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東村山・小平経営者倫理法人会モーニングセミナー毎週水曜日朝6:30から八坂神社にて開催!

東村山・小平経営者倫理法人会モーニングセミナーの要旨を載せています。「万人幸福の栞」明朗・愛和・喜働・純情

「酒を飲んで知る日本人」

2009年08月11日 | Weblog
2009年8月5日(水)6:30~7:30八坂神社に於いて
東村山市経営者倫理法人会モーニングセミナーが開催されました。

講 師 青梅市倫理法人会 会長、法人レクチャラー 
小澤酒造㈱ 代表取締役 小澤 順一郎 氏

テーマ 「酒を飲んで知る日本人」

日本人はお米(稲作)の民族。ひとつの水利にができ、どうやって助け合って生きていくかのルール・掟ができた。

外国の神様は人間を超越したもの。人の形をしている。日本の神様は自然を司るもの、人間も神様に生かされている。人間も自然の一部である。

神様は山の上に住むとされていた。神事を行うのに山の頂上に行くのは大変。そこで、に神社を作り、冠婚葬祭を楽に出来るようにした。

神社は昔の役所的存在。神様=「さ」神様
「さ」と気「け」を通じ合うものが、酒。神様を呼ぶために必要になった酒。
神事のたびに酒が飲める。

徳川の米政策(世辞と経済が米)大名の大きさを米の石数=お金で表す。加賀100万石。
庄屋は、余剰米でお酒を作る権利=酒造株を持つ。

地方の食文化とともに酒が当たり前のものになる。
物流の発達、情報化時代。全国の酒が中央に集まって地酒ブームに。

ブームの勝者は新潟の端麗辛口(日本人の食文化の変化のため)
昔は、寄り合いや神事の後に「煮しめ」(こんにゃく・いも・にんじんを煮た物)を食べながら「酒」を飲む。

和食=「だし」の文化。公家文化。食のうまみを引き出すのは、ぬる燗を平たいおちょこ一杯をくっと飲む。京都伏見の酒。

庶民は、しょうゆや塩で味付けされた料理で酒を飲む。辛口のひや酒をぐい飲みでちびちび飲む。冬は暖まるために熱燗で飲む。剣菱に代表される灘の辛口の酒。

最近は、ポテトチップスや鳥のから揚げで「酒」を飲む。
そうすると、端麗辛口の酒が合う。

それに気づいたのはアサヒビール(スーパードライ)

醸造酒は納豆やヨーグルトと同じ発酵食品。栄養がある。

飲める人(NN・ND)、飲めない人(DD)の因子がある。
飲める人(ND)同士が結婚しても飲めない人(DD)が生まれる可能性がある。
だから、家族みんなが飲めるのに自分だけ飲めないという場合もある。

*次回のモーニングセミナーは2009年8月19日(水)
講 師 渋谷区中央倫理法人会 副会長、東京都レクチャラー、
全日本書文化振興連盟 全国理事 志村 公敏 氏

テーマ 「筆跡を変えれば、人生が変わる、会社も変わる」