模様が「ウリボウ」の様な、「マレーバク」。これは初めて見た。




■「アフリカゾウの鼻の断面」。右画像は顔側から鼻の断面を見た所。
あたり前だが、穴は二つのまま頭部へ続く。




■「オオアリクイ」は前脚の手の甲を下にして歩く。
大事な玩具を落とさない様にしている訳でも無く(笑)、餌のアリヅカを壊す為の爪を守る為。




■「イイズナ」と「チビトガリネズミ」。手の大きさとの対比。
2体共、かなり小さく見えるが俺の手が巨体過ぎる訳ではなく、
ガラスと剥製の間に若干の隙間が有る為に、遠近法で必要以上に小さく見えるだけ。

「チビトガリネズミ」は4~5cm位。(指、2関節分位)




■意外とお茶目な、シートン作のイラスト。
シートンの写実的なイラストは見た事があったが、漫画的なイラストも描いていたとは。




■パンフレットの帯をめくると、骨が・・・
この様な遊び心は、かなり好き。
でも、めくる前の動物と位置を完全に一致させて欲しかった、惜しい。


珍しく今回は、恐竜展では恒例(笑)の泣き叫ぶ子供が殆ど見られなかった。

今回は内容が「哺乳類」で親にとっては比較的に興味の有る展示(対象)だったので、
恐竜展の時の様に親が詰まらなそうにしている空気が子供に伝染する事が無かったからか。
いや、泣き叫ぶ位の幼い子供が少なかっただけか?
単純に、夏休みでは無かったからか?(夏は暑くて疲れるから?)


今年はこれから行われる恐竜(生物)関係の特別展が控えている。

「大哺乳類展-海のなかまたち」
「地球最古の恐竜展」
「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライヴ・アリーナ・イン・ジャパン」

まだまだ、楽しみが一杯!!

ユネスコ村

2006-10-07 04:54:26 | 恐竜展/その他

9月30日で営業休止になったユネスコ村の「大恐竜探検館」に行って来た。
開園当初に一回だけ行った事があったので今回で二回目。
ボート(自動で動く)に乗って動く恐竜を見て回る物で、時間は10分~15分位のアトラクション。
これ以外はメリーゴーランド等があるだけで恐竜関係のアトラクションは無い。
(化石館等の学べる施設はある)
開園から10年以上も経っているので、何か新しいアトラクション等が出来ているかと期待していたが変化は無かった。
客は恐竜関係で楽しみたいと考えているのに、全体的に恐竜で遊べる施設が少ない印象なので
色々と考えてみた。(既に営業休止になっているが気にしない)

①幼児・低学年向け
「骨の発掘を体験する」
●園内に隠してある恐竜の骨(模型)を探す(発掘する)イベント。

②中学年向け
「復元を体験する」
●骨の模型(30cm位の物)に粘土で復元模型を作る

③高学年向け
「新しい説を考える」
●自分なりの体色を考えてみる
(白い模型に思考錯誤しながら色を塗る)
●自分なりの復元姿勢を考えてみる
(全ての骨が動く骨格模型で思考錯誤する)

③一般向け
「実物大の復元を体験する」
●実物大の復元を体験する←皆で時間をかけて作る
(実物大の骨に肉付けして体感する)

以上の様な施設(イベント)があったら客の満足度も高くなったかもしれない。


調べてみると大恐竜探検館の客の減りが問題だった訳では無く、自動で動くボートのメンテナンスに金が掛かり過ぎたらしい。
ボートの通り道に敷詰めてあるロラーの修理・維持費が掛かり過ぎるならボートは止めて車にでもすれば良かっつたのでは・・・



この画像は恐竜発掘の初期(1880年頃)の復元作業を再現した模型。
人間のサイズは10cm強だが腕等が動いている精巧な模型だった。
この模型も処分して仕舞うなら欲しいな・・・

恐竜の科学展

2006-06-16 20:01:45 | 恐竜展/その他
少し情報が古いが、5月7日迄行われていた「恐竜の科学展」に行って来た。

■残念ながら内容はそれなりだったが、復元画家の小田隆さんの原画の
販買のコーナーがあり本人のサインが貰えた。
こちらがリクエストした恐竜を描いてくれて、ディノニクスを頼んだら1・2分でサラサラと描き上げてくれた。

■動刻ではドロマエオサウルス類(たしかヴェロキラプトル)が良い悪役ぶり(?)だった。
会場の暗さ・動刻の動き・泣き声で、かなりの子供達が怯えていた。(たまにカップルも怯えていた)

俺としては、羽毛が生えてたり顔もなかなかの男前(?)でカッコイイと思いた。